366日のレビュー・感想・評価
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赤楚衛二がかっこいい
物語の内容に惹かれてというよりは、赤楚衛二が好きなので見てきました。
高校生時代の恋愛シーンで2人が惹かれあっていくところにキュンキュンむずむずしました。特に告白シーンで「閏日の日は女の子からの指示に男の子は逆らえないんだよ」「じゃあなんでも叶えてあげる」のくだりは良かったですね。あと湊の「俺と付き合ってくれん?」の言い方もかっこ良すぎました。
セリフがちょっとくさくてうーんっていう感じのシーンもちょっとあるように感じました。あと、中学生の親としてはキャスティングがちょっと若過ぎるくない?全然親に見えない!とも感じてしまいました。
美海と湊が別れるところは、湊が本当は別れたくないんだけど美海のことを思って何も言わずに別れるしかなかったということを表現したかったんでしょうね。でも、思いっきり別れた割には湊があっさり病気を治してる感がして納得いきませんでした。じゃあ別れるほどでもなかったのでは?とも感じてしまいました。美海も妊娠ぐらいは言えよと思いました。
これを言ってしまったらどうしようもないかもしれないですが、美海、湊との恋愛を引きずりすぎじゃないか??と思ってしまいました。結婚式を挙げる日に愛してたなんて録音を使ってたら琉晴がかわいそうだと思います。
総評として赤楚衛二がカッコよかったけど、いろいろ引っかかるところがあって感動できない作品でした。
泣ける映画好き◎○◎◎◎
見やすさ◎
ストーリー◎
キャラクター◎
没入感◎
個人的好み◎
これは良い
悲しいけど、感動で泣ける話
都合よく病気になり過ぎるのが、もう少し変えられなかったのかな
赤楚衛二の目の演技流石!
上白石萌歌いい女優さんになりましたねー。
この映画の父親役は杉本哲太しかいないと思いました。
中島裕翔もいい演技しますね。
国仲涼子もいい味出てましたー。
稲垣来泉も可愛かったー。
町田涼は本当に優しそう。
日常で干からびつつある私からも涙がしっかり出ましたー。
ツッコミどころ満載の作品でした。問題なのは、悲劇や切なさを詰め込みすぎて、何とか観客を泣かせたいというご都合主義を感じるところです。登場人物が病気になるという設定が多すぎます。
沖縄出身のバンド「HY」の同名楽曲をモチーフに、沖縄と東京を舞台に20年の時を超えて織りなされる純愛をオリジナルストーリーで描いた恋愛映画。
●ストーリー
うるう年は366日あります。本作のヒロイン玉城美海(みう・上白石萌歌)はうるう年の2月29日に生まれました。
冒頭は2024年の現在から始まります。音楽会社に勤める真喜屋湊(みなと・赤楚衛二)の元を、一人の少女が訪れます。戸惑う湊に彼女が渡したのは、一枚のMDでした。
そこに入っていたのは、15年前に別れた恋人・美海からのメッセージだった――。
話は一転し2003年。沖縄に住む高校生の湊は、母を病気で失って悲しみにくれていました。そんなある日、海で美海と出会い、サーターアンダーギーをもらいます。湊は美海と話しているうちに元気になっていきました。2人は大好きなHYの曲を一緒に聴いて仲を深めます。湊は卒業式の日に美海に告白し、ふたりは付きあいはじめるのでした。
母を病気で亡くし、音楽を作るという自分の夢を諦めかけていた湊でしたが、「いつか湊先輩の作った曲、聴きたいです」という美海の言葉に背中を押され、東京の大学に進学。2年後には美海も上京し、東京での幸せな日々がスタートします。音楽会社への就職が決まった湊と、通訳という夢に向かって奮闘する美海は、この幸せがずっと続くよう願っていました。
「こんな幸せな日々が、365日ずっと続きますように」そう願っていた2人。しかしある日、湊は突然別れを告げて、美海の元を去ってしまいます。美海は悲しのあまり、妊娠していたことを言い出せませんでした。
失恋の悲しみを抱えたまま美海は沖縄へ帰郷。2人は別々の人生を歩むことになります。
●解説
前編沖縄の海の美しさが画面いっぱいに広がっていて、まるで観光PR映像を見ているかのように、全編快晴で、沖縄の抜けるような青空と碧い海が印象的です。主人公の二人が裸足で波打ち際を歩き、告白し合うシーンはロマンチックで、おじさんでもキュンときました(^^ゞ
