劇場公開日 2025年5月16日

金子差入店のレビュー・感想・評価

全213件中、61~80件目を表示

1.5偽善を貫くアクリル板越しの欺瞞

2025年5月25日
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鑑賞方法:映画館

設定が好みだったのですが、、、想定されるシナリオという撒き餌をバラまき過ぎて、落ち着かないまま終わったという印象でした。

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うずまき

3.5かなり重たい社会派映画

2025年5月24日
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鑑賞方法:映画館

この映画で、刑務所や拘置所の収容者に、差し入れや面会の代行をする「差入屋」という商売を、初めて知った。
がちがちの社会派映画で、主人公がかかわる2つの殺人事件も重たく、映画全体として暗い。
丸山隆平は、主役として文句ない演技を披露。

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ファランドル

3.5全体に重た過ぎました

2025年5月24日
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鑑賞方法:映画館

序盤から中盤にかけて想像以上に内容が重た過ぎる上に話を詰め込み過ぎていて、観ているのがキツく、また分かり難かったです。
また、そのキツい内容の割には差入店に対する思いが描かれていないので、何でそんなに無理して差入店を続けているのかがイマイチ伝わって来なかったです。
終盤は感動的な方向へ振ってくれたので良かったですが、もう少し序盤に差入店に対する思いを描いてくれていれば入って行き易かったと思います。
また、キャスティングも演技力にバラツキがあり、改めて日本の俳優は層が薄いと思いました。

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alias

3.5“身内”という、それぞれの存在。

2025年5月24日
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鑑賞方法:映画館

まず一番に残しておきたい感情としては奥さんの忍耐強さにグッときたということです。どんな夫であっても、決して見捨てない。背中をさすってくれる。喝を入れてくれる。揺るがない愛の強さをもつ人です。

そんな奥さんに支えられて、前科者である夫は、社会の一員としてなんとか働けているのです。もともとこのお店を営んでいた叔父も居てくれてよかったです。叔父は、甥の悶々とした心を、そっと受け止めて、やさしい笑顔で包んでくれるような人です。かつての若い頃の自分と甥を重ねて見ているのかもしれません。親が俺にしてくれたように、自分も同じことをしようと、あの場所に招いたのかもしれません。

奥さんや叔父。身内ほど心強い存在はいないと思う。でも、身内に苦しめられて生きてきた者もいる。その状況から救い上げてくれているのは、自分ではなく、他人。終わった人生の者がこれからの人生を生きる者を救ったり。自分みたいにならないようにと一つの命を終わらせたり。色々な“思い”を見た気がしました。

金子差入店の前にはきれいな花鉢がいくつか飾られています。それを嫌がらせで割る者がいます。「誰だよ…」とブツブツ言いながら夫は片付けていました。エンドロールのあとに流れるシーンでは、夫自身がこの仕事を受け入れ、誇りを持ち、俺は間違ったことはしていない!という確固たるプライドを感じられました。



私たちがおかしいんじゃないの。世間がおかしいの。あなたがやってることは、すごいことなんだから。

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羊

4.0生き辛さと

2025年5月24日
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鑑賞方法:映画館

生き辛さと毒親問題がひとつの主軸、もうひとつが差入れにまつわる加害者の人権問題か。特に、毒親はいくつかのパターンを描いておりなかなかしんどい…
役者は主演の丸山を含めみななかなかの熱演。
いっぽうでテーマを描くための事件はいずれもいかにもそのためのセッティングのような案配でちょっと厳しい。特に北村匠海の役の造形はどうだろうか…
JKについても事件の内容に対してあの無垢さはいくらなんでもないのでは?観る方は「あんのこと」の河合優実と比べちゃうしさ…
おおかたにおいて邦画的な説明し過ぎ語り過ぎという悪弊は控えられていたが、岸谷五朗まわりはちょっと語り過多。もうちょっと観客を信頼してほしい。

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ぱんちょ

4.5タイトルなし(ネタバレ)

2025年5月24日
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りゃんひさ

4.0酷評もありますが、考えさせられるいい映画でした!

2025年5月24日
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2割の働かない蟻の話は知ってましたが、まさかこの映画でまた思い出すなんて!
人に例えると2割のドロップアウトした人種を差すのですが、実はこの2割が社会でのキーポイントなんですよ!って言うのがこの映画によくでていました!
【天職】って言葉があるように私が思うに偏見される仕事って誰でも出来ることじゃなく、【彼ならきっと出来る】って神様からのプレゼントじゃないかな?って思うんですよ。また犯罪者でも何か【きっかけ】と言うプレゼントで改心することだってある。真木ようこ、寺尾聰の存在感はさすがでした。どんな境遇でも人のせいにせず、プライドを持って生きていきたい気持ちになる。機会あったらまた観たい映画でした!

