「「遊びゴコロ満載」?〜コミック実写化なんだから、これくらいやらないと世界観だせないかな。」アンダーニンジャ Haihaiさんの映画レビュー(感想・評価)
「遊びゴコロ満載」?〜コミック実写化なんだから、これくらいやらないと世界観だせないかな。
2025年公開、配給・東宝。
【監督・脚本】:福田雄一
【原作】:花沢健吾〜『アンダーニンジャ』
主な配役
【雲隠九郎(十郎)】:山﨑賢人
【野口彩花】:浜辺美波
【加藤】:間宮祥太朗
【鈴木】:白石麻衣
【蜂谷紫音】:宮世琉弥
【猿田】:岡山天音
【山田美月】:山本千尋
【瑛太】:坂口涼太郎
【担任】:シソンヌ長谷川
【主事】:平田満
※他に「福田組」とされる佐藤二朗、ムロツヨシも出演している。
1.福田雄一監督作品
『斉木楠雄のΨ難(2017年)』とよく似ていた。
制服姿、学校が舞台、など設定自体に共通点も多いし、
主演級の女優に「顔芸」を仕込むところなどは全く同じ。
コミックが原作なので、やりすぎとまではいかないにしても、本作の浜辺美波や、斉木楠雄での橋本環奈に対しては少し気の毒に感じてしまった。
もちろん、原作に忠実に描こうとした結果なのだろうが。。。
コミックにどこまで寄せきれるか?に挑戦しているようだ。
2.忍者 vs. 忍者
原作を読んでないので、的はずれかもしれないが、
忍者の武器って、もっともっとたくさんあるのになぁ、
なんて思いながら観た。
一方で、宇宙空間からドカーンって、忍法の域を逸脱しすぎではないのか?
と心の中で突っ込んでみた(笑)。
とは言え、
冒頭の歩道橋シーンや、クライマックスの地下通路シーンは出に汗を握った。
女性キャラのアクションシーンでは、スタントと俳優の境目が、くっきりしすぎていたのはご愛嬌か。
3.まとめ
劇場で予告編『誰も観たことのない現代ニンジャエンターテインメントが幕を開ける!』に接して以降、
「面白そう、行きたい!」となっていたが、機会を逸してしまっていた。
6月にデジタル配信が解禁になり、早速観た。
予告編で強調されていた、「忍者アクション」より「コメディ要素」が多く配合されていて面食らった。
福田組と称される佐藤二朗やムロツヨシは、キーキャラクターではないという安心感からか、
おそらく、ではあるが、
アドリブがかなり多く、相手(山崎賢人)が笑ってしまっているシーンを堂々と本編に入れていた。
福田雄一監督の心の余裕が感じられた。
斉木楠雄と似ている、と書いたが
あれから8年、最も異なっていた部分かもしれない。
「遊びゴコロ満載」とみるか、
「悪ふざけ、内輪ウケ」とみるか。
いずれかで評価は二分されそう。
わたしですか?
ニュートラルです。。。え?ずるいですか?(笑)
最後まで楽しく観ることができました。
☆4.0
え!ズルイ。。ww
私は悪ふざけ、内輪受けだなーーと思って観てましたけど、肯定派です。
天音ちゃんラブなので♪
それよりも宣伝で登場する福田さんのウザさが苦手でしたw
共感ありがとうございます。
“シュールなギャグ”1発目以外無理!なのが普通ですが、しつこくやり続けると慣れてくる客も出て来るんですかね。
新解釈シリーズは観てないのでほっとしています、観に行く義理ないので。


