鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版のレビュー・感想・評価
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変更点が分かりませんでした(笑)
昨年観たものとの違いについては殆どわかりませんでした。
この作品、面白いんだけど胸糞悪さも含んでいて冷静に観ると日本って国は気持ち悪い国なんだと思ってしまう。
妖怪やゆうれい族ではなく人間が一番気持ち悪い。
サラリーマンなら時貞の言ってることは出世したり、人の上に立つ奴らの正体なのは明白。
最後に水木を懐柔しようとしましたけど返り討ちにあったのは痛快。ただそのせいでゲゲ郎がケイコツを抑え込む為の犠牲になりますが。
ゲゲ郎みたいに弱い物の味方が現実世界でもいて欲しいね。
ゲゲ郎と水木の奇妙な冒険
感想というか、オタクの雑な自分語り。
去年見れなかったゲゲゲの謎。
見れた。
ヤバイ。何これ?
ワイの人生すべてのオタク道の集約
思ってた100倍感動してるンゴ!
明日から生きていける気がしてきた
生きてて良かった
人生一度の感動やもしやぬ
円盤欲しいなんて滅多にない
一秒残らず吸い取りたい
ザッツ ジャパニメーション!
ザッツ ジャパニーズホラー!
日本でしか描けない作品ンゴねぇ。
ブラボー
※ネタバレに感じる人もいるかなぁ?
→
・連想した作品
横溝正史 江戸川乱歩 蟲師 エヴァンゲリオン 民俗学 水木しげる 妖怪 京極夏彦 修験道 鬼滅の刃 笑う標的 ゲゲゲの鬼太郎 鋼の錬金術師 帝都物語 陰陽師
・概要
アクション、物語、人物、音楽、エンディングテーマ、演出、作画、キャラクター造形、キャラクターデザイン、声優、反戦、時代背景、人間心理、妖怪デザイン、ラスボスにあの妖怪を選ぶセンス。
エンディングテーマがしびれた!
歌も頭で再生。
ラストのあのシーン。
原作も何パターンかあるンゴねぇ。それを、あーしてこーして、そう終わる。
もう、水木しげる先生へのリスペクトハンパない。人生一番感動。
今年は「光る君へ」「虎に翼」「ラストマイル」「新宿野戦病院」「ビリオン✕スクール」と心に響く作品が多いんやけど、オタク人生のすべてが詰まった作品ンゴね。
真生版?
この作品を見たときは、同じ物を見たと思った。
真生版とノーマル?の物と、ストーリーは同じ物で、ノーマル版を視聴しているのならば、映画代金を支払ってまでは、真生版を見なくても良いと思う。
まあ、結構、楽しめました。
70点。
グロ表現マシマシ
恐怖と涙の傑作、再び。初心者の方もぜひ劇場へ
初心者の方向けに軽く紹介をしつつレビューを。
本作は2018〜2020年にかけて放映されたテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期と世界線を同じくする作品。日曜朝9時枠で放映されていたが、そうは思えないほどの現代社会への風刺とダークな展開が魅力的なアニメだった。本作はその作風を継承しつつさらに対象年齢を引き上げた、極めてダークかつハードな物語となっている。
そんな作風の為昨年の公開当時は大々的に宣伝される事もなく、制作側ですらも「ひっそりと上映されひっそりと終わるつもりだった」との事。しかし、あまりにも高いクオリティから高評価が相次ぎ大ヒット。鬼太郎ファンのみならずアニメオタク層等のご新規さんすら取り込んだ大ブームとなり、日本アカデミー賞優秀アニメ作品賞など数々の快挙を成し遂げ、そして再上映の現在に至る。
「鬼太郎誕生」というタイトルだが鬼太郎たちの出番はほんの僅か。物語のメインを張るのは血液銀行に勤める男・水木、そして鬼太郎の父(=かつての目玉おやじ)である。「鬼太郎」6期の数十年前を描いた前日譚にあたり、物語も独立している為予習は不要。この映画単体でも十分楽しめる。全く鬼太郎を知らない、という人でも、極論「鬼太郎という、悪い妖怪と戦う男の子がいる」、「鬼太郎には目玉に手足が生えた見た目のお父さんがいる」程度の知識があれば大丈夫だ。
