「吉田怜香と大熊杏優が主役級!」悪鬼のウイルス ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
吉田怜香と大熊杏優が主役級!
原作未読&主演の村重杏奈がバラエティで活躍していることを知らない私ですが
本作を鑑賞。
鑑賞動機は、チラシのビジュアルですね。村重杏奈が美しかったからです(笑)
本気で観るのか!?を最終判断するために
予告も昨日になってようやくYoutubeで視聴しました。
このYouTuberが大変な目に遭う的な作品は
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が始まりだと思いますが(実は途中までしか鑑賞していません)、
昨年11月に鑑賞した『デッドストリーム』などが記憶に新しいところです。
本作は、恐怖の対象がはっきりしていて、鬼化した人ですね。
鬼になる条件は、次の3点です。
・大人になっていること(性交渉の経験者)
・人を殺したことがあること(冒頭のシーンの意味が最後でわかるようになっています)
・新月の日
※ウイルスというのは劇中でワードとしては出てきませんし、
鬼というより、いわゆる吸血鬼🧛なんですよね。血を欲して噛み付いてきますからね。
だから、ドラキュラなんかと同じロジックで感染していく、それをウイルスと表現しているのでしょう。
ストーリーも演出も実に凡庸、鬼の造形も怖くなく感じましたが、
吉田怜香と大熊杏優のキャラが立っていて、ビジュアルもアクションも良くて、素晴らしかったですね。
村重杏奈は主役なのに影が薄いと感じましたし、智樹(太田将煕)を自分のモノにしようという行動が
今ひとつ共感できないところでしたね。
行方不明になった主人公たちの家族で、智樹たちが残した動画を観るシーンがありますけれど、
そこからの発展性はなく、あ、ちゃんと届いたんだなということがわかる程度でした。
そのために智樹たちはラストまで頑張っていたので、そこからの発展性も欲しかったところですね。
※ニュースにはなっていたので、そこから発展するのかもしれませんが・・・
オチもどうなんでしょうか。※原作を少しだけ立ち読みしましたが、映画とは違うラストっぽいですね
え!?新月明けているはずなのに、智樹は鬼になるんだ?と。性交渉はいつしたんでしょうね。
性交渉を既に済ませている人物だとするならば、
鬼になるタイミングとしては、颯太(桑山隆太)より前じゃないと辻褄があわないと思うんですよね。
ここは気になっちゃって、エンドロールに集中できませんでした(笑)
というわけで、私を含めて観客2名という寂しい劇場内でしたが、
私としては、吉田怜香と大熊杏優の魅力を発見できる良い機会となりました。
鬼化の条件は複合的なものでなく、「性交渉は間違いで殺人だったかも」という形ですね。
それも新月設定含めて最後にひっくり返されるのですが…
全滅エンドが分かってしまうので、ファウンドフッテージ要素は余計でした。
挙げられてる2人、魅力的なのに強い女の子という役柄がバッティングしてるのが勿体ない。
吉田伶香と大熊杏優に比べると村重杏奈はパッとしませんでしたね。
最初から出てた華村あすかと比べても、華村あすかの方がスタイル良くて美人だったと思います。
他に魅力的な女優が何人も居るのに、何で村重杏奈が主役?って疑問だらけでした。
単に名前が知られてるだけですよね。
コメントありがとうございます。
女優さんの名前も覚えました。ホラー映画を観慣れている方には、大した事はないのかもしれませんが、面白かったです。
但し、土曜日なのに、お客さんが私を含めて二人だったので、興行収入大丈夫かなあとは思いました。ではでは。