スピーク・ノー・イーブル 異常な家族のレビュー・感想・評価
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本文は【18歳未満お断り】 この映画は観ても観なくてもどっちでも良い。チラシの『マコボイ』の顔写真を見ただけで『ザ・ネタバレ』
「ナニの写真の見せ合いっこだけなら、浮気じゃないよね?」
こんなやりとりを真剣に夫婦喧嘩してたよ。
バッかじゃねぇの? これじゃアダルトビデオの題名じゃねぇかよ。思わず爆笑だぜ。
やっぱ、これギャグだよなぁ。そうじゃねぇとどうかしてるよな。
『アンチ デズニー』のギャグと信じたい。
それこそAV女優顔の嫁と情けな男がそれっぽいところはリアルなのかねぇ?
うしろの席の若カップルはどう思ったのかしらね。
「やだ~。」とか思って気まずい雰囲気にでもなってほしいところだねぇ。
まさか、ニヤニヤしてないだろうなぁ。
すっかり悪役専門になった『マコボイ』。もはやこの男の顔を見ただけでオチがバレる
『わらの犬』パターンの映画。
『イカれマコボイvsAV夫婦』。 これじゃ、かくれ名作の
「ガンマンvs食神族」(【18歳未満お断り映画】カート ラッセル出てます。アマゾンで観れます。)じゃねぇか。
よせばいいのに、例によって”パターン”の「『ぬいぐるみのお人形』を連れて帰るの!」なんて子供のいうこと聞かなきゃいいのに戻るから
めんどくせぇことになるんじゃねぇかよ。
もう、勝手にしてください。・・・よっと。
=まとめ=
見せ場は、冒頭のバックミラーと
「ナニの写真の見せ合いっこだけなら、浮気じゃないよね?」の夫婦喧嘩ギャグのみ。
何度も書くが、『マコボイ』の顔でオチがバレる観ても観なくてもどっちでもいい映画。
映画館でこれ観るよりアマゾンで中だるみを我慢しながら、
「ガンマンvs食神族」
(【18歳未満お断り映画】カート ラッセル出てます。アマゾンで観れます。)
の方が”ラストで大変なことが起きる”ので見応えあるかも。 「おぉっ、ここまでやるのかっ!」って。
おすすめはしませんが・・・。
= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
「グラディエーター」、「ジョーカー」など強力番組の客数不発が物語る様に今年の『お正月映画』は弾なし。
しっかし、もう12月だぜ。『お正月映画』ってどうしちゃったのよ。ヤバいんじゃないの?
「赤血球vs白血球」とか「グランデ魔女vs黒人魔女」とか「ジャングル大帝のパクリ」挙句の果ては
「ラピュタをパクッたドリームワークス」。
どれも幼稚園生向け。
「なんじゃ~こりゃぁ!」 観るもんねぇじゃねぇかよ! ほんとにこんなんでいいのかぁ?
まっ、 どうでもいいけど。(森川さんで)
戦慄の家族旅行
怖かったです。
しかし、良いサスペンスでした。
似たテーマの映画は他にもあると思うが、この作品は、猟奇的な殺人の残虐性、グロさに焦点を当てるのではなく、一般人である被害者家族の視点を通して、徐々に異常性が明らかになり、最終的に絶体絶命の状況からどう逃れるのかが物語の主軸となっています。そしてどうして殺人者はこの家族を選んだのか、そういう伏線もしっかり張っていた。
もし自分が同じような状況に遭遇したら、恐怖で怯え、冷静に対処することはできないだろう。作中の親たちも本当はただの一般人でとても怖かったはずですが、子供を守るために勇敢に立ち向かう姿から、「親」という存在の力強さを改めて感じました。
