「オアシスのチケットは取れなかったけど」オアシス ライヴ・アット・ネブワース 1996.8.10 cooloctopusさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0オアシスのチケットは取れなかったけど

2024年12月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

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オアシスが再結成し、来年来日することになったわけですが、チケットの方は見事に抽選に外れました。
そんな中、こちらの映画が上演されてるのを知りましたが、ふと気づいたらもはや終映も近いようなので、慌てて見に行ってきました。
映画館に行くと、夜7時台のスタートということもあり、客の入りはボチボチ。
でも、自分と同じようなおっさんばかりかと思いきや、意外と若い人が多かったです。

最初に、開演前の観客の映像が流されますが、まだ開演前なのにとにかく観客の熱狂ぶりが凄くて、ベタな表現ではありますが、自分もリアルにそこにいるかのような錯覚に陥ります。
そしてオアシス登場で、観客のボルテージは更に上がります。

想像した以上にリアムが格好いい。
全編を通してリアムのアップという画が圧倒的に多いですが、カメラワークの良さも相まってか、単調には感じませんでした
そして演奏されるのは名曲・ヒット曲のオンパレード。
個人的には、Supersonicのところで思わず目頭が熱くなりました。
もちろん、音源は繰り返し聴いているものの、やはり映画館で大音量で聴くと聴こえ方が全然違いますね。
一つだけ気になったのは、演奏はそれなりの轟音ではあるものの、かなり中高音に寄った音に聴こえたところです。
やや低音が不足気味で、キンキンした音に聴こえました。
これがミキシングによるものか、自分が見に行った映画館の機材によるものなのかはわかりません。
ただ、そもそもがノエルのギター中心のサウンドなので、その点では問題ないとも言えますが。
ラスト、ビートルズのI am the walrusで締めくくり、オアシスがステージを去った後もなかなか立ち去ろうとしない観客と、そこに打ち上げられた花火が印象的でした。

いずれにせよ、無理してでも観に行って本当によかったです。

cooloctopus