「特別な一年」この夏の星を見る やきすこぶさんの映画レビュー(感想・評価)
特別な一年
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7月7日の夜にこの映画を観たんです。
七夕っぽい映画って言うと『7月7日、晴れ』くらいしか思いつかないんだけど、この映画でベガとアルタイルの名前を聞けたから、ほんのちょっぴり七夕気分を味わえました。
コロナ禍の若者に対して、おっさんの私は当時、青春に制限がかかって可哀想だと思っていたんです。
けれど、この映画を観たら青春はコロナなんかに負けないんじゃないかと思えてきたの。
そう思わせてくれた最大の要因はスターキャッチのシーンが良かったからなんですよね。
あのシーン、想像以上の躍動感で若者たちが活き活きとして見えたの。
それに表情も良かった、マスクをしていても充実した良い表情をしているのが伝わってくるんです。
もちろん、この映画はフィクションなんだけど、あの当時の状況でも数多くのこうした青春が存在したのだろうと思わせてくれました。
コロナ禍で制限が有ったのは間違いないのだけど、熱中できる物に出会えてしまえば、たとえどんな状況であっても若い頃の一年はやはり特別な一年になるんだろうなと思います。
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