「ある意味因果応報なのか!?おとし方がすごい!」山逢いのホテルで ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
ある意味因果応報なのか!?おとし方がすごい!
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主人公クローディーヌのルーティン
↓
仕事→ホテルで男性物色(ロングステイ客除く)&情事→
男との情事で得た他所の街の情報を息子への手紙に書いて投函→息子の介護
息子を大事にしている
仕事も好き
ただ、息抜きは必要
※旦那とは別れているっぽいがどのような別れだったのかは説明なし
ということがわかります。
ルーティンで逢ったミヒャエルと相思相愛になってから物語が展開していきます。
ミヒャエルに一緒にアルゼンチンに行かないか?と誘われて
一旦行く決断はするものの息子大事さに行かないクローディーヌ。※ここはグッときましたけどね
そのために息子を施設に預けることまでしたのに・・・
そして施設へ息子に会いに行くクローディーヌですが、
息子は施設でよろしくやっているのがわかり、雄叫びをあげる図で終了。
クローディーヌの心の機微・変遷を実に巧みに描いていると思いますし、
オチも私はちょっと笑えてしまうくらい痛烈でした。
ちっちゃな世界の話ではありますが、主人公クローディーヌの全てだと思います。
小品ながら実に味わい深い作品でした。
※邦題は的を射ていないように思います。原題 Laissez-moi は、「行かせて」的な意味合いでしょうか。
だとすると、作品を見事にあらわしたタイトルだと思います。ただ邦題をつけるのは難しいですよね。
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