殆どがG指定のアニメ映画においてレーティング(通常でPG12、真生版はR15)指定されている通り、かなりのゴア表現・恐怖描写、そしてシリアスで陰鬱な展開がほぼ終始続く。しかしただ暗い、というだけではなく、「過去を忘れない」「未来へ託す希望」といったテーマをしっかりと描けている。水木や鬼太郎の父をはじめとしたキャラクターも魅力的で、あまり詳細の語られないキャラクターたちにおいてもそれぞれドラマがある事を想像させる。この物語が「鬼太郎」シリーズとしても一本のアニメ映画としても非常に素晴らしく、私は2度目の鑑賞にもかかわらずエンドロールでマスクが濡れるほどにすすり泣きしてしまった。
作画のクオリティも流石の東映アニメーション。キャラクターの可愛さ・カッコよさ、水の流れや咲き誇る花等の美しさなど…非常にクオリティが高い。戦闘描写もかなり見応えがある。
川井憲次を迎えた音楽も非常に素晴らしい。「リング」など数々のホラー作品の音楽を手掛けてきただけあり、本作との親和性は抜群だ。
鬼太郎ファン・水木しげるファンなら気付くであろうオマージュも数多い。原作への大きなリスペクトが感じられる。
総合的に極めて見応えのある作品なので、まだ観ていない方は是非劇場に足を運んで頂きたい。
そしてここからは既鑑賞者向けに。
真生版、と銘打たれているが、飽くまでも「制作陣の作りたかった本来のテイスト」という意味であり、それほど大きな変更は無い。私が鑑賞中明確に気付いたのは血飛沫の色(より鮮やかな赤色)と量程度だったが、公開記念冊子を読んだところ、もう一度1から描き直したカット等もあるそうだ。何度も観ている方であれば気付く事はより多いだろう。どのみち素晴らしい映画である事は変わりないので、もう一度「ゲ謎」を劇場で体験する、という貴重な瞬間の為にも、再びの鑑賞をオススメしたい。
綺麗な血と音響はアニメならでは
狙いは分かるが造りがやや雑
人里離れた村の旧家における殺人事件がオモテのストーリー。横溝正史ばりの鉄板パターン。見立て殺人はないけど。
ウラで意識されているのは「血」。まずは龍賀家の血脈があって、戦争で流された血。そして龍賀製薬がつくっている血液製剤、主人公の水木が勤めている帝国血液銀行のこともある。昭和31年の話で売買血というのは普通にあった。完全になくなるのは薬害エイズ事件後となる。
余談だが、今は「血税」という言葉を税金のこととして普通に使うでしょ。「血の滲み出るような苦労をして収める税金」というニュアンスで。あれは誤用。血税というのは、おカネの代わりに血であがなう税ということで徴兵を本来は指す。
水木しげるさんの漫画の原点はこの血税で、兵隊として行ったニューギニアにあります。この映画では主人公にわざわざ水木という名前をつけているんだから当然、原作者を投影している。
でも戦争体験はほんのカタチだけなぞっている程度なんですね。他のモチーフもそうで、血液製剤のこと、幽霊のこと、妖怪のこと、裏鬼道、神社の儀式、龍賀家のそれぞれの人物造形なんかも、バラバラ出てくる割にいずれも彫り込みが浅い。
さらにいえば、この映画は、空間設定がとても甘い。旧家の構造は入り組んでいて深く暗い。そこをきちんと見せることによって怖さや謎めいた感じが出てくるのですができていない。鬼太郎父と長田が死闘を繰り広げる洋館ベランダは中盤になって突然出てくる。屋敷全体との整合性がよくわからない。屋敷の地下と、湖上の島とはつながっていて、そこに秘密があるという設定なのだが、入り口や出口がほとんど出ず突然、地下道の映像になってしまう。都度都度の場面で全体像がみえない。だから世界観が構築できていない。
一時が万事。細部にかなり雑さがあると言わざるを得ない。水木と鬼太郎の父の人物造形は魅力的なのでつくり方によってはもっと面白くできただろうにね。残念です。
実質3回目の鑑賞
結末はもとより、展開もよくよく把握していても新鮮
飽きもなく、初見かのようにワクワクしながら鑑賞しました。
2023年公開時のPG12から327カットのリテイクによりR15+へ
描写がより残虐になり、血の色もよりリアル
性的描写がある訳ではないのに
沙代はどこか妖艶さがました気がしました。
時貞による被害者の彼女ですが、あの水木を見る目
態度、あざとさがもうプンプン匂います。
男好きする女性で、あまり好きじゃありません。
はい、かわいい事へのやっかみです🤣
そしてやはりゲゲ郎が変わらずカッコいいです。
あの声、滔々とした喋り方。
はぁ、もう1度鑑賞したい勢いです。
ゲゲゲの真髄、再び!若かりし目玉オヤジの勇姿!
「鬼太郎誕生」と言えば、この間公開されたばっかりなのに、真生版とは何ぞや?