HYの大ヒット曲「366日」にインスパイヤされた作品であるにもかかわらず、これ見よがし的なHYの曲使用は徹底的に抑制されており、途中登場人物がMDで曲を聴くシーンも敢えて曲なしで描かれました。
その分後半の重要シーンである、湊が久々に沖縄に帰郷しバス停で降りて走りだすところで、「366日」が満を持したかのように流れ出しサビを迎えます。加えてその後にアンサーソングであるHYの「恋をして」が流されるところは、大変印象的で心にしみることでしょう。名曲の力を感じさせてくれます。
でも物語は高校時代の美海と湊の出会いから、美海の娘の陽葵(ひまり・稲垣来泉
)が母親の元彼となっていた湊の元を訪れる間を何度もスイッチバックしながら、進行するため、ある程度物語が進まないと、どう状況なのかわかりづらいのです。
それだけでなく、ツッコミどころ満載の作品でした。問題なのは、悲劇や切なさを詰め込みすぎて、何とか観客を泣かせたいというご都合主義を感じるところです。
その代表格が、登場人物が病気になるという設定が多すぎるという問題です。号泣作品に難病や重い病気はなくてはならないものです。だからといって主人公カップルの両方が病気になってしまうのは、いかがなものでしょうか。
まずは湊の母親の病死でしょう。ただこれは必要な設定だと思います。母の死があったからこそ、落ち込んだ湊が美海と出会うきっかけとなったからです。
その後湊が白血病になるというのも疑問です。いくら母親が白血病で死んだからといっても白血病は、通常は遺伝性ではなく、後天的な遺伝子異常が原因で発症すると考えられているのです。美海に突然の別れを切り出すための強引な設定だとしか考えられません。 湊が美海に白血病のことを伝えなかったのは母親が白血病で死んだ悲しい別れがあるからというのなら、もっと湊と母の回想がもっとあってもよかったのではないでしょうか。 本作は悲劇の詰め込みすぎで、過程が省略されてしまい、カタルシスが弱くなっているのです。ふたりの高校生活、大学生活、そして同棲中の日常などなどがほんの少ししか描かれていないのです。何気ない日常生活の描写を重ねてこそ、悲劇がいきてくるものです。
さらに極めつきは、美海が中学生になった陽葵を残して治らない病気に罹ることです。これも2024年の美海が娘の陽葵に、本当の父親である湊との思い出を残してやりたいという感動設定のためには、必要なことだったのでしょう。
このように本作は物語の転換点に必ず病気を持ってくるというのが特徴になっています。主要登場人物のうち3人までもが病気に罹るとは、よほど観客を泣かせたかったのでしょう。
またすこし疑問に感じるのは、本作の影の主役であるMD(ミニディスク)の存在。最近の若い人にはMDとは何か、さっぱりわからないものになっていることでしょう。ソニーが1992年(平成4年)に製品化したデジタルオーディオの光ディスク記録方式です。本作がソニー映画の製作なので、是非とも取り上げたかったのでしょう。
しかし作品の舞台となる2000年代の後半から、フラッシュメモリに取って代わられていったのです。なので美海と湊がMDを使っていたという設定も時代遅れのような気がします。そして陽葵が持参した海からのメッセージが吹き込まれたMDを湊がレコーディングルームで聴くシーンですが、スタジオの音響設備を使わず、湊はわざわざ自分のMDを知りだして聴くのです。でも2024年にもなって、まだMDを持ち歩くなんて、凄く不自然だと思いました。
そして最大の疑問点は、なぜ白血病のこと、妊娠したことをそれぞれ別れる時に伝えられなかったのかということです。普通ならそんな大事なことを愛する人に伝えない訳がありません。湊の場合、結局は薬物療法で全快したので、やっぱり言っておけば良かったのです。
そのため湊の身代わりとなって、美海と結婚し陽葵を育てることになった、幼なじみの琉晴(りゅうせい/中島裕翔)がかわいそすぎますね。
上映時間 :122分
劇場公開日:2025年1月10日
涙活 それぞれの想い
単なる2人の恋愛話ではなく 周りの人の一途な想いも 家族に向けた想いもある 心地よい涙溢れる映画でした
沖縄の綺麗な海と空も印象的
