アンダーニンジャのレビュー・感想・評価
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浜辺美波を活かせた良作!福田イズムの真骨頂
山﨑賢人の新たな魅力!
なんといっても山﨑賢人のアクションが見どころでしょう。
他、岡山天音・山本千尋あたりは頑張っていたと思いますが、
基本、スタントの方が頑張っていらっしゃったアクション作品だと思います。
そういう意味では、やはり『ベイビーわるきゅーれ』シリーズのアクションは際立っていて、
本当にすごいとあらためて感じる機会にもなりました。
山﨑賢人が『ベイビーわるきゅーれ』に出演してくれるとめちゃめちゃ面白そうですよね。
次にギャグシーンなのですが、福田雄一監督ならではのくどさがあります。
特に、山﨑賢人とムロツヨシのやりとりは長かった。
けれど、山﨑賢人が演技を忘れて笑っちゃっているところは良かったですね。
そこだけは面白かったけれど、長すぎ・くどすぎですね。
佐藤二朗も、もう飽きてきました。この芸風には。
後半の学校でのアクション、岡山天音演じる敵による殺戮が始まると
ギャグモードから一気にシリアスに転じて、このあたりはすごく良かったし、面白かったです。
坂口涼太郎演じる瑛太の存在も、話を分厚くしてくれていて良かったですね。
間宮祥太朗もキビキビしていて良かったです。
平田満もいぶし銀の演技で良い味付けでしたね。
とは言え、間延び感のあるスローな展開は、ちょっとタルかったですね。
もっとテンポ良く進行してくれていたら、もっと面白くできていたと思いますね。
山﨑賢人の新たな魅力を出すことができた作品だと思います。
また、浜辺美波がかわいかったのでOKです(笑)
聖⭐︎お兄さん よりも遥かにこっちが面白かったです。
きっと漫画読んだ方が面白いんだろうな
漫画原作とは知らずに観たけどスタッフロールでヤンマガに載ってた(載ってる?)
って事を知ってやっぱりそんな感じかと思った
映画単品で見ると邦画の割には全体的に頑張ってたと思うけど
やっぱりどこか無理矢理な感じが否めない
おふざけパートは普通に面白かったけど
アクションももう少し頑張って欲しい所…
私は凄いアクションを上手いカメラワークで観たいのであってスタントマンありきのしょっぱアクションを無駄に忙しいカメラワークで観たいわけじゃないんだよなぁ
でも間宮祥太朗と岡山天音が思ったより動けてたのには感心した
主演と敵のラスボスがアクションあまり上手くないのがなぁ
そのせいでおふざけパートが若干ノイズにもなってる気もした
まぁとは言え漫画原作である事を考慮しないのであれば悪くはないと思うので
この評価にしたけど
多分漫画読んだ方が面白いんだろうなぁ
【"NIN VS UN"福田雄一監督らしい緩ーくおバカな前半から、イキナリ激しい忍者対決になる後半の展開のアンバランスさにビックリした作品。浜辺さんの変顔の数々にもビックリした作品である。】
ー 私は、昨年末公開された福田雄一監督の「聖☆おにいさん THE MOVIE ホーリーメンVS悪魔軍団」を楽しく鑑賞し、軒並み低評価レビューが掲載される中、3.5をビシッと付けたモノである。
で、今作。漫画も読んでないしどーだろーか、と思いながら劇場に足を運んだのである。-
■忍者組織NINに所属する、暇を持て余している雲隠九郎(山崎賢人)はある日、戦後70年以上、地下で活動を続ける敵対組織UN(アンダーニンジャ)が潜入する旧陸軍中野学校の跡地に建てられた講談高校に、高校生として潜入するが、突然UNによる襲撃が始まる。
◆感想<Caution!内容にやや、触れています。>
・序盤の福田組常連のムロツヨシ扮する冴えないサラリーマンと九郎との、おバカな遣り取りのシーンや(山崎賢人さん、余りにおバカなムロツヨシのくどーいアドリブに笑っている。)同じく売れない禿げた作家の佐藤二朗の”何ですかーい!”の連発や、木南晴夏の酔っ払いお姉さんのシーンなどは、相変わらずだが、どーもシーン展開が多くって「聖☆おにいさん THE MOVIE ホーリーメンVS悪魔軍団」ほど、笑えない。(註!個人的な感想です!ここで、”アンタの笑いのツボはオカシイ”とか言わないよーに!)