スッゴい楽しませてもらった作品だったのに、カットされた部分でも加えたのかと思ったら、上映時間は、ほぼ変わらない。
映像と音がクオリティアップされたということで、リテイクされた部分は、当初予定されていた恐怖演出が再現され、R15+になった。
ホラー大好きオヤジとしては、期待せずにはいられない。
さて、本作品ですが、舞台は昭和30年代前半。自分の生まれる前の話ですが、なんか納得できちゃう背景でしたね。咳き込む子供をものともせず、列車内でタバコをふかす大人たち。如何にもな昭和でした。
そして、人里離れた村で起きる奇怪な出来事の数々。ミステリータッチでありながら、そこは妖怪もの。
不気味な感じが半端ないうえに、迫力の音で恐怖心を煽ります。
ゲゲ郎?(後の目玉オヤジなんだよね?)見るからに鬼太郎の大人版が着流しスタイルでメチャかっこいい。ひたすら奥さんを探して旅してるっていうシンプルさがまた良い雰囲気、醸し出してます。
いや~、改めて見直しても面白かった。っていうより、さすが真生版。前作以上に魅入っちゃいました。
アクションあり、笑いあり。切なさで心が締め付けられ、60のオヤジもウルウルです。
エンディングのカランコロンがまた良かった。余韻にズッシリ浸れました。
【映像と音をクオリティアップさせた、新たなバージョン】 ってあるの...
【映像と音をクオリティアップさせた、新たなバージョン】
ってあるのを見落としていた
もっと新しいものを求めて見てしまった
この作品の評価を下げるつもりはないが、
私みたいな人を出さないように、
あえて、これ書いてます
鬼太郎の父はこんなに強かったんだ!
アクションたっぷりのエンタメゲゲゲ!
原作は言わずと知れた水木しげるの同名代表作。
脚本に『ソ・ラ・ノ・オ・ト』の吉野弘幸。
【ストーリー】
昭和31年。
国内政治や経済を裏から牛耳っていた龍賀時貞が死去する。
帝国血液銀行の「龍賀製薬」担当者の水木は、次期当主と名高き娘婿の克典に近づくべく山奥の哭倉村へと足を運ぶ。
だが遺言が指名した次期当主は、引きこもりの長男・時麿だった。
混乱し、紛糾する龍賀の屋敷。
翌朝、当主に指名された時麿が惨たらしい姿で発見されてしまう。
横溝正史のような、田舎の昏さを押し出してくる物語の冒頭と世界観、そしてなにかがもれちゃいそうなタイミングではじまるバトルとアクション。
シナリオ上手いなーと思って見てたら、こういうの大得意な吉野弘幸。
ボクサーじゃない方の吉野弘幸。いいフック打ってたなーあっちの吉野弘幸。
鬼太郎のルーツといえば、貸本時代の『墓場鬼太郎』が文庫で復刊されてまして、自分、つい買っちゃった☆
(・ω≦) テヘペロ
なんかのんびりした空気で、鬼太郎、猫娘みたいな寝子って女の子を知らないうちに好きになって、知らないうちに振られてやんの。
でしょんぼりしてるんですな。
かわいげある鬼太郎ってなんか新鮮。
絵も映像も音楽も、一流どころ用意して手間かかっててハイレベルで、おどろおどろしさもたっぷりで、誰が見ても満足できるんじゃないかなと。
壮大なストーリーで凄い話でした。。
鬼太郎の出生の秘密を描いたアニメ映画。
そういう認識で見に行った。
大人むけの内容という口コミと、評価が高かったのもあって見に行って見た。
時間とタイミングがあったのもありますが。。
映画の中身の方はというと、壮大なストーリーで凄い話でした。
どんどんスケールの大きい話になっていって、ジェットコースタームービーといった感じでしたね。
狂骨(きょうこつ)が操られている点や、あの爺さんがめちゃくちゃやり過ぎって思ったけど、それを上回るストーリー展開で十分楽しめたかな。
鬼太郎のお父さんとお母さんが出てきます。
お父さんの方の出番は結構ありますが、目玉の親父については語られなかったのが残念。
飽きさせない話の展開、楽しめました。
グロかった…私は前のが良かった。
あえてぼかすのも効果というもの
一部過激シーンの表現を変更、レーティングを上げた「真生版」として帰ってきた。
血しぶきの色も派手になり、より市川崑の金田一シリーズっぽい雰囲気になった。ただ隠されると見たくなるが、モロ見えだとアニメのぶん逆に興ざめとも言える。ぼかすことで想像力をかきたてるというのも立派な演出なんですよね。
なお、作品自体は何度観ても引き込まれ、時間を感じさせない完成度です。
評価に入れてないけど、今回は時間の都合で4DXの回で鑑賞。IMAXやDOLBYなど、画質や音が良くなるタイプは良いけど、動きやしぶきなどの効果はあまり好きではない。今回もアクションシーンでガタガタ揺れすぎで画面に集中できなかったり、しぶきでメガネがくもったり。やっぱりいらないと思った。映画によるのかも知れないけれど。
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