サンセット・サンライズのレビュー・感想・評価
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せつないストーリー、祈る会の心情もせつない。
東北に行きたくなりました。
ヒロインの境遇がせつない、また祈る会のメンバーの気持ちもよく分かる。正解は簡単ではないけど、新しく家族が増えて一歩前に進むというハッピーエンド。
ホッとできました。
ヒロインの井上真央が特に良かったです。
日常生活すぎるし長くて飽きる
日常生活ほのぼの系は好きだけど、それが許されるのは前半30分までかな。結局、最後まで何も起こらなかった感があるし、2時間20分という長さも相まって帰りたくなった。
「室井慎次」も同じようなほのぼの系だったけど、こっちはなぜか楽しめたんだよね。何が違うんだろう?作中に核と言えるもの、ワクワクさせるものが何もなかったのが要因かもしれないね。強引にでも殺人事件なり、主人公が命がけで誰かを助けるなり、何らかの事件を起こすべきだったか?
あと、ヒロインが主人公に惹かれる要素や描写もところどころあれば良かった。ベタだけど、実は生き別れた幼馴染でそれをだんだん思い出していく、とかね。いつも一緒に居たら、いつのまにか情が入って結ばれてしまうのはリアルではあるんだけど、映画ではつまらんでしょ。超絶に惹かれるような理由が欲しかった。
正直つまらんので★2で
見る前の期待を大きく超えてくれて大満足だった!
笑って泣いてまた泣いた
今年初の映画鑑賞!
前からチェックしていたので、予定通り鑑賞出来たことに感謝。
生まれは岩手ではないけど近いので、訛りがすごく懐かしいくてなんとも言えない温かい気持ちになった。
311の話に触れないわけにはいかないけど、そればかりではない田舎独特の生きづらさとか都会への憧れとか、丁寧に描かれてたと思う。
クドカンらしい作品。
モモちゃんが車の中で亡くなった子供達の歌を聴くシーンはさすがにキツかったけど、あの曲は本当に名曲。
いつ聞いても涙が出そうになる。
菅田将暉が何を食べても美味しい、美味しいというシーンも気持ち良かった。
美味しい新鮮な魚料理、食べたくなった。
釣り好きの都会の青年を好演してた時思う。
毎回セットでいる「祈る会」の面々も笑える。
何度も笑えて泣けた。
リノベ物件に住みたいわ〜
尺の長さは全く気にならないくらい。
もっともっと夕日を観ていたかった。
会いたくなる
人もご飯も景色も土地も全部生きていた。
次の帰省で祖母に会いに行こうと思った、会いに行って思いっきりハグしようと思った。竹原ピストルさんがとても素敵。わかったつもりでいるんじゃなくて、だからって見て見ぬ振りをするんじゃなくて、事実のままに見ていようと思った。
井上真央、邦画史に残る包丁さばき。
あまちゃん
豊富な魚達がいる海に流れていたもの
クスッと笑えるシーン多し
社会の身近な問題をベースに描いた地方再生物語?
よかった!
日はまた昇るのさ
テーマは割と重く、限界集落の課題に対して結構真剣にその打開を投げかけている。映画ではライトに描くこの宇田濱モデルも、小説だとかなり細かく分析しており隙がない。小説では晋作と百香が結婚するけど、映画では百香のパートナーとして晋作が宇田濱へ帰ってくるラストだったり、晋作の絵も芋煮もももちゃんの幸せを祈る会もエヴァの超暴走も映画ならではの小技で、これらの全てが私に突き刺さった。いやー、面白い。
特に刺さったのは晋作の絵だ。シゲ子さんちのリフォームに添えた煮魚の絵は、晋作の愛の深さが伺える一コマだ。そして朝日を眺める二人の絵に二人描き足す描写なんて、まさに晋作が百香の気持ちに寄り添う感情の表れを見事に表現していて、いやー、泣けたのなんの。
演者の皆さんも、すっかり物語に溶け込んでいたかなって思う。
芋煮会では、都会で暮らす人のナチュラルに高慢な態度と田舎者の勝手な反骨心など、演じる上で醸し出さなければならない雰囲気を見事に演じていたのではなかろうか。…熊のシーンは多分クドカンが、「香り松茸味シメジ」を言いたいだけってくらいに物語の蛇足であったのも一興。
個人的には池脇千鶴のヒトちゃん。あー、いるいるこういう人って役をとても自然に演じていたと思う。
もう一回観たいなと感じさせてくれる良い映画でした!
