劇場公開日 2025年7月4日

この夏の星を見るのレビュー・感想・評価

全224件中、21~40件目を表示

4.0コロナ禍を過ごす中高生たちが天体観測でつながる青春群像劇。 手作り...

2025年9月4日
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鑑賞方法:映画館

コロナ禍を過ごす中高生たちが天体観測でつながる青春群像劇。

手作りの望遠鏡で夜空の星を捉えるスターキャッチという題材と、コロナ禍で閉塞感、喪失感、鬱屈とした気持ちをそれぞれが抱える中で今「何ならできるか」を考えて小さな希望を見つけるという映画のテーマとが繋がってグッときた。

私は当時の学生の気持ちは実際には分からないけれど、エッセンシャルワーカーでずっとしんどい気持ちを抱えてた時期だったので、あの頃の体験、感情を思い出して、予想外に心が動かされてしまった。

映画館の暗闇の中で観たので、一緒に夜空を見上げているような気持ちにもなれたし、画面越しに私も繋がってる気がした。
七夕の頃観られたのも良かった。空を見上げたくなる。

3つの場所の中高生の物語が並行して進む中で、それぞれ置かれた環境の中で色々抱えているのを描かれていたのも良かった。
あの頃、私も仕事柄一年以上誰とも関わりを持てず、終わりも見えず何のために生きてるんだろうと思っていたけれど、当時私が感じていた負の感情も掬い上げてもらえた気がした。

主役の桜田ひより以外にも国宝の黒川想矢、パーフェクトデイズの中野有紗等、「あの映画/ドラマに出ていたあの子だ…!」と思う若手俳優陣ばかりで、彼らの今だから演じられる等身大の瑞々しい演技が観られたのも良かった。

気になる部分がないわけではないけれど、私は前向きで爽やかな気持ちで劇場を後にできた。

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るか吉

3.5キャストや演出が

2025年9月3日
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鑑賞方法:映画館

原作本をかなり前に読んでいて、自分の中でイメージが作られてしまっていたのか、キャストや演出がちょっと違ってた。もっと世界観に会う役者がいたんじゃないかって思ってしまった。子供(中学、高校生)の演技はあまり上手じゃなかったなあ。

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S.Shinji

4.5彼らの、僕らの青春は確かにそこにある。

2025年9月3日
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鑑賞方法:映画館
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苦笑する大学生

3.0感動の押し付け

2025年9月3日
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鑑賞方法:映画館

連日日比谷シャンテ満席。やっと空いてきて行けた。

結論、地味な脚本。ご都合主義で進んでいく。
序盤はかなり盛り上がりに欠ける。

良いシーンはあるのに薄い。

キャスト、映像も良いのに勿体無い。

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❤️❤️TOHO大好きッ子❤️❤️

4.0輝ける星々はあなたたちだ

2025年9月3日
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泣ける

幸せ

コロナ下で暗鬱とした日々を送る中高生が、五島列島、東京、茨城の3地点をオンラインで結び「スターキャッチ」という手作りの競技を通して、それぞれの恋と青春を育む物語。

高校3年間は青春を謳歌する稀少な期間。それを大人の事情で遮られた世代には痛く突き刺さる内容となっている。

困難な状況でも女子が男子を牽引して天体観測へ導く姿と、彼女らを有機的にサポートされる教員の前向きさに感銘を受けた。
途中で間延びしたが、各登場人物が気取らずポジティブに10代を駆け抜ける姿は、グラスに注いだサイダーのように新鮮で爽やか。

五島列島の海山町、のどかな風景が美しい。
濃厚接触者の濃厚接触者という、当時の社会情勢に現実を突きつけられる。そういやそんなコトバが報道で飛び交っていたっけ。

個人的に感じたのは以下の2点。
・手作りで望遠鏡を製作するという壮大な計画。作業工程により焦点を当てて映して欲しかった。
・「良いお年を!」とメンバーが宇宙ステーションに手を振るシーンでBGMが流れてパッと終幕、の方が作品が引き締まる。

皆様のレビューを拝見したが、各々タイトルがロマンチックで美しい。宇宙に夢を託すことに年齢は関係ない。ストレートに心を揺さぶる爽やかな作品。

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カタカタ

3.5純粋な青春物語

2025年9月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

前情報なしである映画関係者がおすすめしていたので観に行った。もっと天文学中心の話かと思っていたのだが、中高生がコロナ禍でも希望を持って前に進むという青春物語だったので拍子抜け。
しかし、コロナ期間中に学生時代を過ごすことになった若者の葛藤とまっすぐに前を向きたいという想いがなんとも純粋で、学生がその期間が何かを成し遂げたいと思う気持ちが非常に青くて良かった!
3組の学生に焦点を当てているが、少し盛り込みすぎに感じた。もっと少人数を深掘りしてほしかったのと、無理やり感動させようとする構成が少し残念だった。
水沢倫太郎くんがあんな良い演技ができるとは知らなかった。