・そこに、色々と謎の人達が出て来たり、中途入学した講談高校の同級生、野口(浜辺美波)の絡みは、何だか不思議であるが、マアマア可笑しいというか、浜辺さんにあんな顔をさせるなんて、或る意味凄いな福田雄一監督!等と思いながら、観賞続行。
・NUの透明な忍者、猿田(岡山天音)の刀剣アクションなどは、ナカナカであったが、兎に角ストーリー展開が良く分からないのである。
イキナリ、宇宙ステーションからビームが放たれて、講談高校が爆破したり、雲隠九郎と美少女だが、何だか不気味な山田(山本千尋)との対決などは、ナカナカだったがなあ。
<今作は、福田雄一監督らしい緩ーくおバカな前半から、イキナリ激しい忍者対決になる後半の展開のアンバランスさにビックリした作品。浜辺さんの変顔にもビックリ作品でありました。>
ニンジャ高校生
緩いコメディとハードなアクションがミスマッチとしか思えない
つい最近、「聖☆おにいさん」でも見せつけられたせいか、佐藤二朗やムロツヨシのふざけたアドリブのやり取りが、何だかクドくて鼻についてしまった。
ハードで迫力のある戦闘シーンとのギャップの面白さを狙ったのかもしれないが、福田監督の緩くて間延びしたコメディタッチは、この作品のトーンにはマッチしていないように思えてならない。
特に、高校で、罪のない生徒達や先生が次々に斬殺されていく様子は凄惨で、とても「コメディ映画」のいちシーンとは思えない。
それ以前に、衛星兵器で高校を消滅させることができるのであれば、抜け忍が、わざわざ生徒達を虐殺する必要はなかっただろうし、衛星の場所が分かった時点で、「アンダーニンジャ」が高校に潜伏する理由もなくなったので、地下で「NIN」を待ち構える必要もなかったのではないだろうか?
「隠密」というイメージとは程遠いオープンな諜報活動や、刀で斬り合うだけの戦闘シーンには、あまり「忍者らしさ」が感じられないし、「NIN」の下忍である主人公が、凄腕の「アンダーニンジャ」と互角に渡り合えるほど、高い戦闘能力を持っているということにも違和感がある。
その他にも、どういった人間が、どういう経緯で忍者になり、どのような教育訓練を受けて、どう生計を立てているのかなど、よく分からないことが多過ぎる。
せっかく、「現代社会でも忍者が活躍している」という物語を描くのであれば、内輪のふざけ合いを延々と映し出す代わりに、「NIN」という組織が、政府や警察の活動の下請けをしたり、運送会社を隠れ蓑にしているといった設定を、もっと詳しく説明するべきではなかったかと思えるのである。
なぜ、この映画を作ったのだろう。
見終わっての、いや見てる最中から、製作陣はなぜこの映画を作ろうと思ったのだろうという疑問が頭に浮かんだ。福田監督作品という事で予想はしていたが、寒くてしつこいアドリブギャグには無表情、からのしつこさに苦笑がもれる。コント見てるなら良いんだけど、冗長なギャグシーンには、いいから早く話進めてよ、という気持ち。そもそもこの作品は原作がまだまだ中途半端なんだから、映画の尺で収めるにはオリジナルでそれなりに話作ってまとめるしかないだろうなと思っていた。が、原作の話はやはりダイジェストに留まり、シュールなギャグシーンがメインになっていて、最後まで結局この話はどういう話で何を感じればいいのだろう?という事がわからないまま、終幕。
原作も続いている話だし、あの終わり方からして、続編も考えているのかな?クレジット後のラストシーンも何を言いたいのだろう?
いや、続編はたぶん無理だろうけれど。
だから、なぜこの映画はつくられたのだろう??
