「ミスマッチ」アンダーニンジャ じきょうさんの映画レビュー(感想・評価)
ミスマッチ
マンガやアニメもそうだったけど、ちょっととっちらかっているので、いまひとつのめり込めない感じ。警察官並みの数を有する忍者が暗躍する現代の設定は、呪術師がいる世界よりは現実味があるし、わくわくもした。
花沢健吾のストーリーは微妙なギャグが散りばめている上、登場人物が濃すぎる。そこで、ある程度のシェイプアップは必要だ。
なにかと「オッパイ飲むか」と言う落ち武者頭のおっさんや、何故か歌舞伎調のクマドリのある女子高生とかいないし、九郎の周りの変態的なアパートの住人もあっさりと片付けられて、アクションに振られている。
それは賛成だが、ちょっと惜しい気もする。ならば大筋と関係ない佐藤二朗のギャグをけちってもいいし、ロシア人のくだりや、下着どろ少年の話などはなくても成立すると思う。
前半は眠く後半が良かった
結局この話は短くした分だけシナリオを絞り込めば良かっただろうなあ。残念ながら福田監督とは合わない、つまりはオファーした映画会社のお偉いさんが悪いと思う。
山崎賢人のジョジョに次ぐ黒歴史になってしまった。
映画の楽しみ方には、人それぞれなので、楽しんでみている人を否定するつもりはないです。でも、楽しんでみることも、批判的に見ることも、批評したり、話し合ったりすることも、映画の楽しみ方ではあると思いますね。
この映画について、自分の考えと違う意見を見て、自分自身を貶されたように感じているんでしょうけど、あなたに向けて発信した訳では無いですよ。そういうコミニュケーションの場ではないですね。
でも結局大ヒットしてるじゃない?この映画はつまらないと思った人だけが投稿してるんです。面白かった人は中々見知らぬ人には話さないし、内輪でおもしろかったねー、て盛り上がるんです。貶すのは簡単。
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