「家族の絆」金子差入店 まこやんさんの映画レビュー(感想・評価)
家族の絆
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刑務所に差し入れを代行する差入屋という
お仕事があるのを初めて知り、その独自の
世界観とルールや現実にぶち当たる葛藤
等に強く引き込まれた。
台所の換気扇下で煙草を吸う真司の姿は
印象的で観てる側もうっとくる。
日中から切り離された静かな時間。
その姿には自分の前科、この仕事への
意義と葛藤。父親という大黒柱と家族。
内面から涌き出る脳内葛藤が伝わる。
そこに寄り添う奥さんも肝がかなり座ってたなぁ。
岸谷五朗さんや北村匠海さんの演技が
良かった。
北村匠海さんは実在しそうな怪しげな細かな
動きと言動が上手い。
目に温かな光が映らない、人間の底にある
哀しさが出てて圧倒的。凄い。
いじめ、家族、職業偏見、人間葛藤
最後は視聴者に投げ掛けたかった感じだが
もう少し纏めても良いかなとも思った。
家族の絆と人に寄り添う気持ちへの
大切さと大変さを改めて考えさせられる映画でした。
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