山崎賢人と浜辺美波は良かったけどね。本人達の個性故に。
追記。
原作を読み返してみたら、ややこしい設定や登場人物をうまく整理しつつ、原作を2時間映画でかなり可能な限り再現してまとめている、というのが判った。星0.5足しても良いかも。
だからこそ、要らないギャグシーンが余計だったなぁ。そこで見る人を萎えさせてしまってるのが、惜しい。
稀に見るほど無茶苦茶な作品。なんじゃこりゃ…。
今年27本目(合計1,569本目/今月(2025年1月度)27本目)。
まず、この映画は一般指定です(公式サイトも参照のこと)。PG12ですらないわけです。
まぁ結果論から言えば、原作を見てない方が悪いともいえるし、原作を見ていれば行く行かないの判断はついたのかもしれませんが、一般的に公式サイトや予告編ほかを見る限り、学園ものニンジャバトル物語か…と思っていくと思うのですが、まるで展開がぐっちゃぐちゃになるので何を見せられているのか後半からよくわからなくなるのがよくわからないところです。
妙なまでにストーリーがわかりづらい(前半もギャグに寄せたいのかニンジャバトルをしたいかわからない)上に、東京の話かと思えばいきなり長野がどうこうとか言い始めるし、極端にヘンテコな展開に飛ぶので、もはや「みているだけ」であり(まぁ、映画は「観ているだけ」ではありましょうが)、そこに何らかの解釈を求めるのは無理じゃないかなと思います。かつ、ギャグ映画に寄せるならそうすればいいのに(ギャグ映画として成立するかはともかく、「ここで笑って」という明確なポイントもあまりない)、どう見たらよいのか…といったところで、観る方によっては「ジャンルだまし系か」(2023年だったかの「それがいる森」に近い扱い?)…といったところです。
ただ、「大怪獣~」の支離滅裂さは認められないし、全体として相場観を崩さないような評価をしようと思うと、このくらい(2.0か2.5か…)といったところだろうと思います。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点1.0/後半から何を見せられているのかよくわからない)
要はニンジャバトルをしたいのか、高校生どうしの(若干不正確な点もあるが、ネタバレ回避)恋愛をみたいのか、あるいはギャグ映画なのかジャンルが謎で見るほうはついていけなくなり大混乱をきたします。また、よくわからない点(原作みてるか、注意深く見ればわかるのかな/リボンタイをしている男の子などは、なぜその恰好で出てきたのか他)ほか、どういう趣旨かわからない点も多々あります(ジャンルを混ぜすぎ)。
特に後半から何を述べたいのか混乱するので、もはや前半でどれだけ理解できるかがポイントではないのかな…と思えます。
(減点0.5/保護責任者遺棄関係)
ここには、飲み会などで一緒に飲み始めた当事者や、同居人も保護者として解釈されます(判例)。かつ、「病人」には「強度の酩酊状態にあるもの」も含まれます(判例)。これらを置き去りにする描写は民法上も刑法上もまずいです。
(減点0.5/事務管理・占有離脱物横領罪関係)
占有が離れたものを勝手に持っていくこと自体は、それを警察などに遺失物として届け出る(民法上は事務管理の特殊な扱い)のは構いませんが、勝手にネコババするのは占有離脱物横領罪との関係で描写がまずいです(ブラジャー関係)。かつ、事務管理は、不当利得、不法行為とともに、「条件を満たすと勝手に発動する債権」なので(法定債権という)、ほぼ全てが強行法規です(当事者の意思で好き勝手に解釈を変えられるものではない)。
(減点0.5/通達の意味について)
「通達」というのは「上級行政庁が下級行政庁に出す、下級行政庁を拘束するものであり、国民の権利義務に関係しないもの」です(墓地埋葬事件/最高裁判例)。映画内の描写は上級行政庁・下級行政庁の関係にないので何を言っているのか不明です。
(減点0.2/一般指定で良いのか疑問が残る) ※レーティング一つ違いは0.2固定
一応、どう公式サイトほかを見ても一般指定の扱いですが、後半から首が飛びまくり血液が飛ぶシーンほかあるので、PG12ついてもおかしくないのでは…と思えます。
(減点0.2/「秘密裡に」(ひみつりに)が何を指すか通常は理解がしがたい)
この漢字を当てることからもわかる通り、民法上の心裡留保(93条)との関係で、「秘密の裏に」(この「裡」の字は常用漢字ではないため、「裏」(野球の「表・裏」の攻撃の「裏」の字)をあてることもある)という意味ですが、この理解を求めるのは「やや酷か…」という気もしなくもありません(この映画がギャグ映画でどういった客層を想定しているのかも怪しい。高校現代文あたりでギリギリかと思える)。
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駄作ですね、、
2000円払う価値はないかな
おもろカッコ良かった
忍者かっこいい!
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