アンダーニンジャのレビュー・感想・評価
全422件中、221~240件目を表示
役者の無駄遣い
空気感は良かった
良くも悪くも福田節
この映画は原作とは全く別物の作品です。
大まかなストーリーや設定はなぞってはいるものの、原作の持つ忍者世界の非情さや無常観などは一切感じられることは無い(そこが魅力の作品だったはず)。
格闘シーンやVFXを駆使したスペクタクルシーンも、まぁなぞりました感しかなく福田監督独得の内容の薄い映画に仕上がっている。
唯一、山﨑賢人演じる九郎のオフビートな雰囲気は原作主人公に通じるものがあったのだが…押し入れ越しにビールを飲んだ飲まないで隣人のムロツヨシと掛け合うシーンで、明らかにムロのアドリブで含み笑いする主人公でもうぶち壊しだwこれもまぁ仲間内のノリを見せちゃう福田監督作品にありがちな演出なのだが…なぜこの映画でそこをわざわざ使う。好演していた山﨑賢人が可哀想だ。ばかもの。
正直、福田監督って深夜ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズで名を馳せて以降、あの福田ファミリー的な演者たちの緩いアドリブ笑いがいい意味でも悪い意味でも持ち味になってしまってる。ぶっちゃけ本作も深夜ドラマの薄い内容の軽い笑いのノリからは脱却できていない。てかシリアスなテーマは福田監督には向かないようだ。
つまりあまりにテレビ的で映画の持つポテンシャルからはハズレ&ズレまくっており「わざわざ金払って映画で観る意味あるか?」という所にボクはたどり着いてしまった。
最後にあえて言うが、そろそろ観客の中からもあのワンパターンな福田節の映像作品に食傷気味の人が出てきてもおかしくないんじゃないか?ボクはもう映画作品では「明らかにギャグ映画」として宣伝されていない限り、もう食指が動かないだろう。
2025 9本目(劇場3本目)
面白いよ。
笑いとアクションのバランスが良い
おもしろかったです
小3の子どもとみにいきました。
私は原作を読んでいて、グロいシーンが多いので、子どもは無理かな…と思っていましたが、
全年齢みれる作品になってるとのことで、みたい!と言っていた子どもも連れていきました。
前半は子どもと一緒にとにかく笑っていました。
福田監督の映画は、私にとっては笑えるものと、ちょっとギャグがキツイな…と思うものがありますが、
今回のはそこまででもなく。
原作もシュールなギャグが多いので、福田監督の世界に合っているなぁと感じました。
後半はアクションシーンがあまりにもかっこよくて…。
血がでるシーンは少しあり、そこは子どもも目をつむっていましたが、
原作ほどグロくはなく、ホッとしました。
主題歌も作品にすごく合っていて、映画みたあと何度もリピートして聞いています。
また続編があったら、ぜひみたいです!
原作に忠実
アクション最高!
アクションとコメディのバランス
アクションエンターテイメント
原作未読、あくまで本作を映画として鑑賞。すっかりアクション大スターになった山崎賢人、マンガ原作の実写アクション作品で、またこの人が主演!と思うことも少なくない。本作もそう思ったところあり。作り手からの信頼が厚いのだろう。福田作品である本作も、納得のいく佇まいで、アクションのキレと飄々とした雰囲気で良い存在感だった。福田作品レギュラーの2名を除き、他のキャストは必要以上のギャグマンガ化することはなく、わりと見やすかった。妙な表現だが、福田作品は実写ギャグ漫画のようになることが多い印象で、個人的にそれがあまり得意ではないが、本作はそうなってない印象を受け、一応アクションエンターテイメントに仕上がっている。マンガ原作だと分かる描き方ではあるが、アクションにこだわった面白さを楽しめる仕上がりとなっている。
浜田美波の振り切った顔が凄い。やり切り方に凄い女優になりそうな予感。今後の彼女の変化に期待。
残念、笑・ストーリー・アクションどの要素も半端な感じ
俺はコメディーを越えてバカ映画と言ってしまった方が良いような振り切った福田作品のファン。 浜辺美波もお気に入りヒロインの一人なので、今作にも福田節を期待して観賞
【物語】
古くから日本各地に潜伏し、存在し続けて来た忍者。 戦後日本に進駐したGHQマッカーサーにより忍者組織は一旦解体されたが、忍者達は潜行し、今も世界各国のさまざまな機関に潜伏し、現在も約20万人の忍者が暗躍しているという。現代では「NIN」忍者組織として忍者を統括しているが、NINから脱退した忍者が密かに結成したUnder Ninja「UN」が不審な動きを見せていた。
あるとき、NINは戦中軍のスパイ養成学校だった「中野学校」の分校跡地にある高校に近頃UNが潜入している情報をキャッチ。NINの末端忍者・雲隠九郎(山崎賢人)はその高校に潜入し、彼らの目的・行動を調査するように命じられる。
転入生として学校に潜入した九郎は女子生徒野口彩花(浜辺美波)と出会う。 九郎は情報収集を進めながら彩花と親しくなって行くが、彩花は忍者同士の戦いに巻き込まれていく。
【感想】
今作はちょっとガッカリ。
今回は半端だったと思う。
忍者の2つの組織の戦いという、普通の映画っぽいストーリーの軸が一応ある。しかし、それがストーリーとして面白いかというと、ハッキリ言って全然面白く無かった。
では、ストーリーは置いておいて、笑えたかというと、残念ながら笑えたシーンはとても限られていた。
元々福田作品の真骨頂は「スジは一応あるが、そこは重要じゃない」だと思う。各シーンのバカげたギャグが一番重要。
今回なぜ、それが不発だったか?
そう考えると、今回はスジ、ギャグに加えて、アクションが有ったからかも知れない。この作品は忍者のアクションも売りになっており、福田監督もそちらに気を取られたか?
浜辺美波も(当然だが)可愛く撮られていたわけでもなく、ギャグが光ったわけでもなく・・・
彼女場合、TVドラマ“アリバイ崩し承ります”で見せたような、とぼけたような、あるいはちょっと抜けているような表現はキュートで上手いが、福田作品で求められる振り切ったすっとぼけた演技は得意でないようだ。
期待のヒロインも不発だったし、俺的はずっと低予算で製作されたと思われる“聖☆おにいさん THE MOVIE”の方がずっと好き。
佐々魔とマコちゃんは登場させて欲しかった
全体にキャスティングは良かった。
ムロさんと佐藤さんは逆でも見てみたい。
福田演出のひつこい所はちょっと長すぎ。
Creepy Nutsのエンドロールも良かった
キャストの期待感とシナリオの中だるみ感
原作が大大大好きで映画絶対観ようと思ってました。福田組中心のキャストでこれは期待大とウキウキウィッキーさん。
特に吉田先生役の佐藤次朗、担任役のシソンヌ長谷川は個人的に一番のワクワクシーンでしたがお見事でした。
九郎役の山﨑賢人も予想以上にハマっててのめりこめたしファン増えたのでは。
惜しいところは瑛太と九郎のからみシーンが無駄に多かったりと途中で中だるみした点かな。
原作が細部までかなり濃厚な内容なので120分でポイント描ききるのはハードル高めだったかなぁと。
あと最後に十二郎観たかった。
全422件中、221~240件目を表示