非常に恐ろしい話ですが、最後にちゃんと救いがあったのが本当に良かったです。それは単に家族が殺人者から逃げ延びたというだけでなく、ずっと捕らわれの身で苦しみ続け、最後には暴走してしまったアントが、ようやく涙を流せたことも含めての救いだと感じた。そのラストカットがとても大事で、物語の終止符として素晴らしかったと思う。
子供たちのIQ200ある
エンディング爽快で感動しちゃった。
麻酔打たれた悪党(♂)にパパが銃向けたときに「いやアントに渡したれ。彼にトドメささせたれ」って思ってたら、まさかの本当にアントがトドメ決めててもう興奮冷めやらぬよね。
パパが犠牲になって残り三人は助かるパティーンね…と思いきや、全員助かって全員殺してるしサイコーだよ…常にこのエンディングが良い…これを求めてたまである。
なんか後味悪いみたいな終わり方してたけど知らん。
皆でハイタッチしてニコニコで帰って良い。
後々の犠牲者も助かったわけだし、お前らヒーローだってばよ。胸はれよ。
あとアントの鍵の返し方天才かよ。
アグネスの太もも刺したのも、「怪我した~」って親を物陰に呼び出すかと思いきや、初潮装うとか天才なのよ。
思い付かなかったぜ。私の知能超えてる。
ママのカッターと硫酸とトンカチを使った淀みない攻撃も目を見張るわね。
「そこだよ!今だよ!やれ!!!」と思ってもやらないこと多いですからね。
トリガーが子供とパパなのも良いよね。
軍師:子供たち
アタッカー:ママ
運転手:パパ
ってパーティな訳ね。バランス良いじゃない。
まあエンディング爽快とは言いましたが、この夫婦たぶんマジで離婚するな…とか、アントとはもう二度と会わないだろうな…みたいな引きも良いですよね。
これでマジでハイタッチしてニコニコで帰られても「思ってたのと違う…」ってなりますからね。
鑑賞者はニコニコするけどお前らは精神ダメージ受けとけって欲求を見事に満たしてくれるじゃん。
この手のジャンル好きな人間のこと分かりすぎ。大好き。
でもやっぱり土壇場まで大人が使い物にならないのとか、硫酸意外と弱いなとか、そもそもこのジャンルに免疫無い人の入りとしてはオススメできないというところはあるので、星は控えめにしておきますね。
つまりこの手のジャンルが好きな人はすべからく全員見てね!!!!!!
私は好き!!!!
旅先で知り合った友人に招かれたら・・・
これ、なかなか面白かったです。
ジェームズ・マカヴォイの危機迫る狂気に、すっかり魅せられちゃいました。
オリジナルのデンマーク映画「胸騒ぎ」は、未見ですが、本作の影響でちょっと興味がでてきた感じです。
旅先で仲良くなった家族が、実家に招待されて狂気に晒される話。
家庭内で不和を抱えるアメリカ人一家が、旅先で出会ったイギリス人一家。障害を抱えた子供を温かく見守る楽しい父親(パディ)に、親しみを感じるベン。帰宅後、しばらくしてパディから片田舎の実家に遊びに来ないかと誘いが来た。
妻の不倫と、不安定な娘、就活もままならない現状から回避するかのように、ベン一家はパディの誘いを受ける。
楽しい一時を過ごすベン一家ではあったが、パディの奇異な振る舞いに、時折不安を煽られる。そんな中、上手く言葉を発せられないパディの息子は、ベンの娘に何かを伝えようとしていた・・・
【ネタバレ】
理想の家族を持つことが目的なのか?
パディは招いた一家を始末し、新たな子供を手中に収めることを繰り返していた。策略に気付き、逃走を図ったベン一家だったが、窮地に陥ってしまう・・・
もう、ここからは、ホラー全開。ドキドキの連続で楽しませてもらいました。
無事、逃げ延びることが出来るのか?
