劇場公開日 2025年1月17日

敵のレビュー・感想・評価

全337件中、81~100件目を表示

3.5原作を読みたくなる

2025年2月7日
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老いた人の夢と現のおぼろげな感じをヴァーチャル体験できる。モノクロというか、セピアであることに大きな意味というかヒントがある。原作読もう。

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ouosou

4.5長塚京三

2025年2月7日
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90年代半ばに理想の上司として、CM、ドラマで活躍していた長塚京三

齢80にもなるタイミングで主演映画、素晴らしい

客席ほぼ高齢者のなか、死へと向かう独居老人の元大学教授役、皆さん、どんな気持ちでご覧になったのでしょうか!?

自炊も掃除も小まめにし、浪費もせず平穏な毎日を過ごしているのに、瀧内公美や河合優実が…

アラフィフ独身男の私は、いつ来るかわからない未来を観せられているようで、多少ブルーに…オワリ

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うんこたれぞう

3.5せんせい・・・

2025年2月6日
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知的

難しい

原作は筒井康隆の小説、大学退職後の余生を過ごす独居老人に突如現れた「敵」との物語を描いた話題作。

私なりの見所と勝手解釈、楽しみ方を申し上げると、まず出演者が素晴らしい。先生の長塚京三は実年齢も先生と変らないのに若くも年寄りにも見えた。皺や毛穴までクッキリと見えるのになぜかカッコいい。先生のアップに見惚れてしまった。元教え子の鷹司靖子の瀧内公美もイイ感じの妖艶さを醸し出し、彼女に「せんせい…」と呼ばれてみたくなる魅力があった。
もう一つの見所は、全編のモノクロだ。造形物が映えるので、何気ない生活用品が調度品のように美しく見えた。確かにカラーより美しいと思う。

肝心の先生像に迫ると、よく食べる、よく飲む、若い女に仏文学を語る、そして「敵」と戦う、のである。食、酒、女、敵、これは男の「生きる」そのモノではないだろうか。

最後に、鑑賞後の私なりの楽しみ方を。物語に対し意味微妙なアイテムがいくつか登場する。井戸、犬の糞、古い写真、双眼鏡等…これらは心理学では何かあるのかもしれないが、寓意として何かあるのか、それは自分なりの解釈で楽しみたい。まさに話題の尽きない話題作である。

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ihatakaeight

3.5反面教師ならぬ反面教授?

2025年2月6日
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悲しい

難しい

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WKB

1.0妄想日記

2025年2月6日
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Ksy

3.0初老男性のそこはかとない不安

2025年2月6日
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大学教員という、ある意味で「浮き世離れ」した学究生活を送ってきた儀助にも、やはり「この後」の不安があった…否、実はその不安で心がいっぱいだったのだろうと、評論子は思います。

年金と、現役時代に貯めた預貯金と、細々と続く雑誌の連載記事の原稿料や講演料で食いつないではいるものの、連載は不安定で資金源は限られ、「出(いず)るを測って入るを制す」るような生活は、とうてい望むべくもない。

いざという時には「自死」という非常手段を選択する決心だったが、いざ試みてみると、それも上手くはいかない。

儀助の内心に実は伏在していた、そのそこはかとない「不安」が、原稿執筆に使っているパソコンに届く迷惑メールに触発され、また、自分が遭うとはつゆも考えていなかった振り込め詐欺の被害に遭ってしまうことで、その不安が一気に顕在化して(預貯金残高の計算上=想念上のものとしてではなく)まさに現実のものとして「敵」が襲ってくる―。

死期は自分で選ぼうとすれば選べないこともないが(認知症によると思われる)せん妄の恐怖は、自分の意思では避けることができない―。

つまり、それまでは浮世の風にはそうそうは当たらない生活をしていたところ、実社会では現実に起きている振り込め詐欺の被害にに自分も遭ってしまったということで、自身の暮らしも現実とは無縁ではないことを改めて知らされたという意味では、1,000万円の残高のうちの300万円とは言え、儀助にとっては、足元の床を取り払われて、奈落まで突き落とされたような衝撃だったのではないかと、評論子には思われました。
(儀助が関心をもって手にするであろうことを見越して、フランス文学の本に、これ見よがしに学費未納の通知をしおり代わりにしておく―。儀助は、その下心から、まんまと菅井…スナックで知り合っただけの若い女性…に嵌(は)められてしまったというべきでしょう。)