赤楚衛二さんと上白石萌歌さんの醸しだす空気感や 中島裕翔さん演じる琉晴の真っ直ぐさ 稲垣さん演じる演じる 陽葵 杉本哲太さん演じる お父さんに 号泣しました
いろんな世代の人にオススメです
絶妙なバランスの結末
ヒロイン上白石萠歌には特に興味が無いし、HYも“366日”も知らないに等しい。予告編を観ても、「超ベタなラブストーリーかも」という懸念が・・・。
それでも観る気になったのは、赤楚は比較的好きな男優だったのと、なかなか出会わない良質な大人のラブストーリーに出会うことをちょっとだけ期待したのかも。オジサンだってトキメキたい(笑)
【物語】
2003年の沖縄から物語は始まる。
高校1年生の玉城美海(上白石萌歌)はとある場所で3年生の先輩真喜屋湊(赤楚衛二)とぶつかり、湊が手にしていたカバンの中味が床にばら撒かれてしまう。湊は慌てて搔き集めて足早に去って行ったが、美海が落としたMDを誤って持ち去ってしまう。逆に湊のMDがその場に残されるが、入れ替わったMDの中味は同じ曲だった。
それ以来美海は湊が気になる存在になり、MDを返すことを口実に湊に会いに行くが、ちょうどその頃湊の母親が亡くなり、湊は学校に姿を見せなくなる。益々湊のことが気になる美海は同じ曲を好きなことを頼りに歌で湊を励まそうとする。
やがて美海の気持ちが通じた湊は元気を取り戻し、2人は接近する。美海のお陰で諦めかけていた夢を取り戻した湊は卒業と同時に東京の大学に旅立つが、美海は2年後に同じ大学に進学し、再会を果たす。
2人は東京で幸せな日々を過ごしていたが、美海の卒業が迫ったある日、湊は突然美海に別れを告げる。
【感想】
まず1つ、手放しで褒められるのは、沖縄の海。 繰り返しスクリーン一杯に映し出される海が美しい。 ヒロインの名前のとおりのこの美海を味わうだけで映画館に足を運ぶ価値があるかも。
俺的にはヒロインはやっぱり物足りないのだけど、この作品には超美人よりも親しみのあるちょっと可愛いくらいの素朴な娘が合ってそうなので、上白石のキャスティングは正しかったのかも知れない。 ただ、赤楚も上白石も20年の時の流れはとても感じられなかったのはちょっと頂けない。
ところで、作品に関係無いが、最近段々萠歌と萌音の見分けがつかなくなって来ているのは俺だけ? 姉妹は顔は似てても、性格・雰囲気が異なるケースが多いが、この姉妹はそれが近いから最近一瞬では区別できない(笑)
役者的にはむしろ、娘役の稲垣来泉とそのボーイフレンド役の齋藤潤が目を引いた。當真あみの妹かと思うほど良く似ている稲垣来泉の好演が光っていた。齋藤潤は“カラオケ行こ!”以来注目しているのだが、やっぱり上手い。好感度の高い風貌と合わせて、将来の神木隆之介という感じ。
最後にストーリーだが、終盤にさしかかるあたりまでは、「やっぱりベタか」と言う展開だった。一番文句を言いたいのは、ラブストーリーに病気を絡ませるのは安易過ぎて「恥ずかしくないのか!」ということ。 ただ、終盤からエンディングに掛けては満足度が上がった。 この手の“純愛”ものに良く有るケースは、最後に2人にとってはハッピーエンドなんだが、周囲の人は可哀そうみたいな結末。つまり主役の2人に周囲が振り回されて終わるパターンだが、今作の着地点は違った。 ハッピーエンドでも無いが、かと言ってバッドエンドでもない。周囲の人達も含めて納得の結末って感じ。 そこは高く評価したい。
熊本地震後のCMで流れた上白石萌歌さんの歌
にひかれて、この映画を見ました。
しかし、主人公二人がなかなか好きになれませんでした。お互いに一番大切なことを言えない関係って、どんな関係なのでしょうか。
でも、あんな状況でも迷わず産むことを決心した姿だけは好感がもてました。
全てにおいて、浅い感じなのですが、映画全体としては嫌いではありません。
何より、沖縄の海がとてもきれいで、沖縄に住んでみたくなりました。
メッチャ切なくて泣ける邦画。 本年度ベスト級。
登場人物がみんな良い人なんだけど切な過ぎた!
やり方にによってハッピーエンドになった感じもしたけど映画だからしょうがない(笑)
上白石萌歌さん演じる美海。
幼馴染みの琉晴。
美海の彼氏の湊。
この3人を中心に進むストーリー。
これに加え、沖縄出身の玉城ティナさんが自分的にとても良かったぁー!
