サンセット・サンライズのレビュー・感想・評価
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陽は昇り、また沈む‼️
これは現代の西部劇のようなストーリーだなと思いました‼️東京から東北の地方へふらりとやって来た若者が、コロナ禍&過疎化で貧窮する町を救い、震災で心に傷を負ったヒロインと町の人々を癒し、去っていく‼️まぁ、また戻ってきますけど‼️東日本大震災‼️コロナ禍‼️過疎化&空き家問題に頭を抱える地方行政‼️主人公がこよなく愛する釣りを楽しむ映画であり、新鮮な海の幸と山の幸の美味しそうな料理に食欲を煽られるグルメムービーでもあり、「陽は登り、また沈む」南三陸のサンセット・サンライズの美しい風景も満喫できる作品‼️ヒロインの百香と義父の人間関係‼️井上真央ちゃん扮する百香の悲しい過去‼️二人の子供たちの声をMDで聴くシーンの切なさ‼️"モモちゃんの幸せを祈る会" の個性的な四人組まで、キャラ描写や人間ドラマも充実している‼️反面、主人公とヒロインのラブ・ストーリーとしては駆け足的に感じてしまった‼️もう少し丁寧な恋愛模様が描けてれば、河原での告白シーンも名場面になっただろうし、作品自体も名作になったと思う‼️ただ盛りだくさんの内容なので、十分に楽しめる秀作ではあると思います‼️百香役の井上真央ちゃんは36歳とは思えない美しさで、魅力的なヒロインぶりでした‼️対照的に池脇千鶴は特殊メイクかと思うくらいオバ◯ン化が進んでて・・・‼️
悪くはないが、ちょっと期待しすぎたかも
クドカン脚本で菅田将暉主演なのでこれは面白いやつじゃないだろうか?と、期待して見に行きました。
震災、コロナ、田舎を要素としたものでコロナ禍の田舎の人らが異常に都会の人を恐れる警戒心を表したとこなんか本当田舎に住んでる自分としてはめっちゃあるあるですげー笑っちゃいました。
数年前まで本当に田舎はこれでしたし、なんなら田舎は今だにコロナ対策に結構うるさいです。
あとは三陸を舞台にしてるため宮城県海沿い独特の訛りが聞けたのは自分の母方の祖父母がそっちの方なのでなんだか懐かしくなりました。
特に半海一晃さんの訛り方が完璧でびっくりしました。あとは池脇千鶴は何十年も前に映画ジョゼで見たっきりだったのであまりの変貌ぶりにだいぶびっくりしました。
そんなこんなでクドカン脚本なので基本的にはずっと笑って見てられました。ただ、あくまで私のイメージするいつものクドカン脚本のドラマとかみたいな過剰なツッコミとかギャグ連発なあの感じが今回はなかったです。監督や演出なんかはクドカンドラマと別の人だからそのあたりも関係してんのかな。
演者の方々はみなさんよく見たことある方々ばかりなので違和感ある演技の方などいなく安定して見ていられます。
正直、最後の展開はこれでいいのか?と、いう感じがしちゃいましたが別に細かいところ気にしなければ悪い人間が出てきたりもしないし、なんとなく全編通してそれなりに楽しめる感じの作品にはなってるかと思います。
ただ、そんなにめちゃくちゃ面白いってわけではなかったですね。
良い意味で意外
すごく良かった。
単なるコメディだと思ってたので、中盤から空き家問題、リモートワーク、震災の話が出てきて、良い意味で意外だった。
単に問題提起するだけではなくて、現実に実行可能な解決策が示されているのが良い。
よく取材してあると感じた。都会側の意見、地方側の意見、役所側の意見、企業側の意見、などのさまざまなステークホルダーの代表的な意見が自然に脚本になっていた。
短い時間にコンパクトにさまざまな問題がまとめられているので、少し問題が単純化(極端化)されているきらいはあるけども、そこはコメディにしていることで不自然にならないようになっていて、さすがだなと思った。
お酒が呑みたくなりました
美味しそうなお酒、ツマミ
映画を観ていてお酒が呑みたくなったのは初めてでした。
イカを買ってキリコミを作りたくなりました。でも、こちらでは美味しいイカが売っていないので諦めましたけど。
震災津波のことを知っている身としては声を出して泣きたくなるシーンが何度かありました。縁側から見える砂利の庭や田舎特有の棚。
もう思い出の中でしか見れない風景に、そして子供達の歌に泣きました。
南三陸って言うから志津川か歌津かなって思ったけど大島なんだなぁと少しガッカリもしました。
でも久々に聞いた け! んだべ!