ラストは切ないですね。
みんな、トラウマにならないと良いけど・・・
ちょっと余談です。
本作品、それほど有名ではないので、映画館は一人で貸切状態でした。ところが映画が始まったところでカップルが入場してきました。なんと、ムタ話をしながら・・・
途中で席を移動したり、立ち上がったり、もちろんその都度会話が聞こえてくる。
エンドロールが始まった途端におしゃべりが始まって・・・
静かで綺麗なエンディングソングだったのに、余韻に浸るどころじゃなかった。せめて、外へ出て話せよ。
まったく、マナーの悪い客に怒り心頭で、パディの悪行が薄れちゃいました。
愛しのマカヴォイが…
「つぐない」や「ナルニア国物語」の私にとって素敵な王子様がどんどんサイコパス度増し増しになっていくなんて誰が想像出来ただろう
でもアントが救われて本当に良かった😭
それ、違うんだなあ
せっかくリメイク権獲得したのに、あのラストは改悪だよなあ。結局悪者がやられるってのはド定番だし、オリジナルはそういうラストじゃなかったからの評価なわけだから。
でも、序盤から中盤までは良かったんだよ。オリジナルよりも設定や場面描写、セリフ回しなんかが整理されていてスッと頭に入ってきたし。
なんと言っても、ジェームスマカヴォイだよね。あの圧倒的な存在感!名演でした!今回は「スプリット」よりな感じかな?ヒーローからヒールまでマルチにやれるのはすごいよね。
被害者夫婦の距離感もオリジナルよりもブレてなかったと思う。だから、後半までは、★5かなあ、っておもってたんだけどね。あんな平凡なラストじゃあ、一気にテンション下がるよ。
その感覚で見ていくと、家の電話線切られても、スマホ使えばいいじゃん。捕まったあと、ネットバンクで送金するんだからさ、とかね。
マカヴォイじゃなければ、★3かなあ?ほんと、ラストが惜しいよね。あれはいただけなかったな、個人的には。
「See no evil, hear no evil, speak no evil」という諺を覚えて帰ろう
2024.12.16 字幕 イオンシネマ京都桂川
2024年のアメリカ映画(110分、PG12)
原作は2022年の映画『胸騒ぎ(原題:Speak No Evil)』
ある田舎の家に招かれた一家に起こる不条理な出来事を描いたスリラー映画
監督はジェームズ・ワトキンス
脚本はジェームズ・ワトキンス&マッズ・タフルドップ&クリスチャン・タフルドップ
原題の『Speak No Evil』は「悪口は言わない」という意味
物語は、アメリカからロンドンに移住予定の一家がイタリアの旅行先で、イギリス郊外に住む一家と出会う様子が描かれて始まる
アメリカ人家族の父ベン・ダルトン(スクート・マクネイリー)は現在は失業中の身で、妻ルイーズ(マッケンジー・デイヴィス)の収入に頼りながら、娘のアグネス(アリックス・ウェスト・レフラー)とともに新しい生活を始めようとしていた
今回の旅はその気晴らしのようなもので、食事を楽しんだり、景色を楽しんだりしていた
あるときのこと、アグネスが大事にしていたぬいぐるみ「ホッピー」がどこかに行ってしまい、ベンは町中を探すことになった
どこにも見当たらずに家族の元に戻ると、ぬいぐるみを見つけた少年アント(ダン・ハフ)とその父パディ(ジェームズ・マカヴォイ)と母キアラ(アシュリン・フランシオーシ)がいた
お礼も兼ねて食事をすることになった彼らは、少々言葉の尖ったパディに戸惑いながらも、有意義な時間を過ごすことになった
そして、「今度はウチに遊びにこいよ」というパディの申し入れをベンは社交辞令のように受け止めていた
ロンドンに戻ったベンたちだったが、仕事は決まらぬまま時間だけが過ぎていく
そんな折、パディから誘いの手紙が来て、一家はその申し出を受けることになった
ルイーズは「遊びに行くには長い」と考えていたが、ベンは「気分転換になるだろう」と意に介さなかった
物語は、ベンたちがパディの家に招かれ、食事をするシーンから動き出す
ルイーズはベジタリアンだったが、それを知っているはずのパディが肉料理を出してきてしまう
さらに菜食主義論争に突入し「魚は食べるベジタリアン」と揶揄する
ルイーズは気分を害するものの、ベンは風習の違いだと宥め、体裁を繕うことになった
