テリファー 聖夜の悪夢

劇場公開日:2024年11月29日

テリファー 聖夜の悪夢

解説・あらすじ

不気味で残虐非道なピエロの殺人鬼アート・ザ・クラウンがもたらす恐怖を描く人気ホラー「テリファー」シリーズの第3弾。ハロウィンの夜に現れて殺戮の限りを尽くしたアート・ザ・クラウンが、今度はクリスマスに姿を現し、新たな惨劇を巻き起こす。

ハロウィンの大虐殺を生き延びたシエナとジョナサンは、トラウマに苦しみながらも人生を立て直そうと日々奮闘していた。しかし、町がクリスマスシーズンを迎えたある日、アート・ザ・クラウンが再び姿を現し、聖夜を祝おうとする住民たちを絶望のどん底に陥れる。

監督は独学で特殊効果や特殊メイク、特殊造形などを学び、「テリファー」シリーズを世に送り出したことで一躍カルト的人気を集めるダミアン・レオーネ。主演は前作「テリファー 終わらない惨劇」から続投のローレン・ラベラ。殺人ピエロのアート・ザ・クラウン役は、1作目からおなじみのデビッド・ハワード・ソーントン。

2024年製作/124分/R18+/アメリカ
原題または英題:Terrifier 3
配給:プルーク、エクストリームフィルム
劇場公開日:2024年11月29日

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映画レビュー

4.0 【”テリファーなクリスマス。そしてチェンソーマンVS聖剣。“前作までのスプラッターシーンは更に過激に、殺しの方法は多様に、そして宗教要素を取り入れた事で作品に深みが出た第三作。】

2025年9月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

驚く

■ハロウィーンの大虐殺を生き延びたシエナとジョナサンは、5年前の凶事のトラウマに苦しみながらも人生を立て直そうと精神病院を退院し叔父の家に引き取られる。
 クリスマスシーズンを迎える中、再び現れたアート・ザ・クラウンが街々で惨劇を繰り返し、シエナとジョナサンに近づいていく。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・第一作、第二作とグロテスク極まりない物語展開で、且つアート・ザ・クラウンが殺されても復活するストーリーは、トラウマになるような展開であったが、ダミアン・レオーネ監督の意図が掴めずに、というか、只管にグロテスクな映画を作っていた気がする。

・だが、今作では冒頭から”ウワワわー”なシーンから始まり、その継承かと思いながらみていた。
 変わらずにチェンソーで身体を凍結させ、ハンマーで叩き割る新たな殺しの方法を見せたり、チェンソーでシエナとジョナサンの興味を持つカップルがセックスして居る所を襲い、身体を滅多切りにするシーンのグロテスクさは、スケールアップしている。

・だが、最後、アート・ザ・クラウンとビクトリアが、シエナと叔父の娘ガビーを襲うシーンでは叔母を残虐な方法で殺した後に、ビクトリアには血だらけの茨の冠が被せられ、亡き父から貰った第二作でアート・ザ・クラウンの首を撥ねた聖剣で、彼女は再びアート・ザ・クラウンを葬り、ビクトリアはドロドロに溶けるのである。

<多くのホラー作品は、シリーズ化されるうちに観客は飽きを覚えていく例が多いが、このシリーズは第一作、第二作とスプラッターに特化した作りをしたきたが故に、今作で宗教要素を取り入れた事で、作品に深みが出た気がするのである。
 作品自体、スプラッターホラーとしても進化していて面白怖かったものである。
 が、ヤッパリこの作品を映画館で観るのは、ちょっとまだ私には無理かなあ・・。>

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NOBU

3.5 メリークリスマス、ミスター・クラウン!

2025年7月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

怖い

単純

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近大

4.0 憎めない殺人鬼は初めてかも

2025年5月7日
Androidアプリから投稿

2016年の第1弾はAmazonPrimeでひっそりと鑑賞できる程度だったにも関わらず、続編の「テリファー2 終わらない惨劇」の見事なまでのヒットと社会的な影響により、劇場公開されるという異例の人気シリーズである。1作目は80分弱とB級スラッシャー映画らしい尺だったのだが、2作目は何と138分というクリストファー・ノーラン作品に匹敵する上映時間なのだ。そして本作も2時間超えという本編。それでストーリーに大変凝っているのかと思いきや本シリーズは基本的にストーリは二の次である。ヒロインは前作から続投だったり、きちんと"その後"を描いているのはスラッシャー映画にしては好印象だが、回を重ねるごとに過激化していく殺害シーンにはあんぐりである。シリーズ観続けて1つ思うのが、明らかに監督は腕を上げているという事だ。過去作を振り返ってみても演出が微妙な物が多く、それは本シリーズ1作目でも見受けられた所であった。それが予算の増大も相まってより感じるようになったのだろうか。

子供だろうが何だろうが容赦なく内臓祭りに仕立てる"アート・ザ・クラウン"。その過激さは「13日の金曜日」のジェイソンの比ではない。ジェイソンは不気味な怖さが漂い、説得も何も通用しない異界の者という感じがするが、アート・ザ・クラウンは本来のピエロとしての役割も果たしているのである。基本は様々な表情や小道具でこちらを笑かしに来る。あの笑顔が何とも言えぬ世界観を生んでいることに間違いない。ピエロ恐怖症たる人も居るキャラクターだが、ネタとしては「IT/イット "それ"が見えたら、終わり」のペニーワイズ、もっと言えば「JOKER/ジョーカー」のアーサーだって居るが、ここまでコミカルなピエロは中々居ない。ヒット作となろうと真髄はB級の為どこかチープなのだが、その雰囲気が癖になる異様な作品だ。あの仕草、表情、たまに見たくなってしまうのである。
前作からヒロインが続投とは先程も述べた通りだが、そのままあのファンタジー的世界観もより踏襲されている。前作は少しやり過ぎた感が出ていた気もするが、本作はそこだけに頼らず原点に立ち返る様になっており、中々印象が良い。恐らく本シリーズはリメイクされたりなどで予算アップして世に解き放たれた場合、絶対にオリジナルのこちらが恋しくなるはずの作品に違いないだろう。

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Mina

3.5 絶対会いたくないサンタ

2025年1月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

興奮

序盤から終盤まで人体バラバラと拷問祭り、でもサンタ姿のアートザクラウンが楽しそうで謎に中毒性がある不思議な映画。終わらない惨劇を見ていないとわかりづらい部分があるのとアートと一緒に行動する場面があるヴィクトリアのビジュアルが何度も見るのがキツイ顔なのはマイナス

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まさ

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