もう親戚は居ないけど南三陸に帰りたくなりました
私たちの町が好き
開幕、井上真央演じる百香がスマホでリノベーション済みの空き家を撮影。
そこに、子供二人の姿が…。
井上真央主演で『事故物件』の続編か…?
な~んてね。
ちなみにこのシーン、後から百香の背景などが分かるとしんみりさせられる。
百香は宮城県南三陸の(架空の)町、宇田濱の町役場職員。
町の空き家問題を担当。
南三陸の海が臨める一戸建てをリノベーションし、SNSにアップ。家賃は6万円。
ダメ元で試しに上げてみたのだが…、次から次へと希望者が。
その中で一人、居ても立ってもいられず、勝手にやって来ちゃった男。
東京の釣り好きなサラリーマン。浜崎伝…じゃなくて、西尾晋作。
2020年。東京ではコロナの感染が拡大化。
東京から思い切ってこの町に移住。仕事はリモートで。
もうそう決めて来たのだけれど、百香は渋い顔。
そもそも試しにアピールしてみただけで、本当に希望者がやって来るとは…。
しかも、東京の人。もしコロナを持っていて、まだ感染者が出てないこの町に感染者が出たら…。
ディスタンス!ディスタンス!
とにかく出歩かないで下さい。ここで自主隔離!2週間!
マジッスか~! イイんスか~!
という事で、2週間の自主隔離兼お試し移住の始まり~。
絶対に町の人との接触はダメ。
つまり、町の“人”はダメだけど、“魚”はいいんだよね…?
その発想も釣り好きもあの釣りバカサラリーマンと同等。お気楽な性格も。
自主隔離だってあくまで“自主”。この海を前にして釣りに行かないなんて。“不要不急”? いやいや、“必要超急”。
いざ、海へ。釣り糸を垂らせば、釣れる、釣れる。
市場に行けば、安い、安い。
おまけに百香の“父親”が漁師で、釣れた魚を持ってきてくれる。タダで。(百香は自主隔離中だから…と持ってきてくれるんだけど、困ったちゃんな晋作はこっそり釣りへ)
環境は最高、家賃も安い、毎日毎日海の美味しいものばかり。
リモートで同僚に自慢。
南三陸、ハンパねぇー!
お気楽サラリーマンの“シン・釣りバカ日誌”みたいな話だったら、あまりにもお気楽過ぎる。
そうじゃない事は作品のあちこちにちらほら。
宇田濱は海沿いののどかな町だが、寂れた雰囲気が…。
過敏なコロナ対策。
南三陸と言えば3・11で…。
おそらく百香が抱えている何かはこれに関係。
今晋作が住んでいる家。そこで見つけた煙草の吸殻に突然涙…。(晋作は煙草を吸わない)
これは何となく察し。
地方の過疎化問題、コロナ、3・11…。
そこに移住を絡ませ、ユーモアやチクッと風刺やシビアな問題を、笑わせ、考えさせ、ほっこりと。
クドカン巧みの脚本。
『あゝ、荒野』『前科者』とは違う岸善幸監督の温かな演出。こういう作品も撮れるのか…!
