きみといた世界

劇場公開日:

きみといた世界

解説

コミュニケーションが苦手な男子高校生と、彼があこがれるクラスの人気者の女子が、誰もいない世界に迷い込み、元いた場所へ戻るため心を通わせようとする姿を描く青春SFラブストーリー。

高校3年生の水野卓は、クラスメイトの吉川碧衣にひそかな恋心を抱いていた。しかし、碧衣はいつも親友や陽キャな男子生徒に囲まれている、スクールカーストの一軍。コミュ障でぼっちの卓は、遠くから眺めていることしかできない。そんなある日、卓と碧衣は他に誰もいない謎の世界に迷い込んでしまう。困惑する2人の前に現れた謎の男が、元いた世界に戻るには2人が「心を合わせる」ことが必要だと教えてくれる。他人と心を合わせることがうまくできない卓は、試行錯誤を繰り返すが……。

フリーの映像ディレクターとして活動する政成和慶がメガホンを取り、政成監督と幼なじみでもあるイラストレーターのarakawaと共同で原作・脚本を担当したオリジナルストーリー。映画版を政成監督が手がける一方、arakawaによる漫画版がXなどのSNSで配信される。碧衣役はファッション誌「二コラ」のモデルとしてデビューして以降、さまざまな作品に出演してきた中川可菜、卓役は映画「パラフィリア・サークル」などに出演してきた高橋改。

2024年製作/103分/G/日本
配給:BASARA
劇場公開日:2024年12月14日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
原作
arawaka
政成和慶
脚本
arawaka
政成和慶
製作
arawaka
エグゼグティブプロデューサー
佐藤旭
プロデューサー
赤間俊秀
キャスティング
小林信介
撮影
藍河兼一
録音
豊田真一
スタイリスト
長妻和也
ヘアメイク
又吉桃花
梅津彩
CGディレクター
大柳和也
井上海
浜口泰昭
造形
川端英揮
整音ミキサー
岩波昌志
音響効果
横山大資
DIT
井塚祐真
カラリスト
井塚祐真
編集
政成和慶
音楽プロデュース
Psalm
音楽
Kengo
主題歌
南川ある
監督補
森山茂雄
助監督
佃直樹
アクション指導
島野知也
スチール
和田大樹
安永晃
制作主任
三谷奏
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フォトギャラリー

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(C)2024 「きみといた世界」製作委員会

映画レビュー

4.5ラストシーン、凄く好き。そして、その先を想像しちゃう

2024年12月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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共感した! 2件)
やきすこぶ

3.0ドキドキしたり!ハラハラしたり!

2024年12月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

いつの間にかコミュニケーションが苦手な水野応援するような気持ちになっています。やっぱりカッコよくて頭が良くてスポーツ万能何てなかなか居ないし普通何かしら欠点あるでしょ!それを補う真っ直ぐで正直な気持ち。大変面白かったです。エンディングもとても良かった。舞台挨拶のある日程で鑑賞させて頂きました。主役の中川可菜さんとても素敵でした。

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binn

3.5もし好きな女の子と二人で異世界に飛ばされたら? 昔懐かしい昭和テイストの青春恋愛SF。

2024年12月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

実は、レイトショーで観終わって帰るときにパンフを買ったら、監督さんと主演の青年が出口で待ち構えていて(監督は首から「監督」という札を下げていた)、染之助・染太郎みたいなノリで近づいてきて、問答無用でお二人にサインされてしまった。

ええと……、本当にありがとうございました!
家宝にいたします!!

ただし、こういうことをされると、
悪口が猛烈に書きづらい(笑)。

演技、撮り方、演出、いろいろ文句つけたいところは多いんだけど……
まっ、いいか!! 気にしないで書こっと。

お話としては、王道の青春SF映画。
それもやけに古くさいノリである。昭和っぽい。
個人的には、まったく嫌いではないというか、封切り週に足を運ぶくらいに、こういうのは大好物である。
ただ、細部にかんしては猛烈にこっぱずかしい「青春SF」の記号で埋め尽くされていて、何度も画面から思わず顔をそむけて爆笑してしまった。とにかく「いまどきこんな演出しねーだろ」みたいなシーンのオンパレードなので……。

たぶんね、これ実写じゃなくて同じ話を「アニメ」で観たら、まったく違和感なく楽しめた気もするんだよね(原作者さんは監督の幼馴染の漫画家さんらしい)。
大量の「萌え」の記号とアニメ的なギミックが、モリモリに盛り込まれているんだけど、ああいうのはアニメだと「慣れ」もあってか、個人的にまったく気にならない(手がふれあってズキュンとか、脚立から落ちてきてごめんとか)。
でも、実写で観ると「ひえ~~」ってなる。眼をそむけたくなる。
なんでだろうね?(笑)

