劇場公開日 2025年3月20日

「【今作は、心地良いのにそれなりに切実な女子大生2人のダサイクルな人生を前半オフビート調で描いた作品。そして、ラストのルカが青春と決別するネムルバカ演奏シーンが激烈に格好良い作品でもある。】」ネムルバカ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【今作は、心地良いのにそれなりに切実な女子大生2人のダサイクルな人生を前半オフビート調で描いた作品。そして、ラストのルカが青春と決別するネムルバカ演奏シーンが激烈に格好良い作品でもある。】

2025年8月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

幸せ

■どっかの大学のボロッチイ女子寮で同じ部屋に住む黒髪が綺麗だが怠惰な後輩・入巣柚実(久保史緒里)と茶髪のイケテル先輩・鯨井ルカ(平祐奈)の女子大生2人。
 只、日々を過ごす入巣は何となくDVD屋でバイトする日々を送り、ルカはいつも金欠状態だがインディーズバンド、”ピートモス”で夢を追いかけている。
 2人はゆるくもどこか心地良い日々を過ごしていたが、或る日ルカに大手音楽事務所から声が掛かり、二人の生活は大きく変わっていく。

◆感想<Caution!内容に触れている・・かな?>

・”阪元裕吾監督作品だったら、アクションでしょ!”という理由で、車をブッ飛ばせば一時間の所にある映画館で上映されたこの作品を映画館で観なかったオイラのおバカ!である。
 一体、何をしてんだか!って感じである。

・前半は、”ベイビーわるきゅーれ”のオフビート調で、柚実とルカのダラダラ生活が描かれる。更に柚実に纏わりつくバイト先のいい年をしたポッチャリでぶっちょ仲崎(兎)の全然イケテナイ姿や、二人のパシリ兼お財布の田口クン(綱啓永)の姿が、可笑しすぎる。特に田口クンの変なナビには笑うなあ。売ってるのかなあ。買おうかなあ。
 正に、劇中で台詞で出る“ダサイクル“な青春である。

■だが、”ピートモス”の超格好良い曲”ネムルバカ”が出来た理由が、ルカから入巣柚実に明かされるシーン。”アンタの寝言から作ったんだよ。メロディが格好良いから。”で、ぶっ飛ぶのである。
 二人で作った曲だったのである。一名は無自覚であるが・・。

・そして、大学を辞め、メジャーデビューした鯨井ルカのステージ。
 柚実や”ピートモス”のメンバーが観客席で聴く中で、ルカはアイドルのキラキラした格好でアイドル曲を歌うのだが、柚実は目に涙を浮かべて”そんなんじゃないよ!”と呟くのである。
 だが、その言葉の後にルカは、柚実と”ピートモス”の名を告げて、”ネムルバカ”をそれまでの曲とは一変して、ギターリフを激しく効かせてソロで謳いあげ、エレキギターをステージ場に”ガーン!”と投げ捨てて、舞台から失踪するのである。
 実に格好良いシーンであり、イケテル先輩・鯨井ルカが、自らの青春と仲間と決別した瞬間である。

<今作は、心地良いのにそれなりに切実な女子大生2人のダサイクルな人生を前半オフビート調で描いた作品。そして、ラストのルカの青春と決別する”ネムルバカ”演奏シーンが激烈に格好良い作品なのである。>

NOBU
ゆきさんのコメント
2025年8月30日

おはようございます。
えーー!NOBUさん、本作劇場でご覧になってなかったのですね〜!!
意外でした。
つか、もう配信で見られるのか!
又見なきゃ!
史緒里ちゃん祐奈ちゃん2人が超良かったですよね!
ライブシーンは熱かったです!
泣きそうでした。

ゆき
トミーさんのコメント
2025年8月29日

共感ありがとうございます。
原作も読んだのですが、壺磨きとかは漫画の方が解り易い感じでした。バイト先の店長が身震いする程キモく、こっちは映画のが上でした。

トミー
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