スピーク・ノー・イーブル 異常な家族のレビュー・感想・評価
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前置きが長い・・・・・・
北欧の「胸騒ぎ」のリメイク作品で「スピーク・ノー・イーブル 異常な家族」を見てきました。実は、「胸騒ぎ」は見ていないので、先入観なしにみたつもりです。
本作品、結構色々なところで評判がよかったので、大変に楽しみにしていたんですが・・・私的には、ツボにつかなかったかな・・
冒頭のシーンは、薄気味悪く出来ていたので、期待できそうだと思っていたんですが・・・私的には、家族同士が関わるシーンが長い長い・・・両者ともに子供に問題を抱えている設定だけ、それがある意味、お話のポイントへと導いてくれるんだけど、もう少し自然にならなかったのかな・・・私的には、家族同士が関わるシーンが延々と長く、本当に普通にラストシーンで、本作品のポイントになるので、正直、この手の内容の映画って他にもあるよね・・・・見終った後、期待していた分、ちょっと落胆が大きかったな・・・ジェームズ・マカヴォイの演技は大変に良かったと思うし、アシュリン・フランチオージも綺麗だった・・・
PS
しかし、この頃のお正月映画シーズンは、本当につまらなくなったな・・・・
MUNAKUSO。リメイク元の「胸騒ぎ」は未見での鑑賞でしたが、胸...
映画としての完成度は上がったが、リメイク元の持つ独自固有のエグみは失われましたね……
大好きだった『胸騒ぎ』のハリウッド・リメイク作品ですが、楽しく拝見しました。
原作で描写が不足していたいくつかの要素がかなり補完され、映画としての完成度は上がりましたが、後半の改変は「いかにもハリウッドだな」と思わせる作りに。
散々嫌な思いだけさせられて、投げ出された原作の胸糞悪さを、「奇麗な物語」に収束されてしまい、物足りない思いがあったのが正直な事実です。
本作を見て楽しく感じたのなら、オリジナルの『胸騒ぎ』をぜひ見てほしいし、両方とも未見なら本作を見てから『胸騒ぎ』を見ていただけると、より楽しんでいただけると思います。
母親最強家族
ジェームズ・マカヴォイありき
オリジナルはデンマーク・オランダ合作の「胸騒ぎ」という2022年製作の北欧・田舎系ホラー(日本公開は今年の5月)でそれをハリウッドがジェームズ・マカヴォイを起用してあっという間にリメイクした。「スプリット」で多重人格者を演じたジェームズ・マカヴォイはノーマルとアブノーマルを瞬時に(もしくは同時に)行き来する最狂のサイコ野郎でシャイニングのジャック・ニコルソンに並んだと言っても過言ではない。最近公開した映画のリメイクでもあり予告編を見れば大筋は分かってしまっているのだが「どこから?いつくる?」と「びくびく」しながらマカヴォイ先生の狂気を待つのである。そして後半、奥さんが「肝っ玉母さん」ぶりを発揮してハリウッド的徹底抗戦ヒロインがサイコスリラーから一気に「はらはら」のサスペンスアクションへと変調させていく一粒で二度美味しい映画となった。そして虐待されつづけていた男の子が一気に恨みを爆発させるエンディングが素晴らしい。
くぎ付け
なんであれをやってくれないのー
上質なスリラー😱
仕掛けが細かい面白い
磨りガラスの向こうに見えるパディ
私、本作のオリジナルである『胸騒ぎ』は、公開当時に評判は聴いていたものの結局劇場鑑賞は見送りを決定。ただ、ラジオで話題になっていたのを聴いているため、何となくどんな映画かは知ってしまっています。現時点でレンタルで配信鑑賞することも出来ますが、今回は「見比べ」を目的にせずリメイクの本作を先に鑑賞することにしました。会員サービスデイの本日、TOHOシネマズ日本橋11時20分からの回は残念ながら寂しい客入りです。
と言うことで、今回は端的に結論を述べると「リメイクされるだけの面白さはある」と言う感想です。コンプライアンスやハラスメントを意識するばかりに、取り繕ったり本心を隠したりしがちな「現代的人付き合い」を逆手に取って相手につけ入る「ある家族」のストーリー。
パトリック(パディ)を演じるマカヴォイ(何だか『デッドプール』を思い出しますが)はすっかり「二の線」の印象から遠ざかって癖のある役ばかり演じていますが、今回も溢れ出る猟奇性とデカい声、そして分厚い体躯で圧が凄い。その一方で、ダルトン夫妻の口論をドア越しに聞いている様子が判る「磨りガラスの向こうに見えるパディ」など、細かい演出でもきっちり存在感を表して見どころだらけです。