悪くいえば、ラノベっぽい、恋愛ゲーっぽい、ケータイ小説っぽい話なんだが、じゃあ出来が悪いかっていうと、意外にちゃんとしてるというか、物語の辻褄はしっかり合っている。
少なくとも、最近観た『神回』とか、『好きでも嫌いなあまのじゃく』みたいな、設定に隙のありすぎる粗雑な青春ものに比べれば、100倍くらいちゃんとした脚本だと思う。
落ちも、ある程度は予測できるけど、とてもよく出来た展開で感心した。

ただ、
●主人公があまりに挙動不審すぎて、さすがに共感しがたい。
(猛烈に失礼な言い方でごめんなさい、監督の分身なのかもw)
●演出や撮り方がどうも素人くさいというか、PR動画っぽい。
●盛り込まれる「恋愛」要素が、あまりにラノベ的で痛々しい。
(とくにパラメーターで視覚化って発想はほぼアニメ/ゲーム)
●ヒロインの感情変化が、ただの吊り橋効果にしか思えない。
●CGが映画としてはチャチいというか、クオリティ的に辛い。
●「管理人」の語るルール設定がどれも後付けで都合がよすぎる。
●自世界に戻れないのに別の異世界には簡単に行けるの何で?
●あれだけ触れ合う機会があって「●●」に気づかないのは妙。
●脚立にはヒロインのぼらせちゃだめでしょ、スカートなんだし。

といった部分は、やはりどうしてもひっかかった。

一方で、
●恋愛要素のある青春SFとしては、思いのほかきちんとしたつくりで、細部にはいろいろひっかかりはあっても、この手のノリが好きな人には堪えられない内容だと思う。
内容も、発達じみた主人公が無理めのヒロインと二人きりで異世界に飛ばされて、そこを脱出する要件として「恋仲になる」ことを要求されるという、王道&ど真ん中のラノベ設定で、僕自身も100万回くらい夢想してきたような、願望充実型のSFである。チープだけど、嫌えない、憎めない、ついつい愛してしまう。そんな作品だ。

●こんな主人公に恋愛感情を持つのはさすがに無理でしょうと観客に思わせておいて、ヒロインが昔好きだった人を後出しで登場させて、それがびっくりするくらいダサくて痛いキャラクター(笑)で、「これなら、主人公にも勝ち目があるんじゃないか??」「あれが好きになれる価値観のゆがんだ娘だったら、こいつでも十分いけるかも!」と思わせるのは、かなりの高等テクニックだと思う。

●ヒロインの子は結構クセのあるタイプだが、個人的に嫌いではなかった。社交的で学内カースト上位の存在でありながら、男性陣から一歩ひいている「理由」がちゃんとあるのもよい。できれば、せっかくの青春SFなので、蛇口から水を飲むとか、汗をかくとか、上気するといった「フェチ」っぽい要素もいれればよいのに、とは思った。さんざん恋愛アニメ的なギミックは投入してくるのに、なぜかフェチっぽい描写は全然ないんだよね。監督がはずかしがりやさんなのかしら。

●唯一の知っている俳優として、弓削くんが出ていて懐かしかった。僕にとっての弓削くんは、なんといっても『仮面ライダー龍騎』の吾郎ちゃんなので……(笑)。偉くなったなあ、立派になったなあ、子供たちを導くような立場と年齢にいつのまにかなってたのね、と。
でも、最初はルール説明に出てきただけなのかと思ったら、ここでシャワーを浴びろとか、食事はこれを食えとか、けがの手当てとか、アレの仮装とか、あらゆる身の回りの世話を焼いていて、ちょっと笑った。異次元の管理人ってより、ペンションのオーナーみたい(笑)。

総じて、ノリとしては中高生なら喜んで観てくれそうな内容なのに、センスが若干オッサン臭いのが(そのせいで池袋の単館でレイトショー公開するような映画になっているのが)もったいない気がする。
もう少し、若い人寄りの感性で撮れてれば、高校生カップルでもデートに観に来れるような内容なのになあ、と。あと、同じ脚本でも、たとえば『僕の心のヤバイやつ』のスタッフがアニメ化したら、見違えるくらいに面白い映画になったのでは……とか。すいません、本当に失礼で。

とはいえ、一生懸命作っている様子はよく伝わってきたし、お話自体はきれいにまとまっていて、悪くない映画でした。後味がいいのが、なんといっても良い。

今後もぜひスタッフ、キャストには頑張ってほしい。おつかれさまでした!

追記:あらためてパンフをパラパラ見ていたら、カバーに弓削くんとヒロイン役の中川ちゃんの生サインが事前に書き込まれていたことに気づいて驚愕! あと、主演でサインを書いてくださった高橋改くんのサイン、新人のくせに達者なウルトラサインみたいなの書きやがるぜとか失礼なこと思ってたけど、これ「改」って一文字書いてくれてたんですね(笑)。やっと読めました。

ええと、……家宝にします!!

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じゃい

3.0ラベンダーは不要です。

2024年12月15日
Androidアプリから投稿

楽しい

単純

幸せ

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Bacchus

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