美しいモノクロの映像で、儀助のその不安を見事に活写した佳作というのが、評論子の本作に対する評でした。

そして、本作を(カラーではなく)モノクロで撮ったというのには、画面の質感の美しさの他に、もう一つ理由があったのではないかと、評論子は思います。
それは、儀助の想念の世界を主として描く本作は、フルカラーではビビット過ぎる…現実味があり過ぎるということで。

令和の今に、あえてモノクロで本作を撮ったことは、本作の製作意図から、まったく適切な選択だったということに、おそらく異論はないこととも思います。

本作は、『腑抜けども、悲しみの愛をみせろ』で、家族をめぐる人間関係を、シニカルに、はたまたコミカルに、見事に切り取ってみせた吉田大八監督の手になる作品として鑑賞したものでしたけれども。
人間関係(人)の内面を描ききったという点では、その期待に少しも違うことがなかった佳作だったことも、評論子には嬉しい一本だったと思います。

(追記)
ご本人は末期に向かって静かに隠遁生活を営んでいるつもりなのかも知れませんけれども。

しかし、教え子の女性が訪ねてくると、何を期待してか、仏壇にある亡き妻の遺影を静かに倒しておくあたりは、儀助もなかなか「茶目っ気」のあるおじいちゃんで、「世俗」を捨てきれてはいないのかも知れません。

(追記)
溜め込んでいた大量の石鹸には、驚きました。
しかし、儀助の年代を考えると、溜め込んでいたのが「石鹸」ということには、意味がありそうです。

全身洗浄も、略々(ほぼほぼ)ボディソープにとって代わられて、令和の今、石鹸で体を洗う人は、そうは多くはないと思います(石鹸でも、保湿効果に優れたものを愛用している人はいると想いますが)。

評論子の子供時代は、男性は、石鹸一つで頭から体まで、ぜんぶ洗っていたのを思い出しました。
頭髪を洗うシャンプーは、女性が使うもの。
(実際、お風呂の待合室で忘れ物の入浴道具が見つかり、「シャンプーが入っているから、女性客の忘れ物だ」と、周囲が断定するくらい。)

風呂用品を入れた風呂桶を持って銭湯に行くのは、もっぱら女性で、男性は、タオルのほかは石鹸箱ひとつだけの「軽装」というのが、当たり前の時代でした。

男性が、シャンプーやトリートメント、ボディソープを使うようになったのは、いつ頃からでしょうか。
(ちなみに。評論子は今も昔もクイックカットで倹(つま)しく済ませているときに、評論子の息子は、大学生の頃からは、美容室で髪を切っていたようです)

かてて加えて、老人は、往々にして「もったいない」精神で物を捨てずに溜め込む習性のあるもの。

お若い方にはピンと来なかったかも知れませんが、儀助が石鹸を溜め込んでいたことは、上記のような経験のある年代の方には、「さもありなん」と、思い当たったのではないかと、評論子は思います。

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talkie

5.0今、私の敵は何だろうか…

2025年2月6日
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否応なく父の面影に重ねながらの鑑賞になりました。
3週間前に86歳の父が急逝したもので。
“生きてきた”という事を振り返るには
モノクロの世界で良かったな。
無理はせず、出来る限りで良いけど自分の心を護りながら歳を重ねたいと感じました。

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ききみみずきん

3.0自然

2025年2月6日
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悲しい

知的

難しい

前半は★★★★後半は★★。
ストーリーは良かったが夢オチが多過ぎかな?半分くらいで良かったのではないかと思う。
長塚京三さんの前半の演技が自然過ぎてまるで長塚さんのドキュメンタリーを観ているようでした。
瀧内公美さんは艶がありましたね。
いま注目の河合優実さんは出番が少ないもののインパクトが強かったです。
2人とも「由宇子の天秤」とは随分イメージが違います。俳優っては凄いですよね。
自分が思うに「敵」は老いや認知症だと思いましたがどうなんでしょうね。