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なこ

4.5鳥肌もんです。誰かと見たいです。

2025年8月31日
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幸運なのか、残念なのか、私は会社員歴20年以上してからのコロナ期間でしたし独身でかつ視野の狭い人間でもあるので、その期間は自分と仕事仲間、そして友人や家族の範疇だけを気にしていたと思います。学生たちがどうでも、私の生活にはさほどの影響はないと。そしてそれを、みんなもそんなもんじゃないの?と勝手に分かった風でいました、、、

この作品では、その間に生徒であった若者達が主役で、みんな諦めてない人たちでした。正直、すげぇな。おっさんの想像を越えて、自分に正直で、そんでもって、たくましくて強いなぁと、いろいろ感じて、見てました。

そしてそして、というか更に?、あるシーンでは、ずっと鳥肌がたってました。おそらくおっさんの鳥肌出現時間としては、人生最長ではなかろうかと思います。普通、数秒じゃないですか?鳥肌。でもしばらくゾワゾワと出続けるんです。何なんでしょう、毎年何回か言うであろう馴染みの言葉でこんなに鳥肌が立つなんて、、、とても不思議でした。
多分、その中におっさんも一緒にいるような、疑似体験をしたのだと思います。

また、普段ではそんなに感じませんが、、、この作品は特に映画館出見るべきだと思いました。
みんな一緒にで映画館で星空を観ましょうよ!
って、誘いたくなる作品でした。

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ハットマン

5.0よかった。ただ、少し長かった。

Mさん
2025年8月31日
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コロナから5年くらいでしょうか。多分この映画はコロナを経験した人みんな(つまり日本中すべての人)に響く映画ではないかと思います。
そういえば、当時マスクから鼻を出していた人がいて、その人に対して何かイラついてたなあと思っていたことなど(我ながら心がせまいですね・・・)を思い出しました。そのため、天文部の顧問の鼻を出した姿がダメで、役の人が元々苦手なことも相まって、終盤あの人がアップで撮されたのは本当にいやでした。
また、わけのわからない花火のような場面(後で関東地方になるやつ)も必要なのかなあ?と思いつつ見ました。
エピソードも少し削って100分以内にまとめてあれば私にとっては100点満点でした。
でも、とてもよかったです。見ることができて幸運でした。
あと、五島列島の子どもたちってホントに制服のまま海に飛び込んだりするんですか? もし、ホントならとても羨(うらや)ましいです。

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M

3.5青春を諦めない

2025年8月30日
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コロナ禍を過ごす学生たちが、自分たちで掴み取った青春物語。
未曾有のパンデミックで自粛や接触禁止が求められるなか、部活動や修学旅行など普通の学生が得られる機会が失われていく。大人にとっての1年と、学生にとっての1年は、重みや失う物が大違いであることが伝わります。しょうがないで諦めるのではなく、かといって好き勝手にやるわけではなく、何なら出来るかを考え行動する。凄いことです。
そんな凄いことを宇宙大好き女子高生が起こすことが、周囲はもちろん、遠く離れた人達にまで派生していく。コロナで失った物ではなく、得られたことに目を向けて感謝する…綺麗事に聞こえますが、本作ではそれを映し出してくれていました。

夜空の星と学生たちの煌めきが美しい作品でした。

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まだまだぼのぼの

4.5次世代に伝えたい映画

2025年8月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

地方でもやっと上映が始まり、ようやく観ることができました。
10代の子たちが自然体で良かった!
10代の時にしか出せないモノ、10代の時にしかできない事がありますね。
何度もウルウルさせられました。
拠点が3ヶ所あって、それぞれにドラマがある中で、主演の桜田さんに存在感があるので、話の迷子になることはありませんでした。
私たちは皆、リアルタイムでコロナ禍を経験した世代ですが、2020年の、あのどうしようもない不安感や出口のないトンネルにいる感覚は、映画を観るまで忘れていました。
やはり歴史はどうしても風化してしまうものなので、コロナ禍を過ごした普通の人々を題材にした映画は貴重ですね。

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ネコノケ

3.5 中学生の子どもが、小学生の時にテストの問題で出て、全体を読みたい...

2025年8月29日
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鑑賞方法:映画館

 中学生の子どもが、小学生の時にテストの問題で出て、全体を読みたいと言ったので原作を買っていました。その子どものたっての希望で平日夜に観に行きましたが、公開からしばらく経っているのにお客さんがたくさん入っていました。(空いてから行こうと思ったらなかなか空かなかった)
 子どもは、観に行ってよかったと大満足な様子。
 私自身は長崎のパートの、当時、不可抗力で交友関係を(ソフトに)断たなければならなかった間柄の人々を描いているシーンが堪えました。こんなことあったなーと今なら振り返ることができるけれど、当時は過剰な反応だとは気付けていなかったと思います。
 一つだけ残念だったのが、マスク。コロナの初期の頃は、白の昔ながらの布マスクかプリーツ型のマスクが主流で、くちばし型や顔に沿った形のマスクはまだ売られてなかったと思いますが、コロナの初期の頃のシーンでもそれを着用していたのが、違和感がありました。初期のシーンはプリーツを着用していた方がよりリアリティが持てたのではと思いました。