晋作は南三陸自体が魅力だが、私は勿論それも含め『あゝ、荒野』監督&主演コンビとクドカン脚本が魅力であった。
中小企業の平サラリーマンかと思いきや、晋作の勤める会社は超一流企業。晋作もエリート社員。
同僚とのリモートトーク中、突然社長が入室。晋作の移住生活が気に入り、あるプロジェクトを思い付く。
ズバリ、南三陸移住プロジェクト。
宇田濱町の空き家をリノベーション。SNSで希望者を募る。
晋作が“釣られた”方法を仕事に。
晋作は責任者。百香は宇田濱を代表して協力。
過疎化進む町にとっても、田舎暮らしに憧れる都会人にとっても、会社にとってもウィンウィンウィン。
良き事だらけと思ったら…。
リノベーションは思いの外費用が掛かる。それは会社が負担してくれる事になったが…。
空き家を3段階で査定。Aはすぐにでも住める。Bは少々リノベーションの必要あるが、住むには問題ナシ。Cはとても住める状態ではなく、リノベーション必至。
この査定について、家の権利者の間で異議や不満爆発。
特に晋作や百香を悩ます事になったのは、元居住者や遺族の思い。
晋作の隣の家に一人暮らしの老女。晋作とも交流深めていたが、急死。家は空き家に。
まず、この家を売りに出してみる。それには遺族の了承を得なければならない。コロナでなかなか来れなかった息子の一人が焼香しに。
当初は売りに出しても良かったが…、家の中を見ている内にこの家で過ごした思い出が甦る。
またこの家に住むつもりは無いが、母の命日には帰郷。その時、一日や二日でも…。母の家、ずっと住んでいた家、思い出が残る家。やはり、売りに出したくない。
気持ちは分かる。でもそれじゃあ、空き家問題は変わらず…。町もこのまま…。
いい解決策浮かばぬ百香に、晋作が驚きの提案。
家は売りに出してリノベーション。思い出のものは残したまま。普段は移住者が住む。命日だけ住まわせて貰う…。
そんな人のいい移住者が居るか…?
居る。ここに。晋作自身がそうなのだ。
募れば、必ず居る。
空き家の有効活用、人の思い、都会のアイデア。これらの理想形。
こういうのが上手く行ったら…。
しかし、なかなか上手くいかない。
そこに住む人と都会人のズレ。
地方の人は都会人に不信感。結局金目的。都会人は地方の人を騙そうとしている。見下している。
都会人は田舎暮らしに憧れる…なんて言いつつ、実際住むとすぐに音を上げる。コンビニが無いだけでNG。
ふらりと休暇に来たって、釣り餌のミミズにも触れない。上っ面だけの震災同情。
というか、都会人は東北6県をちゃんと言えるのか…?
そこに、コロナや震災だ。東京の人はコロナに感染している。被災者は助けて貰うのが当たり前と思っている。
風評や格差の偏見…。コロナや震災から何年か過ぎ、今はもう無いと思われているが、当時は酷かった。いや、ひょっとしたら今だって…。
私も東北人だから分かる。
私の周りで誰かが亡くなったとか、大きな被害を受けたとかは無いが、それでもあの日の事は生涯忘れないだろう。
ましてや大切な人や思い出を奪われた人なら…。
百香の過去。晋作が住んでいる家は元々百香が住んでいた。夫や子供たちと。
開幕スマホに映った子供二人は百香の脳裏に刻まれた思い出なのだろう。
あの津波に奪われた。一瞬にして。
残されたのは、今の人生に模索している百香と“父”。一緒に暮らしている父は実父じゃない。亡き夫の父。百香は嫁。
心に悲しい傷を負いながらも、ここで暮らしていかなければならない。
余所者は気楽にここに移住しようとするが、ここで暮らしていくとは、本当にどういう事か分かっているのか…?
晋作、百香、地元の面々、晋作の同僚らが集まった芋煮会。
何か起こりそうな事は必至。
ギスギス、ギスギス、ギスギス…。
誰も本音を言おうとしない。
そんな時、晋作が声高らかに。本音を。
プロジェクトとか、会社とか、空き家問題とか、コロナとか、震災とか、そんなのどーだっていい。
ただただ、この町が好き!
それから、百香さんの事も…。
突然何言い出す…!?
