「もっと欲しがっている自分が一番怖かったりする」テリファー 聖夜の悪夢 カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
もっと欲しがっている自分が一番怖かったりする
映画として全く評価できるものではないが、ただグロさや刺激を求める時に観たい映像作品という意味では今もっとも最適なゲスの極みムービー(18禁)。
パート2でアート・ザ・クラウンをこの世の者ではない魔物か悪魔?という事にし、選ばれし姉弟を唯一対等に戦える神か天使?のような立ち位置で登場させ、対立構造をつくる事でストーリー性を出そうと試みたが、正直言ってその5年後という設定の本作もただひたすら人体を解体するだけ。(いや、粗相したり、ツリーに飾り付けしたり、寝っ転がったりもしてたか)
弟のルームメイトとその彼女は登場して以降、目に見えるぐらい沢山のフラグが立りまくり、予定通りキッチリとミッションコンプリート。
彼氏の方の死に様は目を見張るものがあり、あの凶器を手にしたら誰でも一度は想像してしまうのではないかと思うほどベタであるにもかかわらず、なかなか見ることができない所業というファンタスティックさ。
ホラー映画で定番のブロンドでビジュアルの良い男女がことの最中に酷い死に方をするのは海外でも特に盛り上がるらしい。
爆弾はルール違反だと思う一方で監督の良心を少しだけ垣間見れたような気がした。
トム・サビーニ兄貴がインタビューに答えてたw。
近影が見れて良かった。
次弾もあるでしょうね。
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