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momo

5.0他者と自分との境界線を思う

2025年5月24日
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泣ける

興奮

斬新

塀の外と内、アクリル板のあちら側とこちら側、ご近所と家族、自分と家族、個人と社会、自分の中の善悪、あらゆる境界線について考えさせてもらえる良作。登場人物の心情がリアルに胸にせまる。俳優がみな適役で素晴らしい。特に丸山隆平と岸谷五朗は彼らの手触りまで伝わってくるようだった。

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たむる

4.5観る前と後で日常の感じ方が変わる

2025年5月24日
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※核心的なネタバレは含みませんが詳細な感想です※
綺麗事だけで片付けられない、悲しいほど人間味溢れた物語。爽快な勧善懲悪でもお涙頂戴の出来レースでもなく、矛盾ある行動を取ってしまうところがリアルな人間らしくて考えさせられる。

観客に多少の洞察力、想像力、思考力が求められる構成。語られない背景を想像することを楽しめる人(いわゆる考察好き)向けではある。
脇役に関し疑問が残る部分もあるが、登場人物すべての設定を説明するのは無粋だし、2時間でテンポ良く本筋に集中させるには英断だと思った。全て説明するなら連ドラの尺になる。
むしろ、「自分の知らないところにもたくさんの壮絶な人生がある」ということに気づき焦燥することこそ、この映画の本質ではないか。

ベテランから子役まで全体的に演技の質が良く、満足感アリ。北村匠海の怪演は必見。丸山隆平の人間らしさはハマり役だと思う。

世界観について、やや古臭さ?を感じた。構想10年以上とのことなので、その影響もあるかもしれない。そこは目を瞑った方が楽しめる。
リアルな人間らしさとフィクション作品らしさが混在するため、没入感に影響があるかと思う。

万人受けする作品では無いが、観て損は無し。人によって感じ方や刺さり方が変わるので、誰かに話したくなる。

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うき

4.0差入屋

2025年5月24日
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本当にこんな仕事があるのかはまだ調べてない。
いろいろ考えるところがある面白い映画だった。
パパの短絡的な怒ると抑えが効かなくなるところに1番腹が立つ。そんなんだから、、、と言いたくなる。
殺人犯の親にも女子高生にも思うところがある。
でも面白いと思う。

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kyocool

3.0「差入屋」。知らない世界だったし知らない人も多いと思うのでそこに着...

2025年5月24日
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鑑賞方法:映画館

「差入屋」。知らない世界だったし知らない人も多いと思うのでそこに着目したのはとても素晴らしいし、終始釘づけでした。

しかし、しかし、、、。
ツッコミどころが多く、登場人物全てが設定浅いのでクエスチョンだらけでした。

丸山君の演技は凄く良かった。真木ようこは設定が悪かったのか、ぼやけて刺さるものは無かった。
北村親子はインパクトこそあったけど、ここの親子関係もこちらが想像するしかなくつまらない。惜しい。
岸谷吾郎と女子高生のペアが一番謎謎謎!
スッキリしないよー。
女子高生の罪を黙認⁈あり得ないよ丸山君!この辺りでもう作品に対して裏切られた感が…。

館内ではすすり泣くお客さんが数名居ましたが、素直に観れなくてごめんなさい、感情移入出来なかったです。

辛口ですがこの世界を知るには良い事だと思いますのでオススメはします!

※ラストのいちごとエンドロールの曲は良い方向に向かってるって事なんですよね?これまた余計な演出と言うかこじ付けとしか…。だってね、植木鉢がね。 最後まで愚痴ってしまいましたが、惜しいんですよ!もっとぎゅっと絞ればホントに満点あげたいです!

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コチョ

4.0内容としては面白いが…

2025年5月24日
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泣ける

悲しい

ドキドキ

ほのぼのしたり力んだり飽きることなく一気に観られる作品だけど…真木よう子の滑舌の悪さがどうも気になる

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ぴーかあちゃん

3.5⭐︎3.9 / 5.0

2025年5月24日
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鑑賞方法:映画館

5月23日(金) @映画館
金子差入店
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「弱さ」を知る人こそ痛みが分かる強い人!不器用な夫を支える妻の奥ゆかしさに感涙😭本気で真木さんに惚れてまう作品です😆
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#映画好きな人と繋がりたい

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まー。

5.0見つめ直す

2025年5月23日
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泣ける

幸せ

驚く

4回目の鑑賞。毎回新しい発見がある。そして毎回違う感情が沸き起こる。個々の登場人物の背景を深く知りたくなる。自分の心が納得するまで観に行きたいと思います。

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くじらぐも

5.0見てよかった

2025年5月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

驚く

斬新

予告で怖そうかなと思いましたが見に行きました

目を背ける場面もありましたが、サスペンスよりヒューマンドラマに感じました

人間の醜さ、冷酷さを突きつけられても時折見られる笑顔が愛おしくてたまらない
どの人物も表情が素晴らしかったです

どの世代、立場の方にも各々の響き方があると思いますが
親である私は是非、親の立場の方に見て頂きたいと思いました

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EIGHT

4.5何度も見たくなる作品

2025年5月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

斬新

最初はしんどいシーンとかあると思って気合い入れてましたが、終わり頃にはのめり込んで涙してました。主演の丸山くんはもとより出られてる皆さんが素晴らしい演技だと思いました。

