「リンダリンダリンダ」ポール・マッカートニー&ウイングス ワン・ハンド・クラッピング 梨剥く侍さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0リンダリンダリンダ

2024年9月27日
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鑑賞方法:映画館

dolby atmosなるものはよく知らないけど、1974年当時のTV用ドキュメンタリーということで、レストアされたとは言え画質の粗さはいかんともしがたい。さらにTVサイズが前提なので、おおむねクローズアップショットだ。
1974年8月というのは、ウイングス3枚目のアルバム「バンド・オン・ザ・ラン」を前年に出したばかりで、その後の数々の名曲は演奏されていない。
ウイングスはポールとリンダ・マッカートニー、デニー・レイン以外のメンバーはころころ変遷していて、やはり(ビートルズと違って)ポールのワンマンバンドだったのだろう。私はずっとポールのファンだが、それでも個性のぶつかり合いという点で、ビートルズ時代に比していくらか物足りなさを感じなくもない。
一番興味深かったのは、アビーロードスタジオの裏庭でポールが一人でギターを弾きながら歌うオフショット。
リンダの在りし日の姿が切ない。合掌。

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梨剥く侍