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よう

5.0実写版パプリカ

2025年2月5日
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怖い

知的

難しい

よくぞこれを映像化した。原作は前半と後半の落差に愕然とさせらる構成になっているが本映像作品はその辺の移行が実に見事で理解しやすい。とにかく長塚京三のひとり芝居が凄い。勿論共演者は居るのだが、ほとんど一人芝居と言ってもいいレベルだ。🎦PERFECT DAYSの 役所広司を思う浮かべてしまった。それとなにより極めて注目すべきは🎦桐島、部活やめるってよが全く理解できず、🎦紙の月も焦点がぼけてるようにしか思えなかったのが、この作品ではその才能を全開放している監督、吉田大八の才能の凄さである。この表現なら分かる、この監督の凄さが。このコンテキストなら読み取る事が出来る。この方法論で今一度この監督作品追っ駆け直してみてもいいかも知れない。

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mark108hello

4.0長塚京三が全ての映画。

2025年2月5日
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(敵)は死であり、老いという攻撃を受けながら、最後は力つき敗(北)する、を独特な視点と発想と悲哀とちょっぴりのコミカルで表現した秀作だと思いました。

多分若い頃に観たら意味は分かるものの、深い共感までは至らなかったのではと思います。

配偶者との別れ、抑揚のないマンネリ生活、孤独、仕事、収入、病気、ボケ、詐欺、相続、老醜、加齢臭、性などなど、人が死に近づくにつれ襲ってくる大小様々な問題に対し、時には翻弄され、時には受入れ、時には迎合していく引退したフランス文学教授の”老人”を長塚京三が品良く、そして身体を張って演じられておりました。(何度かある入浴シーンカッコよかったですよ)

全編モノクロ映像なので変な生々しさが薄れる代わりにドキュメンタリー感が強く出て来るため、長塚さんの生来持っているアカデミックなイメージと合わさり、本当の独居老人のリアルなノンフィクション映画を観ている感覚になりました。

物語の終盤になり、初めて筒井康隆色を感じることができるのですが、終盤のシーンこそ監督のオリジナルだそう・・・。

長塚さんを最初に認識したのは賀来千香子主演の「典奴どすえ」というテレビドラマでしたが、毎回賀来さんに振り回される上司をコミカルに演じられていたので、当初は喜劇役者さんかと思っておりました。
ですが、私にとって今ではあんな風に年をとれたらなあと思っている一番のモデルケースかもしれません。

平日の日比谷はおじさん、おばさんでいっぱいでしたが、皆様どういったご感想をお持ちになられたのか是非聞いてみたいと思いました。

ちなみに私もフランス書院派でしたw。

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カツベン二郎

4.5リタイアしたインテリの妄想

2025年2月5日
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笑える

怖い

知的

多くの人が感じるように前半部分は「パーフェクトディズ」を彷彿とさせる展開でした。主人公の折り目正しい静かな日常がスクリーンの上を淡々と流れていく。ただ、パーフェクトディズの平山とは異なり、この映画の主人公は現役時代、大学教授でフランス文学の権威で今も講演やら執筆活動を続けており、その活動を通じて社会とも細々とではあるが繋がりを保っている。恵まれた老人でもある。
しかし途中から一転。筒井ワールド全開の展開となっていく。良識あるインテリ渡邉儀助が現役時代に心のなかで描いていた欲望、後悔、鬱憤やらが妄想として噴き出していく。そして次第に現実世界との境界が曖昧になっていく。
マゾヒズム、女性との情事、先立った妻に対する後ろめたさ、がさつな編集者への怒りなどなど。これらの妄想、願望がいかにもありそうだなという感じがしてとてもおもしろい。
モノクロ映像の中、主人公渡邉儀助の住む古い家屋の令和の中にぽつんと取り残された昭和という感じがとても胸に沁みた。