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たたみ

3.5ちょっとつらい

2025年8月24日
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鑑賞方法:映画館

映画を見てから、コロナで始まった自分の高校生活を振り返ろうとしたけど、あまり思い出せなかった。何ができたかとか、どうすればよかったのか今でも分からない。あの時、この映画の子たちのように抗った人もいれば、うまく抗えなかった人もいたと思う。もっとがむしゃらにもがけていたら、自分にも記憶に残るものがあったかもしれないと思うと悔しくて少し寂しい。

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便器

4.5時と空と繋がりと

2025年8月22日
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泣ける

幸せ

癒される

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TS

4.0「コロナがあったから出来た」

2025年8月19日
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知的

今年251本目。

コロナがあったから出来た、決して失われた時間じゃない前向きに人生に取り組む高校生がいた。ISSを望遠鏡で捉える事を目標に。オンラインも活用してこの瞬間生きてたと思います。宇宙飛行士の堀田茜さん、天文部の顧問の先生など大人も魅力的。高校生が宇宙に関心を持つのを映画にするのは斬新でいい。

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ヨッシー

4.5すまんがその石をしまってくれんか

2025年8月19日
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わしには強すぎる。

青春をコロナで奪われたのか、
コロナがあったからこの青春があったのか?

あの自分以外誰も乗っていない山手線も
クルマが一台も見当たらない渋谷の交差点も
東京なのにとてつもなく綺麗だった星空も
もうこの先2度と見れない貴重な風景だけど

その裏で1番多感な時期を自宅に押し込まれて
何もできなかった若者がいるんだなって
わかってたけどわかってなかったなって

天文少年だったおじさんはそんなことを思いましたね。

若者には好きなこと見つけて幸せになってほしいな。
見た人がみんな星空を見上げてくれたら良いな。
あと1番好きな言葉が「良いお年を」なんです。良い言葉。

はじまって40分、バラバラだった点が線になる瞬間をこんなに上手に描ける監督が現れて驚いたな。初長編に撮りたい絵を全部、撮りたいアイデアを全部ぶっ込んで、とても勢いがあって良いですね。本作の山本環監督といい、内山拓也監督といい、阪本勇吾監督といい、映画界は活きの良い若手の撮り手がたくさんで楽しみしかないや。観れてよかった。

それではハバナイスムービー!

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きーろ

4.0コロナ禍の時

2025年8月17日
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楽しい

幸せ

癒される

学生だった人はみんな見るべきだなって思った
救われる

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むーらん

4.5星を見よ

2025年8月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

癒される

カワイイ

いやぁ~、面白かった! 間違いなく今年ここまでのベストだ。監督はなんとこれが初長編映画とのことで、脚本の女性もこれが初長編映画らしく本当に驚き。個人的にいま心が弱ってるからかもしれないが、涙腺がやばかった。家で観てたら間違いなく号泣だった。てか映画館でもちょっと泣いてしまいました。客もまあまあ入ってたんでなんとかごまかしましたが。

それにしてもコロナ禍の描写あれこれが当時を思い出させてくれてハッとした。たった5年前のことなのに、あんなに大変な事態だったのに、もう少し忘れかけている自分がいる。やはりこういう時代や社会を記録したような映画は作られておかねばなるまい。天文部や天体観測の描写もすごく良い。僕、実は結構天文が好きなんですよね。天体観測とか全然やったことないんだけど。

そして主演の桜田ひよりが本当に素晴らしい。青春群像劇で必ずしも普通の主演のような出番の多さではないんだが、若手俳優全員が好演してる中でもその演技力は頭一つ抜けている。あまりの自然な演技ぶりに本当に感心した。演技というより、ほんとにこういう人なんじゃないかと感じられてしまうくらいだった。その他の生徒役も大人たちも皆好演で、黒川“からかい上手の高木さん”想矢もまた出てた。中野有紗って子もどっかで見たなと思ったら今放送中のドラマ『僕達はまだこの星の校則を知らない』にも出演してる子だった。そっちも天文ドラマでやはり今年ベストドラマ。今年の夏は天文と星が来ますね。

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バラージ

4.0清々しく誠実で素直な映画

2025年8月16日
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未知のウイルスはそれまでの当たり前が当たり前ではなかったことにし、当たり前でなかったことを当たり前にした。沢山失ったが沢山得た。映画は当時の中高生からみたそんな風景を描く。そして変わらなく私たちにあるものに気づかせてくれる。こういう作品が増えて欲しい。

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つにてんてん

4.0刹那的な集い

2025年8月16日
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ばらばらの物語がみごとに一点に集約される。
その集いはとても刹那的で儚いんだけど、儚いからこそじんわりあたたかく、いつまでもこの子たちの世界を照らす灯火であってほしいなと切に思った。
この子たちがこのさき生きていく世界が、決してやさしさや希望だけではないことを知っているおとなだからこそ。

若くてみずみずしい役者さんたちみんな、ちゃんとそこに生きている感じがして、とてもよかったです。

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kikisava

5.0これ以上私たちから何にも奪わないで

2025年8月15日
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ひでちゃぴん