いや寧ろ、正論だ。
そこに住みたいという気持ちは、純粋にその町が好きだという事。
その理由は何だっていい。住みやすい、自分に合っている、環境がいい、人がいい、食べ物が旨い…。
好きな人が出来た。それだって立派な理由だ。
小難しい事や問題は本当にどーだっていいのだ。
この町が好き。ただ純粋にそんな気持ちじゃダメなのだろうか…?
私たちは言えるだろうか。自分が住んでいる町に。この町が好き、と。
“おだず”だけど、根はしっかりし、南三陸への“好き”は地元人以上。菅田将暉の好演。
魅力と悲しみを滲ませて。井上真央みたいな大家さんが居たら誰だって移住したくなる。
竹原ピストルや三宅健ら“モモちゃんの幸せを祈る会”の面々。最初は地方の面倒臭そうな男ども丸出しでお近づきにはなりたくなかったけど、知れば味が出てくる。
ピストル演じるケンの“もてハラ”。
美味しそうな南三陸料理がいっぱい。
食べた時の菅田将暉のリアクションは素だね。役得!
皆アンサンブル好演魅せるが、池脇千鶴のオバサン化がショック…。
南三陸のPR映画ではあるが、PR出来るものがあるから素敵。
どんな市町村だって必ずある。それを見つけられれば言えるだろう。
私たちは住んでいるこの町が好き。
そこでどんな辛い事や悲しい事あったって。
それと同じくらい、嬉しかった事や楽しかった事や幸せだった事も。
町に家に心に思い出が残り続ける。
それがまた前を向けさせてくれる。
陽は昇って沈む。沈んでまた昇る。
素敵な移住先ご案内と、温かな再起。
晋作と百香のラブストーリーとしても。
人や町が好きになる作品。
青葉市子さんの歌声がスンと沁みます
物語はそんなにフザけすぎてもいなくて、程々シリアスで、凡そ善人ばかりで汎用キャラを配置しています
年末公開の方がトランプの杞憂を束の間でも忘れたい需要にも合致していたかも
美しい岩手の海沿いの光景x旨そうな食材•料理を丁寧に映し出しています
菅田くん存分に溶け込みます
そして百香のスロー•マスク外しに射抜かれます
でも、ラストまでの心理描写はカエル跳び
夜の車中で聴く子供の歌声に涙に暮れる百香が、頑なに拒み続けた晋作(菅田)にいきなり跳び掛かるのも??
三宅健もキれすぎてるし、着ぐるみ熊のプレゼントを総員で受け容れるものかね?
取って付けた感否めないけど....
外からは見てるだけでいい(竹原)
皆な自分勝手でいい(中村)
....というのが主メッセージらしい
おトボけエピソードを見直して、もう20分縮めたらもっと良くなる筈
響かなかった
『それぞれが自分のことだけ考えたら
こうなった』
これがクドカンの答えなんだったら
私は無理だ
自分のことしか考えない人が
大嫌いだし
何より、白黒つけない
あいまいなことも受け入れられない
あんな、ちゃんとした新居があって
子どもが二人も居たなら
どんなに好きな人ができても
そこは、旦那と子ども達に人生を
あげてくれよ
とも思う
もし、それでも、思いを貫くなら
もっと、そこを納得できるくらいに
しっかり、描いてほしかった
描かれていて、納得できる人も
いるのかな
あの、独身軍団も、設定が
大袈裟すぎる
そもそも、美人という以外
男たちが、独身を貫くほど
桃香のどこがエエのか、伝わってきません
美人、美人って
イマドキ、不適切やろ💦
結婚するわけでもなく
息子が、いきなり
見ず知らずの家に、養子に行くとか
西尾さんの両親の気持ちは
どうなるん💦
とまぁ、次から次へと
文句が出てきて
中村雅俊さんと、菅田将暉くんが
大好きで
期待が大きかっただけに
時間を返して欲しい!!!