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ゆみあり

3.0老いへの恐怖

2025年2月5日
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悲しい

難しい

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MOVIE FUN MAMIKO

2.0第三種石鹸遭遇

2025年2月5日
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梨剥く侍

4.0高度な絵作りをして、しっかりエンタメしている、最近の邦画では稀有な作品

2025年2月5日
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笑える

怖い

知的

まず、少ない予算を逆手にとって、夢と現があいまいになるモノクロにしたのが英断。

原作のエッセンスを簡潔にくみ取る脚本も秀逸。筒井康隆らしい笑いも、劇場は狙い通りの反応だった。

撮影、照明も素晴らしい。特に照明。だんだんと夢か現実か昼か夜かも分からなくなってくるのも、激しい戦闘も、光で表現されていた。

音楽はそれ自体は特筆すべきものではなかったが、使いどころが完璧だった。

渋いキャスティングも素晴らしい。

モノクロで、このキャスティングで、最初から最後まで高度な絵作りをして、しっかりエンタメしている、最近の邦画では稀有な作品。

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エリセ

4.0単細胞的に考えました。

2025年2月5日
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怖い

幸せ

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吉住くん

5.0本年屈指の傑作

2025年2月5日
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描写の破壊力凄かった!モノクロの世界なのに不思議なことに食べ物が美味しそうに感じました。
前半はパーフェクトデイズ見てる感覚になりましたね

見てて夢か?現実か?生か?死か?って混沌としてましたが私の中では老後の不安や恐怖を視覚化した作品なのかな?と。
誰もが通る老後、
・お金のこと
・情弱が故に引っかかりやすい「フィッシング詐欺」
・面倒見が良いが故に騙されてお金取られてしまったり
・欲が出て教え子相手に妄想してしまったり
・病気への不安(松尾貴史が病室で「敵」って言ってましたね)
・認知症への不安
・亡くなった奥様を思い寂しさや孤独感
・死後の家の事
・死ぬ事

いろんな不安や恐怖がある中で
この作品は夢オチかな?妄想かな?とか認知症が見る世界を視覚化したものなのかな?とか、どれにでも当てはまると思うんですよね!
まぁテーマが深い

この作品は若い世代より50代より上の世代が見た方が刺さると思います。

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アリさん

3.5塩昆布茶漬け〆

2025年2月4日
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朝食の完成度にその都度引き寄せられる。毎回1人分を炊くのは大変。レンチンはやはり欠かせないだろうと要らぬ心配。
夢まどろむような世界は筒井康隆らしさで、ここでもよく表現されており、懐かしくもある。敵がくるか。