時系列がかなり入り乱れてしたけど迷うこと無く観られた(笑)
上白石萌歌さんをはじめ登場人物達が高校生から30歳過ぎの役まで演じていて違和感が無かったのは評価したいところ。
美海と付き合っている湊が突然美海に別れを告げるんだけど理由が読めてしまうのはご愛敬(笑)
予想も出来なかったのは美海のお腹に新しい命が授かった事。
この展開が後半の感動するストーリーになって行った感じ。
沖縄の美しい風景も印象に残る。
川崎の映画館、チネチッタの前も登場してテンション上がる(笑)
人を愛する為に取る行動が盛り沢山で、人それぞれの愛情表現が見所だった感じ。
東京で美海と湊が暮らしている部屋。
かなり広く豪華な感じがしたけど、一体家賃はいくらなのか?
気になりました( ´∀`)
仮面カップル
医者に家族が呼ばれ覚悟しておくようにと言われる病気の36歳の母親と、彼女の昔の彼氏との嘗ての恋愛物語。
高1の頃、ぶつかって落としたMDを取り違えたことで、モテモテイケメン3年生の存在を知り、メンタルがやられている彼を励ましゲットだぜ!な過去を振り返り今に至る出来ごとをみせていく。
散々みせられた特報と序盤の流れで概ね読めてしまうあらすじに娘ちゃんの東京出張を織り込んで展開していくけれど、自分の苦手な恋愛物語パートが長過ぎてちょっと飽きてくる。
そしていよいよ特報で流れていたお別れパートになる訳だけれど、やっぱりそこを隠すのって、そして好きじゃなくなったって、なんだかねぇ…。
更には彼女の決断もなんだかねぇ…
ふたりともめっちゃ独りよがりの秘密主義過ぎません?
夫くんもネガティブ過ぎるし…。
なんだか誰も娘ちゃんのことを本気で考えている様に感じられず、娘ちゃん自身は物分かり良すぎで涙ぐましいけれど。
わかりやす〜いつくりで、わかりやす〜く上げて落としてフォローしてだから面白くはあったけれど、あーでした、こーでしたばかりで機微があまり感じられず物足りなかった。
ヒロインを思う主人公に泣けた。
そういうのいいって……
切なが過ぎる
見どころは萌歌ちゃんの制服姿かな…
なんかもう少しせつない話かと思って見に行きましたが…
作中湊が別れる事に葛藤するシーンが少なすぎて、凄くクズ男っぽく見えてしまったのと、美海も捨てられた後、立ち直るまでのシーンが少なすぎて、意外と大丈夫そうだよね…
と感じてしまうぐらい前半引っ張りすぎな気がしました
今時の女性ならこんな理不尽な捨てられ方をしたら、もっと相手に対して憤慨すると思うのですが、2人とも妙にあっさりしていて、視聴中もどかしくてモヤモヤしてました
このモヤモヤが心地よく感じるか、そうでないかによって作品の評価が分かれると思います
あと作品とは若干離れますが、赤楚衛二さんって女性に対して煮え切らない役が多い気がするんですが、気のせいかな…
湊に心打たれて
他の方々の中に琉晴をお褒め共感、または役を俳優さんに重ねてお褒めの方が居られますが、ではなぜ湊が主役なのでしょうか?
この映画は湊と美海のラブストーリーが中心にあります まずそこに目を向けてほしいです
台詞の少なさと大袈裟なポーズもない湊
それを見事に演じられた赤楚衛二さんはすごい俳優さんだと思いました
台詞がたくさんあり言葉や大きなポーズで表現することよりどれほど難しいでしょう
その湊の表情、動きで心の奥底を伝えた演出も俳優さんもかなりの評価に値すると思います
その湊を中心に美海は太陽のように存在し、周りに存在する人々も素敵に描かれており映像も美しい
とてもきれいな涙を流させてくれた愛おしい作品です
ベタ恋愛映画だが、おじさん世代に刺さる設定
確かに、ベタベタ展開の恋愛映画で、
主人公男女が都合よいタイミングで病気になります、
別れる前にヒロインが妊娠します、
フラれて幼馴染と結ばれます、
邪魔が入ってすれ違います、
などの、既視感ある、ベタ展開ではあったのだが、
個人的には、「学生時代にMDの交換」がきっかけで恋が始まり、愛が深まる、
という、あるある設定が、おじさんの私には、恥ずかしながらグサっと刺さってしまった。
おじさんの世代は、MDではなくカセットテープではあったが、
学生当時の記憶がよみがえり、こんなおじさんにも、そんな事があったなあと、
彼女はUNICORN好きだったなぁとか、
二人でイヤホン耳にさして、スピッツのハチミツ聴いてたなぁと、
顔が赤くなりながらもノスタルジックな世界に浸れ、
後半1時間は、不覚にもずっと泣き通し。
いやぁ、なんとも、恥ずかしい。ただただ、恥ずかしい。
こんなベタな展開でおじさんが泣くなんて、見てらんねぇわなぁ。
テヘヘ。
良かった演者
上白石萌歌
中島裕翔
※追記
部屋の押し入れ探してたら、当時のカセットテープが見つかった。
レーベル側面に「マリちゃんのベストセレクション」って書いてあった。
いやあ、恥ずかしい。
テヘヘ。
“元気が出る曲”で『AM11:00』?