と、叫びたい気持ちでした
魚釣りが大好きで食べるのも大好きな丸い顔した男
震災を経た、コロナ禍の漁村に移住して、クセが強い周囲にも馴染んでしまう
若々しく美しい大家に恋するが、彼女は大切な人たちを亡くして新たな人生に踏み出せず、外から来た者は見ているしかない
二人の心持ちが素直に入ってきて、再会の爆発に心躍る
父からすれば、義理の娘と、養子になる男の関係はなんか笑うのだが
中村雅俊◎
釣りと三陸の、ほのぼの映画だと思いましたが
コメディタッチの映画でした
中村雅俊を久々に見た気がしましたが
喋りも演技も雰囲気あり最高◎
(昔「俺たちの旅」など最高でした)
井上真央、ピストルなどの脇役も素晴らしい
景色も良くて料理は本当に美味しそう
後半河原での喋りシーンはちょっと臭いかな
🐻はコメディですよね🍄とりも粗め
釣りシーンのそれですが・・いつも
魚が死んでいる
あんな港の様な手前では、大して釣れない
右利きならリールは左手で巻いて欲しい
あんなに空家リノベーションしたら
実際には、元をとるのが大変
悪くはないですが、詰め込み過ぎでは?
良い映画でした。
良かったです。
とても難しいテーマを扱いながらも、前向きになれる作品になっていました。
考えさせられながら、現実と向き合う意義を思いながら、笑えもする作品でした。
〝皆んな自分のことを大事にしたら良い〟というメッセージが(心に)響きました。
半星減っているのは、リフォームが現実的には難しのではないか、と思ったからです。
想いを込めて行うことのメッセージ性としては受け取りました。
都市と地方
コロナの初期の頃を思い出して懐かしんでる自分がいました。全てはあの船から始まり、これからどうなるのかと不安になっていたのがもう昔話。コロナの時も地震の時も都市と地方の解離のようなものがあって戸惑ったこともあった。この映画は地方と都市の対比をちょっと面白くしながらも大事なところも訴えてる。地方の空き家問題や地震の爪痕など重たい内容には気軽に頑張ってとは言えないけど、きっかけはなんでもいい自分なりの距離感で向き合えばいいのかなとちょっと明るい気持ちになれました。
主演の二人はさすがでしたし、竹原ピストルさん良かったです。
🎵スワ〜ノボリ〜
地震やコロナ、あの頃はいろいろあったなぁ。
遅ればせながら、最近ようやく後ろめたさを感じずに、当時の話ができるようになってきた気がする。風化したわけではないのだろうが、その過去が受け入れられるようになってきた証だろうか。
そんなに昔の話でもなく、最近でもない。そんな感覚を物語にしたような映画で、観賞後の清々しさは、ちようど、このタイミングでないと味わえないのかもしれない。
特に芋煮会での西尾さん(菅田)と居酒屋のケンちゃん(竹原)のやりとりが印象的。「外の人間は、その(被災の)話をされると、どうしていいかわからなくなるんだ」「見ててくれればいいんだ。(忘れないで)たまに見に来てくれればいい。美味しいものいっぱい用意して待ってっから」
311の地震で自分は千葉で被災したものの、程度も重くはなく、東北の有り様を見るにつけ「それよりは良かった」という気持ちが、どこか後ろめたさとしてつきまとった。被災後も、あの時は大変だったと口に出しかけたところで、言葉を呑み込む事が多かった。過去は消えないし、それに対して当事者以外が本質的に何かすることはできないけど、「見ててくれればいい」というのは、被災した人にも、応援する人にも、とても優しい言葉だと思う。
映画としては、全編軽いタッチなので、重くならずに観られる。劇中、至る所で食べるのシーンがあるのだけれど、どれも、孤独のグルメより食事が美味しそうでした。
中村雅俊の鼻歌「スワノボリ、スワスズム(日は昇り、日は沈む)」が、じんわりと効いてきて、なかなか頭から離れないのです。
総じて観て良かった一編です。
憧れの海釣り生活
コロナ禍が始まった頃の三陸が舞台
釣り好きな主人公が都会から
海が近く広い家なのに家賃が安い
好条件に惹かれて来ちゃいました~
という感じでコメディに
菅田将暉が登場
ディスタンス。
ディスタンスと言いながら
真央ちゃんもオモシロク登場
相変わらず真央ちゃんは
キレイで魅力的♡
このふたりは・・
何となくいい感じだな~思った
で・・ラストは
[ももちゃんの幸せを祈る会]
を結成してリーダーの竹原ピストルさんが
ももちゃんへの思いが伝わってくる
仲間たちと言いたい放題
わちゃわちゃ賑やかしい
そこに主人公の西尾が
巻き込まれていく
3.11の震災も絡めつつのstory
宮城出身の
中村雅俊さんが漁師役で
出演していましたが
なまり方言が自然
百香を本当の
実の娘の様に接していて
優しさ愛情を感じます
震災で家族を亡くし
痛みを共有しているからこそなの
かもしれませんね
笑って泣いて
あたたかな作品です
海の三陸の
海の幸が美味しそうで
三陸に行ってみたくなりました。
どうしよう、筒井康隆の敵のレビューが書くことが多すぎて終わりが見えない!