その後も、パディの言葉尻にルイーズが反応するものの、キアラとベンが間に入っていく
だが、2日目の夜に事件が起きてしまい、ルイーズは一瞬たりともこの家にいたくないと言い出す
それは、パディたちの寝室にアグネスがいたことで、彼らは理由も聞かず、挨拶をすることもなく、勝手に家を出て行ってしまうのであった
映画は、この帰宅と常にアグネスのぬいぐるみが無くなっていることに気づき、パディの家に戻る様子が描かれていく
アグネスはぬいぐるみがないとパニック発作を起こすため、やむを得ずにパディたちの元に戻ることになった
当初はベンだけが対応する予定だったが、車で待機するはずのルイーズまでもやってきてしまい、さらに話はややこしくなってしまうのである
このあたりまではほぼリメイク元と同じで、医者だと思い込んでいたとか、障害者を持っている家族に対して優越感を持っていたと指摘されるところもそのままだった
大きく違うのは、ベンたちがどうなるかというところで、これはネタバレレビューでも避けた方が良いかもしれない
リメイク元は「本当に理不尽に思える」というギリギリのラインを保っていたが、本作の場合は相手がサイコパスみたいな感じになっていて、さらに協力者も登場するので、後半は別の映画を観ているような感覚になる
そのままリメイクをする意味はないのだが、方法が違うとかになるのかなと思ったので、意外なまとめ方をしていたのは驚いてしまった
個人的にはリメイク元の最後まで不穏というのが好きで、北欧のじめッとした感じとか、若干宗教的な側面が出ていたのは良かったと思う
本作の場合は、父親が使えない人間で、それが家庭内不和になっていたり、妻の趣味が露呈して関係が悪化していたりした
そのあたりもテイストは同じだが、リメイク元の家族よりもさらに輪をかけてバカになっているように思えた
いずれにせよ、「新解釈 胸騒ぎ」として観ればOKな作品で、比べる意味もないと思う
スリラーとして楽しめるかどうかが肝心で、後半はホラーアクションっぽくなるのはお国柄のように思える
タイトルは「悪口を言わない」という意味で、「See no evil, hear no evil, speak no evil」という英語の諺の一部となっている
善意を嘲笑う悪意という意味もあり、それがパディの会話の中にふんだんに盛り込まれている
だが、ルイーズの方も礼節を欠く行動があって、それが根底にある思想と合致していくところが恐ろしくもある
なので、思想は体現し、それが相手の悪意を引き出しているとも言えるので、言動には注意した方が良いというメッセージが込められているのではないだろうか
ホラーというよりサスペンスかな
ホラーというよりサスペンスかスリラーのような感じがしました。「ドント・ブリーズ」や「クリーピー 偽りの隣人」が頭に浮かんできました。
最後の方の屋根からの脱出は、「エスター ファースト・キル」のセットに似ているなと思いました。
前半のそれぞれの家族の反応は、なかなか面白かったです。後半、2回程あくびが出ました。
母は強し、父はドジ
パトリックとキアラ夫婦たちとの会話にはイライラする
特にパトリックの喋りはくどい、偏執的
気持ち悪い
終盤に向けて恐怖心の強さが加速する
ラスト、車中にいるアントの表情が凄い
エンドロールで流れるバングルスの「胸いっぱいの愛」が呪いの歌のように聞こえる
Shady
リメイク元の「胸騒ぎ」の絶望度が凄まじく、観終わった後に肩をガックリ落としながら帰ったのが良い寄りの思い出なのですが、今作については自分が何を勝手に勘違いしていたのか、待ち構えている夫婦たち視点で進むもんだと思っていました。
前半はオリジナルをなぞりつつ、後半は全く違うアプローチで進めていく感じの作品で、どうしてもズルいなーという感情が拭えずじまいのリメイクでした。
どう考えたって怪しいパディ夫妻の家に向かったらあれやこれや大変な目に遭うというのは同じで、ベジタリアンだっつってるのに肉を食えと言われたり、パディ夫妻が論点をすり替えてあれやこれや使って論破をし、気弱なベンが何も言い返せずにいたりなどなどフォーマットをなぞりつつも不穏な雰囲気はそのままで、そのままでは無くアレンジを加えていたりはするんですが、食堂でのシーンの嫌〜な胸糞さが好みだったので、食事の場でやるような事ではない性的すぎるシーン&あっさり目な終わり方だったのが物足りなかったです。