HYの曲に思い入れもなく不安はあったが、それ以前に脚本の粗やご都合主義が目に余った。
湊と美海が付き合うまでの流れはやや弱いが、尺的にはまぁ仕方ない。
両親ともに亡くした湊が何不自由なく進学・上京出来たことも流すが、やたら豪勢な部屋での同棲 in 川崎は無い。
彼のみならず美海の病室も無駄に広く、お金の出どころがいちいち気になった。
まったく別の夢を追う2人の大学が一緒というのも疑問。
湊はバンドを組み、プロ志望のヴォーカルまでいたのに何故作曲してなかったのか。
別れの理由はド定番だが、快復するパターンは珍しい。
しかし結局は美海を斃れさせるため、単に病気を濫用しているようにも感じてしまう。
鉢合わせやキーアイテムの拾得など進行を偶然に頼り過ぎ。
琉晴は何故隠したMDをあの缶に忍ばせたのか、それを知らないのに美海は何故取ってくるよう頼んだのか。
中学生の琥太郎が東京までの旅費を払えるハズがないので、最初から同行でいいでしょ。
琉晴がよくやる相手の鼻をつまむ行動を、何の関係もない彼にさせたのも意味不明。
というか、ドラマ的にも半端なので彼自体が不要。
陽葵がMDと一緒にウォークマン渡せばいいのに、湊が自身の物をその場に持っていたのも違和感が強い。
演技はこれでもかと分かりやすく表情を作るので、対象年齢が低めだったのだろうか。
ただ、芝居が一番大袈裟だったのも琉晴だが、彼の「俺です!」の場面は熱さを感じて一番良かった。
逆に湊に魅力が一切感じられないのはワザとなのか。
美海も、湊の言葉を真に受けていながらチェキを保管しMDを投函してたのは、むしろ怖い。
湊が上京する際のバスを待たせてウダウダやる定番の流れから、更に引き返してキスには失笑しました。
後半の「止めて下さい!」といい、バス会社に謝れ。
期待度△鑑賞後の満足度○ 一番の”男前”は「コタロウ」君かな。予定調和的でありつつ話を作り込み過ぎのところはあるが、映画としては良く出来ている方。
①始まって程ない時点で、「あんな小さい子供を一人で東京に出して、お母さんの命が尽きようというのに傍にいさせて上げないと」と早くも脱落しそうになったが、ちょっと考えてみれば「ああ、そういうことか」とまた話の底が割れてしまったけれども、そういう話の作り込みをしている製作者側の思惑がかわいくて悪い気はしない。
「でもなんで今なの?」という疑問への回答は考えていなかったようだ。
主人公達がどちらも死病になる(片方は完治したみたいだけれども、完治したら完治したで看病させて上げたら良かったのに、という思いが最後まで消えず)というのも作り込み過ぎ。
②すれ違いのラブストーリーは人の世に惚れた晴れたが有る限り廃れないようだ。
③HYのファンやその歌に思い入れのある方たちには堪らないだろうと思うけれども(良いバンドだし、曲も良いとは思います)、世代が違うしそう思い入れもないので冷静に観てしまいます。
それでも泣かせるように作ってあるので釣られ泣きはしてしまったけれども、あざとさはないので好感は持てる。
④ただ東京パートも沖縄パートもあまり生活感がないので綺麗事感は否めない。
⑤好きなタイプの女優さんではないが上白石萌音の上手さには感心した。
⑥赤楚衛二はあまりその良さが生かされていない。存在感が薄いというか。
それと平成~令和はそういう時代ファッションなのかも知れないが、特に男性陣の服装がダサい。
ひたすら切なくて切なくて、泣けた😭😭
2回目以降の方が泣ける
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