「ぜんぶ良い」ネムルバカ ヨークさんの映画レビュー(感想・評価)
ぜんぶ良い
バンドで夢を追う者と何も目標がない者による物語。
大学生にありがちなモラトリアム感ある生活が描かれ、どこにでもあるような、誰もが一度は経験したことがあるような日々が懐かしくまぶしい!
何者かになりたくてもがいている人には痛みを伴って刺さるだろうし、やりたい気持ちはあるけれどしたいことがない人には共感すること必至。
そして、その職業になること自体が目標になってしまう危うさを描いている映画でもあるとおもう。
まあ、社会人になるとこれもよくある話で、「自分がしたかったのはこんなことなんだろうか…」みたいな若さ故の迷い。
良い。全部、良い。
そんな若さもゆるさもまぶしさもほろ苦さも全部全部良いんだよ!輝いてるんだよ!
これはルカと入巣のシスターフッドの物語でもあるし、最高純度の青春物語でもある!
ラストはもう感涙…。いろんな想いがあふれて涙がこぼれる…。
あと、坂元監督ファンとしては、入巣とルカの何気ない会話で「べびわる」のちさと&まひろを思い出してしまうのは仕方ないこと。このゆるい日常トークが大好き!途中からルカがまひろに見えてきてしまうのは末期的なのかもしれないけれど、観ながら思わず微笑んでしまう。
何度でも観たい。
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