娘がウサギのぬいぐるみが無くてパディ家に戻るまでの流れまでは同じなんですが、ブラムハウス式の手の加え方をしてきて、オリジナルでは主張ができなかったアビルもといアントが喋れないなりになんとかアグネスに伝えようとして、この一家の異常さを早い段階で伝える事によってオリジナルとは違うルートにいくってのは面白かったです。
ベン一家を捕まえるまでがタイヤをパンクさせたりハシゴをユラユラさせたりアントを落としてみたりと、だいぶ雑ですしモタモタしすぎててイライラしましたが、そこからはまぁアメリカっぽい感じのバトルが始まるのでええやんと思いつつも別に「胸騒ぎ」のリメイクでやらなくてもとは思いました。
ルイーズ役がマッケンジー・デイビスなのもあってかめちゃくちゃ戦闘スキルに長けていますし、カッターでの奇襲だったりトンカチ振りかざしたり、銃ぶっ放したり硫酸ぶっかけたりと相手がターミネーター達に比べると流石に何枚も劣るので楽勝そうでした。
家の中と屋根上と庭と限られたフィールドでの戦闘が行われて、オリジナルではそこまで出番のなかったヘルパーの男が戦闘要員として参加するのは笑いました。
全員見事に銃をぶっ放しますし、部屋の中に入らせないために家具を使って足止めしたりと一度この世界線を経験した夫婦が転生して反撃してるんじゃって考えになっちゃうくらいには緊迫感はありましたがホラー味は極薄になっていました。
鬱々としていたオリジナルとは異なりスカッとした感じで終わったり、報復に関しては完璧にこなしていたりと、オリジナルを観た時に思ったなんとかして逆襲できないものかを実現したようなものでしたが予想の範疇は超えてこないあっさりさはどうにも好きになれませんでした。
アメリカっぽい逆転劇として観ればまぁ及第点かなとは思いつつも、オリジナルの素晴らしい悍ましさにはどうやっても勝てなかったのかなと思いました。
リメイクを作るのは難しいと改めて突きつけられた気がしました。
鑑賞日 12/13
鑑賞時間 12:35〜14:40
座席 D-7
全てうさぎのせい
最近観たホラーやらスリラーやら系の中では1番の出来でした!!
ただのよくある"監禁お仕置き系"かと、
何となく先が読めちゃうな〜とか思いながら観たら大間違い、
驚きの家族構成!!色んな意味で異常ってわけね!
それにしても父使えない、母強い!
だから浮気されちゃうんだゾw
ワガママ娘はうさぎうさぎってうるさいしw
反省しろ!
追いかけっこでは、下ではなく上へ、外ではなく中へ逃げる、セオリーどおりで、イラついてうっかり声出ちゃったよw
おんぼろゲートなんて車でぶっ飛ばしちゃえよ!
でも無駄に大きな音で驚かすような安い演出がないのは良いね!
そして、何よりこれはアントくんのストーリーだな。
アント、これからは幸せになってくれ!!
『胸騒ぎ』とは別の作品として、これはこれで楽しめた。
冒頭からの幾つかのシーケンス、台詞、登場人物の名前やキャストの雰囲気まで、リメイク元の『胸騒ぎ』に忠実なようだけど、反面、それこそ冒頭から『胸騒ぎ』 より分かりやすい作り。リメイク元から離れ始めてからは普通のスリラー映画になった印象だけど、別の映画として、さらには『胸騒ぎ』の溜飲を下げるという意味でも楽しめた。
『スピーク・ノー・イーブル』 には、『胸騒ぎ』 にはなかった要素がいくつか付加されているんだけど、招待側の夫婦が歳の差カップルで、実は、十数年前に年端のいかない妻を夫が無理やり妻にしたらしい、とか、『胸騒ぎ』より少し年齢を上げた(それでも12歳)被害者家族の娘を、招待側夫が妻の後釜に据えようとした展開は、「胸糞」と言って楽しめるようなものではなく、そこは単純に、きわめて不快だった。
胸騒ぎしなかったよ。
オリジナルは未見です。
相当の胸糞映画のリメイクと聞いてたので
楽しみにしてましたが
全然胸糞悪くなかった。
導入部分までが無駄に長く
ダラダラしちゃって飽きてくる。
もう少しテンポよい展開希望。
どこもかしこも想像上回ることない。
アント役のダン・ホウくんが声を失ってるのに
あの演技力、将来がめちゃくちゃ楽しみ。
それにしても旅先で知り合った程度の夫婦の家に
週末泊まりがけで行くとか
わたしにはそもそも無理です(笑)
リメイク!?