そして、そんなパディに対抗して引けを取らないのがルイーズを演じるマッケンジー・デイヴィス。いろいろと引っかかりを感じるパディの言動に豊かな表情でリアクションし、いざ口論になれば勝気たっぷりに意見する姿は勇ましい。そして更にアクションも素晴らしく、後半のファイトシーンにおけるルイーズの動きは納得度が高い。勿論、ルイーズはあくまで普通の女性のためバリバリに動け過ぎててはおかしいわけで、その辺のバランスは絶妙です。
当然、前情報が全くなければその斬新奇抜なギミックに驚きも絶大な本作ですが、そこはリメイクという時点で越えて当然の壁を、すべての俳優陣の怪演、熱演で十分に満足できる面白さがあります。とは言え、皆さまお忙しい年の瀬に「劇場鑑賞必至か?」と問われると正直、配信でもいいような気もします。。取り敢えずの参考まで。
予想してたより面白かったです。
支持。妻Mディビスの巨体が勝因。
『胸騒ぎ』を先に観ておくとタイムリープものとして楽しめる
リメイク元の『胸騒ぎ』を先に観ておくことを強くおすすめ。
本作だけ鑑賞だと「普通に面白いハリウッドホラー」ぐらいの印象になると思う。
『胸騒ぎ』を観ていた身としては、最初に女の子が出てきた場面で、まだ何も起きていないのに辛い気持ちになってしまった。
『胸騒ぎ』は、前半は常識人が突発的な非常識な言動に翻弄させる感じが「松本人志のコントみたい」で楽しかったが、ヤバいのは後半。
クライマックスでの「現実では絶対に起きてほしくない」と思わずにいられない衝撃シーンは、映画史に残るレベルだと思う。
謎めいた終わりだったため、公開直後は考察が盛り上がっていた印象がある。
一方本作は、前半の展開は『胸騒ぎ』ほぼそのまんま。
「ああそういえばこんなシーンあったなあ」と思いながらの鑑賞。
新鮮味は薄かったかな。
外食シーンでの気まずさがパワーアップしていたのには笑ってしまった。
異変が起こるのは中盤。
『胸騒ぎ』では終盤の衝撃シーンを観た時に「そういうことだったのか!ひょえ〜」と真相がわかる感じだったが、本作は中盤で真相が判明。
観ていて思ったのは、『胸騒ぎ』で最も不幸な境遇を背負った小さき存在だったあの人が、「あんな結末は嫌だ」という思いから、『胸騒ぎ』から本作へとタイムリープしてきたかのような話に感じた。
その人物が『胸騒ぎ』には無かった行動を起こすことで、話は別のルートへと移行。
その結果、前半は『胸騒ぎ』の雰囲気を受け継いだヨーロッパホラーテイストだったのが、後半はハリウッドホラーへと様変わり。
正直、後半はハリウッド映画で今まで何度も観たことあるような感じ。
ただ、「うさぎのアプリ」が出てくる場面は「伏線回収上手い」と思った。
マッケンジー・デイヴィス大活躍の一方、ジェームズ・マカヴォイが後半はあまり弾けなかった印象。
今気づいたが、この映画、やたら「うさぎ」が出てくるなあ。
程よくリアルな「異常さ」
心臓が超バクバク
バングルスの『Eternal Flame』を受け付けなくなる
「悪霊より人間の方が恐い」を完全に地で言っていて、ずーっと不快指数100%
ジェームズ・マカヴォイの表情が、獲物の隙を窺う捕食者のそれで、強く出れないベンの許容範囲を少し超えたあたりをパトリックが際どく刺激する。狡猾に下位ランクにマウントをとるアルファボスのようでもあり、見ている自分もそれをされているようであって、イライラする。
ベンの妻のルイーズは、意識高い系の女性で魚はOKという菜食主義者で、狩りを趣味にしているパトリックを毛嫌いしている。パトリックは、それがわかっていて、宗教的でない菜食主義者のルイーズの矛盾を突いたり、夫婦仲がギクシャクしているベン夫婦をいやーな感じで挑発する。
ぬいぐるみのウサギなんか、諦めてしまいなさい。っと言ってあげたいことが何度も。そこは、ホラー映画なのでやばい方向に進みます。オリジナルに比べてマイルドに仕上がっているというけど、終盤の攻防は恐怖と痛みの連続でヘトヘトでございます。
バングルスの『Eternal Flame』を当面、聞きたくない
今そこにある危機‼️❓あなたの隣に奴はいる‼️❓
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