だから、箸休めにこの映画のレビューをするYO!
何かねー、港の見える地方に移住した菅田将暉が、
魚うめー!エビうめー!アワビうめー!うわぁ、こんな大きいお魚さんが釣れたギョ?!田舎最高ー!
と、思っている事をまるでTVのスイーツ野郎よろしく、そこんとこ4649、口に出して喋っているシーンが続き、心底どうでも良かったYO!?
また、無駄に長い映画なんで、退屈で退屈でならねぇから、欠伸がどうにも止まらない。悲しみも止まらない。
貴方に彼女会わせた事を悔やみながら、それでも退屈が止まらないので、映画の上映中だけど、筒井康隆の映画のレビューを書いていました。いやー、捗った!捗った!!
ぶっちゃけ、この映画、面白いか?
本当に、クドカンが書いたの?この脚本?
一字違いで、宮藤官九郎じゃなくて、宮藤宮九郎が書いたのではないよね?嘘だー!信じない!信じない!
クドカンはこんな変な構成の脚本なんか、絶対に書かない!おかしいよ?
原作が余程つまらなかったか、自分達のつまらない思想を映像作品にぶっ混むテレビマンユニオンが戦犯に違いないのですー!
あの、芋煮会の暑苦しい事この上無いトコとかもそう!メシ食っている時に熱弁するな!!つばきが飛ぶでしょーがぁ!馬鹿ちんがぁー!?
と、いう訳で、この映画!俺が、責任をもって断言する!見る価値なしだ!デストーローイ!!
菅田将暉を愛している男子と、女子と、男子か女子かどっちの性別にしようか迷っている人と、こっちのけんとには、楽しめると思います。はい!喜んでぇ🎵
楽しくもほろ苦いエンタメ作品ながら……ちょっとだけ期待外れ
クドカンさんの脚本で菅田将暉さん主演なら見ないわけにはいかないでしょう。
クドカンさんならではのクセのある地方描写とちょっとオカしい展開ながらも、その合間に見えるペーソス。その独特の世界に飄々と入っていき、視聴者を誘う菅田将暉さんはさすがでした。井上真央さんの存在感、画面に出てくるだけで安心感をもたらしてくれる中村雅俊さんなど、キャスト陣も申し分ありません。
ただし、ちょっと長すぎる気はします。
震災やコロナに加えて、空き家問題や地方創生、家族の在り方などテーマが盛り込まれすぎたせいか、中盤までの密度が濃すぎて、終盤に主演二人にスポットが当てられますが、どうしても取ってつけたような印象はぬぐえません。
あの二人はストレートにくっつけちゃうか、あっさりと本作の結末まで導いちゃってもよかったんじゃないですかね。
想像より面白かった
正直、釣りとか興味ないし…。えー、面白いのかなぁ…?などと思いつつ、菅田将暉だから、観に行きました。
前半は、コメディ感すごくて、クスクスと、ずーっと小笑。いや、観て良かったわぁと思いました。
でも、後半は、ヒューマンドラマって感じで、笑いがなくなる感じ。西尾くん、いつから関野さんのこと好きだったんですか?マスクを外した時に、ちょっと堕ちたなって感じはありましたけど、それ以降、全く、そういう素振りなかったのに。ま、でも、全てを知ってる地元の人よりは、西尾くんぐらいのひとが良かったんでしょうね。西尾くんの、鬱陶しくない適度な前向き具合というか、マイペースぶりというか、ポジティブぶり、なかなか好感持てました。そりゃあ、惚れるわな。
被災地の話でしたが、同情を誘いたいような描き方をしてなかったのも好感持てました。
なんかグッとこない
岸監督のリアリズムとクドカンのファンタジーがどんなふうに融合しているのか楽しみだったけど、あっち行ったりこっち行ったりして最後まで身を委ねられないまま終わった
菅田将暉が上手いから見れちゃうけど、主人公の彼の出発点がイマイチかなぁ
わかりやすく都会者にした方が彼の変化で見ていける映画になったのではと思った
いい人しか出ない映画なのか?と思いきやそうでもないし、作家の語りたいことは見え隠れするものの…
芋煮会でなんかみんな急に語っちゃうし、更に彼女の傷を知った上で「震災もどうでもいい」っていう男絶対無理なんだけど…
その後の井上真央の心の動きもよくわからないままハグに繋がったところ、雑じゃない??