イタリア旅行で知り合った一家から届いた招待状で…、田舎の農場で週末を過ごすことになるダルトン一家の話。
招かれたパディ、キアラ夫妻の家に着いたのも束の間、ダルトン一家の妻ルイーズは菜食主義にも関わらず肉を無理やり食べさせてくるパディに違和感を感じ始める…。
観始めてから15分位!?あれっ、何かこの話観たことあるかも…、ストーリーは進み話は知ってる、でもこの描写あったけ?が、ずっと頭にありながら…。
結果観終わってから確認したら今年5月に公開された「胸騒ぎ」のリメイク作品、とりあえず個人的にスッキリしたのは、胸騒ぎだとこの異常な家族が生き残る…みたいな終わりだったと記憶してるけど、囚われの身となってたアントよくやった!って感じでスッキリした。
リメイクとは言ってもラストの終わり方が違いましたね。妻ルイーズ観て、この女優さん見たことある誰だっけ?と思ったらターミネーターニューフェイトのグレース!
アメリカらしい『胸騒ぎ』のリメイク
今年5月に公開のデンマーク・オランダ合作の『胸騒ぎ』
のハリウッドリメイクですが、私は本作の方が好きです。
ラストはもちろんなのですが、
ルイーズの感じている違和感の描写やキャラクター造形が
丁寧に感じたんですよね。本作。
それからアントが何かをアグネスにしきりに伝えようと
するシーンも実に丁寧に描かれていて、
ラストに至る納得感を醸成できていたと思います。
ラストがオリジナルと最も異なるところで、
オリジナルが好きな方は違和感があるかもしれませんが
少なくとも胸糞度合いはまろやかになったと思います。
ラストはもう心理戦及びフィジカルな攻撃だったりして
ホラー映画ではなくなっているのですが、
ホラー度外視でスリリングに展開するところは、
実にうまく描けていると感じましたし、
麻酔伏線がうまく回収されるところも良かったです。
オリジナルの不条理さも考察が必要なところは良かった
ですが、本作のわかりやすさも良いですね。
ただ、ベンとルイーズが幸せになれるかは非常に微妙な
気がしますね。
よもや同じ作品のリメイクを同年に観れるとは思いません
でしたが、両作とも観て良かったです。
アメリカ人の品格
イタリア旅行で知り合ったイギリス人家族に招待されて訪れた彼らの自宅で、彼らとの関係にズレを感じ始めるロンドン在住のアメリカ人家族の話。
「胸騒ぎ」のリメイクで、国籍や場所が変わっていたり、猪肉がアビーになっていたりと、細かい部分で設定の異なる部分はあるものの、ここまで一緒?というリメイクで、パティ夫婦と特にルイーズの「ズレ」とか不快感は秀逸。
そして、胸騒ぎでは残酷さとか不快感はたまらなかったものの、展開としては尻すぼみ感があった終盤は、まるで変わっていて、ビックリすると共に、流石アメリカ映画だなと。
悪く言えば有りがちになってしまった感じもするし余韻もなくなってしまったけれど、話しの流れはしっくりくるし、エンタメとして盛り上がるしでこれはこれで面白かった。
「好き・嫌い」で言えば、こちらの方が「好き」
オリジナルの「胸騒ぎ」では、犯罪者側の杜撰さや、被害者側の優柔不断さにイライラさせられたが、このリメイク版では、そうしたところがほとんど気にならなかった。
特に、被害者家族が、「旅行に行くことを知人等に言い残していたら、すぐに犯行がバレるのではないか?」とか、「逃げようと思えばいくらでも逃げられるのに、なかなか逃げないのはどうしてか?」といった疑問が、それなりに解消されているのは、リメイクならではの改善点だろう。
オリジナル版から最も改変されているのは、ラストの展開だが、ここでも、「石」しか持っていない相手に無抵抗のまま殺されていく夫婦の姿に違和感を覚えたものだが、リメイク版では、犯罪者達(人数も増えている!)はしっかり銃で武装しているし、被害者側も、身の回りの物を駆使して反撃を試みていて、ちゃんと納得ができるようになっている。
被害者の夫のヘタレぶりは相変わらずで、妻の方が戦闘能力が高いのは御愛嬌だが、それでも、彼が「男気」を発揮して、家族を救うために屋根から飛び降りるという見せ場が用意されているところも良かった。
しっかりと勧善懲悪のケリをつける結末は、いかにもハリウッド映画らしいと思わざるを得ないが、バッドエンドで極めて後味の悪かったオリジナル版よりも、スッキリとした爽快感が味わえる。
確かに、「あぁ面白かった」という感想しか残らない、単純で能天気な映画になってしまったという批判もあるだろうが、「好き・嫌い」で言えば、こちらのラストの方が断然「好き」である。
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