「室井慎次」みたいな陰湿な村社会の話じゃなかった
2025年劇場鑑賞15本目。
エンドロール後映像無し。
貸切状態で鑑賞。
えっ、菅田将暉×宮藤官九郎で貸切!?
予告だとなんか田舎にのんきに来たら拒絶されて菅田将暉がキレてる印象だったので、この前の室井慎次が田舎でいつまでたってもよそ者扱いされて冷たくされていたような感じなのかな、と思っていましたが、コロナが流行り始めて、めちゃくちゃ感染しやすいのに感染したら死ぬみたいな一番恐怖だった時期に東京から移住してきた(それもリモート勤務が始まったからなのですが)ので、ある程度冷たいのも仕方ない理由でした。あの映画みたいに田舎のやつは排他的、みたいな偏見じゃなくて良かったです。
最初はコロナのあのよく分からなかった時期を描きたいのかな、と思っていましたが、徐々に東北大震災のその後を描いていました。テーマだけ見たら重いのですが、話自体はコメディで笑えるところも一杯あって、そこまでファンでもないのですがさすが宮藤官九郎だなと感心しました。良かったです。
菅田将暉演じる主人公がまたいい奴で、こんな友達欲しいなと思いました。
菅田将暉×岸監督×宮藤官九郎のドリームコラボ
都会から田舎へ移住したサラリーマンと地元住民の交流を描いたヒューマンコメディ。主演・菅田将暉×岸監督の強力タッグに脚本家の宮藤官九郎が加わればまさに鬼に金棒。
ヒロイン役には井上真央が抜擢されているが、さすがと思わせる存在感で菅田将暉との絡みや会話劇が非常に面白い。過疎化や空き家問題など地方が抱えている問題をユーモアたっぷりに描いている。
2025-6
ももちゃんの幸せを祈る会に入会希望!
東北南三陸のとある町の空き家問題をベースに
温かくまたコミカルに人間模様を描いていく
宮藤官九郎の脚本には唸らされた。
菅田将暉演じる西尾晋作の人柄や
少し影を背負った井上真央演じる関野百香との出会いと
関係性の紡ぎ方がまた絶妙でグッときた。
脇を固める中村雅俊、竹原ピストル、三宅健、池脇千鶴
といった俳優陣が実に素晴らしく
本作に彩りと深みを与える演技だったと思う。
コロナ禍からコロナ禍を抜けるまでの時間軸だが、
コロナ禍中にとっていた国策が
実にコミカルに見えてしまう。
当時を振り返ると大真面目にみんながやっていたことだが
率直に可笑しさと時間の流れを感じた。
震災をどう捉えるか、その後の人生を思うにあたり、
晋作の最後半での長台詞が秀逸に感じた。
この当時は、なかなか公に言えないことだったと思うが、
ハッキリと言ってくれて心にブッ刺さった。
晋作と百香の今後についても
この人たちならではの既成概念にとらわれない愛情の形で
あり、すごく腑に落ちた。
冒頭のシーンとラストシーンの晋作と百香の物理的な距離
が、心の距離と重なっていて秀逸な演出だと思う。
加えて、ラストショットも素晴らしい、最高の終わり方。
私も、ももちゃんの幸せを祈る会に
気持ち的には入会していた。
井上真央をこんなにしっかり観るのは久しぶり。
大河ドラマ『花燃ゆ』以来だと思うが、
やはりステキな俳優だと再認識できた。
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