急にお約束の大団円になっちゃうのが岸監督らしくないなぁって…
ピッチピチでてんこ盛りの笑いやモヤモヤばたばた、そして涙も
誰もが忘れられない思いをそれなりにのこしている震災とコロナ
あの頃から住まい方、ひいては生き方自体を見つめ直すことになった人も多いはず
主人公もその一人
リモートワークの普及もあり東京から南三陸に移住を決めた釣り好きな彼は、地元を舞台に人間くさい心の行き交いを体験していく
個性的な登場人物に加え被災地・コロナ禍という特殊な状況下、都会ではあまりないだろう出来事が新鮮な刺身のようにピッチピチとあらわれ、てんこ盛りの笑いやモヤモヤばたばたが畳みかけながらほろっと涙も誘ってくる
そんななかでみんなのマドンナももちゃんが胸に秘めてた本音、義父の本音、仲間の本音、被災者側としてのある本音、気になりながらも関わり方を思いあぐねふみとどまってしまう側の本音に触れるのだ
ちょっとどきりともした
そしてタイトルの意味が染み渡る時、それが災害、病気だけではなく感情を持つ私達の日常全てに通じることを思い出す
晋作演ずる菅田さんは、彼自身が役柄を通し本当に心洗われる瞬間をいくつも過ごしたようにみえたのだが
どうだろう
フライヤーにある自然な表情になんだかほっとするのだ
身勝手過ぎて逆に調和してる😂
芋煮会のシーンがねぇ😭
とても熱かった!
2度目でも泣きました…
311やコロナの話にもシビアに触れつつ
三宅くんピストルさん熱すぎて笑
熊が作り物過ぎて笑笑
あれは狙いかな〜??
出てくる食べ物を全て美味しそうに食べる
菅田くんの演技⁉️
否、本当に美味しがったのでしょうね♡
とても美味しさが伝わりました
でも、だから文字通り
笑いあり、涙あり!
ご飯食べてから観てもお腹鳴りました😋
130分超えの厚みがあって見応え十分
なのに、
Pontaパスで1100円で観れるし
コスパ最強🔥
絶対また観に行きます‼️
ちなみに💦
#田舎暮らし 繋がりの
嗤う蟲とは真逆な内容ですね😅
熊ゲ〜ロ
東北バンサイ
釣り人バンザイ
あんなに立派な新築同然の豪邸が月6万円
歩いてすぐの堤防からジグベイトでアイナメ、クロソイ、カサゴ、メバル、ヒラメが釣り放題。
テレワークで給料貰って、岩牡蠣食べ放題生活も羨ましすぎて、ついつい前のめりで観てしまいました。
菅田将暉の釣りの演技も上手でした😎 バス釣りが趣味なのかもしれません。
タコはイジり過ぎ💢 のんのさかなクンの映画の冒頭シーンパクリ?