見る度に印象が変わっていきました。あのシーンはどういう意味があったのだろうと繰り返し見たくなりました。

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よよよ

4.0多くの方に観ていただきたい作品

2025年5月23日
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泣ける

とても深い作品だと感じました。鑑賞後に様々なことを考えさせられました。家族への接し方、会えなくなってからしか分からない人の大切さ、それぞれの立場の気持ちなど、、、これは観た人それぞれだと思います。観る方の環境やメンタルによっても感じることは変わると思います。実際私もそうで、一回目と二回目で感じることが変わっていました。この映画に出逢えて良かった。

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温泉卵

4.5差入店の温かな家族物語

2025年5月23日
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鑑賞方法:映画館

古川豪監督が差入店の存在とその必要性を知り脚本を書いた作品。確かに調べてみると差入などできない物の方が多く、かつそれぞれの刑務所や拘置所でも細かい決まりがあるようだ。ネット経由でも差入を頼めるところがあった。衣料や雑誌などの値段は高いが差入店経由ならスムーズに届くのだろうと思う。
主人公を演じる丸山隆平は前科あり。どの程度の傷害事件かは分からないが4年くらった。
真木よう子演じる妻は身重であったが「父親は1人しかいない」と出所を待ってくれた。前科があるので普通の仕事は難しいと、おじの寺尾聰から伝授された差入店の仕事を継ぎ真面目に取り組む。しかし息子の幼なじみが不幸な事件で亡くなるとその職業が起因し妻と息子はイジメに遭う、。息子は父を責めることなく自分の弱さからだと涙を流し、妻は「あなたは必要な仕事をしている」とあくまで前向きに夫を支える。ダメな父親にこんな出来た妻と息子がいるなんて、それだけで幸せなんだぞ!と観ている誰もが実感する。
映画はこの幼なじみの殺害事件と女子高生を救う為に鬼親を元ヤクザが殺す事件が絡み、それぞれ差入の代行をする。事件の内容は僅かのカットを差し込むだけだがその画像が衝撃的で悲惨さが伝わるし、北村匠海、根岸季衣、岸谷五朗、川口真奈がそれぞれ凄い演技で存在するので映画を締まった形にしてくれている。
刑務所の面会室でアクリル板を挟み会話するシーンでは相手側の声を聞く方は音声が絞られていた。塀の中と外とでは世界が違うことをさりげなく表現していた。
みっけもんの良作でした、。

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アベちゃん

4.5人生の栄養分になる映画

2025年5月23日
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怖い

幸せ

封切り翌日に鑑賞。
雨上がりの週末の夜。
長編デビューの監督によるオリジナル脚本。
小さなスクリーンにも関わらず、後ろのほうの席が、まばらに埋まる程度の客入り。

見終わった直後の感想は「久々に映画らしい映画を観た」だった。

それから、日一日と映画によって与えられた養分がじわじわしみてくる感覚を味わっている。

封切りから3日間の客入りが祟り、上映回数は減少しているらしい。

それに反比例するように、ネットで目にする反響は熱を帯びだしている。

「観て損は無い作品」
「観る価値がある作品」
「たくさんの人に、ぜひ観て欲しい作品」

日常的に劇場で映画を鑑賞している目利き層からは
「今のところ、今年度の邦画1位」という評価もチラホラ。

鑑賞当日、外出を見送ろうとしていたけれど。
これから天候は回復するらしいと教えてくれた家族の言葉に背中を押され、封切り早々に出会えた作品。

鑑賞から数日が経つ今、余韻を味わい、考察を楽しみ、口コミの広がりを目で追いながら、作品に関わったキャスト・スタッフの次回作に思いを馳せている。

配信される作品を倍速で楽しむスタイルと劇場のシートに身を預け、等倍速で作品に向き合うスタイル。

それぞれの良さがあるけれど、本作は、ぜひ後者をおすすめしたい。
それでこそ得られる栄養分があるはずだから。

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uri

4.0救いのない終わり方

2025年5月23日
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鑑賞方法:映画館

見応えのある、重いお話で好みに合った。

世の中には加害者ばっかりで、無意識のうちに差別する一般人や、己の保身だけしか考えない教師などの存在が、怒りに突き動かされた犯罪者を生むのだな、という印象。

希望を見せる物語を示してから、エンドロール後、本当は救いがないよ、という終わり方をするのが上手かった。
脇を固める北村匠海、甲本雅裕、岸谷五郎の演技がすごかった。

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