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Kj

5.0老後の不安を敵に見立てて映像化🧓👵⤵️

2025年2月4日
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誰にでも必ず起こる出来事!
老後の不安て、死、お金の事、認知症やら病気、仕事、家の事、孤独、詐欺、死んだ後の事、様々な不安や恐怖を敵として描いてる名作ですね!(敵は急にやって来るって言ってたけど一理アリ過ぎるし🐜💨)
あとこの作品原作者がカラーだと色が余計だと思っていたという事で白黒作品で良かったって言ってますが日本家屋やら食べ物やら白黒だからこそより効果が高かったとも思えますし完全同意です🫡
下品な話でもあるんだけど品があるのは不思議❓
意外に分かりやすい展開と内容で敵の正体も直ぐに分かり色々と上手く作っているなあと感心してしまいましたよ🔥という訳でネタバレでも無いので老後の不安を視覚化してるという前提の知識があった上で初見で観るのも全然アリだと思います🐜
あと敵が北から来るってのがフック🪝で何かに襲撃される話だとミスリードされるし井戸が怪しいとか女子が怪しいとか勝手に勘違いする仕掛けにもなっていて面白かったしまんまと騙されてワケがわからんからクソ面白くないって感想もあって賛否はハッキリ分かれるだろうと思って居ましたがその通りでしたね😱
あと夢オチ、妄想、認知症、どれに当てはめても辻褄が合うし結局根本の老いの不安と恐怖って部分は変わらないからどう解釈しても良いと思います。(敵の正体が分かった上で2回目の鑑賞だとより面白く作品を見る事が出来るからリピートしたくなるんだよなあ敵は👀✨)
あとラスト付近は白黒なのも含めて鉄男みたいな映像でパンチが効いてましたよ🤍🖤👀💥✊
あと綺麗な自分の昔の教え子や👩‍🎓飲み屋の若い子が👩‍🦰明らかに自分に好意があるような🥰感じで絶妙に美味しいモノが食べたいとか🍽️フランス文学を先生に習いたかったとか🇫🇷📕家に来て夜遅くまで居たり酒飲んで離婚するみたいな話をしたり勘違いして惑わされるような絶妙な距離感に向こうからグイグイ距離を縮めて来る感じもより独身の老人の理性を破壊する原因になってて恐ろしかったですね😨(あれは主人公が一線引いて誘ったりエロい事をしようと実際にはしてないからこそのあの妄想又は夢又は幻覚に繋がっていてより作品として効果的になってたね🎯)
あと奇跡体験したんですが平日の田舎のミニシアターの最終上映という事で客が他にゼロで貸し切り状態って贅沢過ぎるんよ💰
観て面白いと言えるのは多分55歳以上とかになると思うんですが若い人が👶鑑賞すると実感がまだ無いから面白いとはならないと思いますし自分のような超絶孤独なエロゴミクソジジイにはブッ刺さりまくるんだと思いますよ🤮
万人受けはしないだろうけど間違い無く質の高い作品です!
あと前半の同じルーティンを繰り返すおじさんて部分とかまんまパーフェクトデイズですが敵は老後のマイナス部分がテーマなので裏パーフェクトデイズって感じですね🫣テーマも深いし後半の演出は下手なホラーより怖いし😱(最後に集団で襲って来たやつは様々な不安が具現化した集合体で白黒映像がより気持ち悪さを増す効果があったと思います!)
大腸検査の女の医師との会話は超大爆笑してしまい🤣😂劇場貸し切りで無人だったから助かりましたよ😂
最後に老後の恐怖と言う名の敵から逃げていたのにそれを受け入れて立ち向かうラストはめちゃくちゃ感動したしラストのセリフの春になればまたみんなに会えるってのも深くて死の向こう側には再生が必ずあるというのを暗示した言葉でハッピーエンドとも言えますよ🌷🪦👻👶🏻😭(結局いずれ全員に絶対に訪れる事ですから🪦)
あと白黒なのに食べてるモノの色や匂いまで感じる映像のおかげでめちゃくちゃお腹減ったし飯テロ映画でもありますね🍽️
まあ結局語る事が多くなりがちな満足感の高い怪物や市子を見た時のような感覚がありました✊
この作品好き過ぎてパンフレットをついつい購入してしまいましたよ📕⤴️
見終わって家に帰って寝てみて分かりましたが映像のインパクトが強くて脳🧠に焼き付け現象が起きててPTSDみたいになってます🥹(観て2日経ちましたがまだ脳の焼き付き現象が治ってないです👀🧠💥)
よほどな事が起きない限り年間ベスト1間違い無しです🏆

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お主ナトゥはご存じか2.1ver.

4.0敵は何?

2025年2月4日
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モノクロなのに、とても美味しそうなに圧倒され、瀧内公美の妖艶な佇まいにクラクラ、現実と性的な妄想に囚われていく様がとても良かった

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クロノスケ3号

3.5どこまでが現実で、どこからが違うのか?

2025年2月4日
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 河合優実の演技を見たくて見に行ったが中心となる長塚京三が演じる元大学教授の内面が上手く演じられていた。瀧内公美が「光る君へ」で見せたようなおどろおどろしさと河合優実の謎めいた役どころもいい。河合優実はコピーライトの「2023」年にNHKで放送した「かぞかぞ」の七実と宗教二世を演じたように作品ごとに役を使い分けられるのもよく分かる。河合優実が演じた学費を滞納している大学生に主人公が貯金を提供したあたりから現実から非現実に移ってしまったのが分かりにくい。ひょっとすると最初から内容が全て主人公の内面世界の現れなのかもしれないとも見えてしまう。筒井康隆原作の映像化を見た事があるのは原田知世版の「時をかける少女」と蓮佛美沙子版の「七瀬ふたたび」なのでライトノベルと大人向けの小説との違いもあるのだろうかと思った。

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大阪マフ