大家さんは美人の役場職員 うらやましー
小松菜奈と結婚してちょっと幸せ太りの日焼け顔の菅田将暉。くそ〜
中村雅俊はたしか地元女川町の出身。なんかのテレビ番組で見て知ってましたよ。女川産の生牡蠣に日本酒で一杯ヤりたくて、ヤりたくて、死にそうでした。
入りくんだ湾の景色もとてもキレイでした。
あんなカッコいい義父の元を離れられないのはちょっとアヤシイ。つくづく、吉幾三でなくてヨカッタ。 アブラギッシュの義父だったら、ひとつ屋根の下でなにがあってもおかしくない😎それこそロマンポルノの世界になっちゃう。
中村雅俊でよかった。
釣り船の船長。喜多丸は大船渡の遊漁船。NHKの釣りびと万歳でちょうどやっていました🤓アイナメ釣り。釣り兄貴はソフトルアー(ワーム)でやってました。冒頭のアベックの釣り餌はアオイソメというゴカイの仲間。クチにするどいキバがあって、釣り針に刺し通すときによく指を噛まれたりします。キス釣りでは硬いアタマを嫌うので、アタマを切って使うのですが、黄緑色の体液が出て、それがめっちゃ臭くて、指に着いた匂いが何度洗っても丸2日ほどはとれません😰 あにえすべーはわかりませんでした😎
釣りの相棒のタツシマ君はアオイソメが超苦手で、この映画の主人公のように疑似餌釣りしかしませんが、一日中、アオイソメの餌付け係をさせられたことがとても懐かしいです。
ホヤのシーンは映画さよならほやマンも思い出してしまいました。竹原ピストルのメイクもアフロに寄せてきていたような。いや逆か?
竹原ピストルはサバカンに続いて好演だった。
セリフの内容から考えると、この映画の主役だったと思います。
富山の米騒動の映画の主演だった井上真央が今回もとてもいいアジを出していました。アジを捌いてなめろうを作るシーンもとても上手でした。百ちゃんのイカの塩辛も美味そうでした。何気なく富山出身の柴田理恵イジりもありました。換気扇の上の魚の形の灰皿の3本の吸い殻。ハイライトですね。Blank13 も思い出しました。
最近は脇役で映画に出ずっぱりの白川和子様もとても良かった。日活ロマンポルノ出身女優で今も一番活躍してます。菅田将暉相手にあのセリフ。思わず吹いちゃいました。めばると細竹の筍煮。最後に西尾晋作(菅田将暉)の描いた絵になっていました。
親兄弟の思い出の詰まった実家を手放すことなく、地域活性化につながるあのプラン。現実味はやや乏しいものの、とてもいいと思いました。優しい。
芋煮は山形だけのものと思っていたので、ちょっと驚きました。あき竹城は秋田じゃなくて山形出身だと知っているとさらに得した気分になれます
細竹は 根曲竹 (チシマザサ)の若芽で、雪解け明けの春の名物。噂のケンミンショーでやってましたし、国産の瓶詰や缶詰は昔からとても高価。
最近は残念ながら中国産しかみたことがありません。地元民しか味わえない貴重品。
クマに襲われるリスクを取っても食べたい逸品です。
涎ダラダラ。夕飯前の鑑賞でしたので、もう堪えられませんでした。
飯テロに酒テロ。
池脇千鶴にも実は萌え萌えでした😎
クドカン脚本なので、「ふてほど」みたいにふざけているのかと思ったら、しんみりと泣けるテイスト。思わずパンフレット買っちゃいました。
岩谷堂箪笥には子供が貼ったシールがいっぱい。岩手の前沢の伝統工芸ですね。
藤原秀衡由来の漆器のお椀のオシリのウンチのイタズラ書き。
こちらも岩手。
東北てんこ盛り。
着ぐるみのクマさんはクビに白い月形の模様がくっきりしてればもっと良かったです。
血の繋がりのない3人が宇田濱漁港で暮らしていくラストのサンライズ。
子供が出来たら、戸籍上はどうなるのかと考えてしまいましたが、それはアフターサンセット、ビフォアサンライズ(恋人までのディスタンス)のお話ということですな😎
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