「ベタ恋愛映画だが、おじさん世代に刺さる設定」366日 ソビエト蓮舫さんの映画レビュー(感想・評価)
ベタ恋愛映画だが、おじさん世代に刺さる設定
確かに、ベタベタ展開の恋愛映画で、
主人公男女が都合よいタイミングで病気になります、
別れる前にヒロインが妊娠します、
フラれて幼馴染と結ばれます、
邪魔が入ってすれ違います、
などの、既視感ある、ベタ展開ではあったのだが、
個人的には、「学生時代にMDの交換」がきっかけで恋が始まり、愛が深まる、
という、あるある設定が、おじさんの私には、恥ずかしながらグサっと刺さってしまった。
おじさんの世代は、MDではなくカセットテープではあったが、
学生当時の記憶がよみがえり、こんなおじさんにも、そんな事があったなあと、
彼女はUNICORN好きだったなぁとか、
二人でイヤホン耳にさして、スピッツのハチミツ聴いてたなぁと、
顔が赤くなりながらもノスタルジックな世界に浸れ、
後半1時間は、不覚にもずっと泣き通し。
いやぁ、なんとも、恥ずかしい。ただただ、恥ずかしい。
こんなベタな展開でおじさんが泣くなんて、見てらんねぇわなぁ。
テヘヘ。
良かった演者
上白石萌歌
中島裕翔
※追記
部屋の押し入れ探してたら、当時のカセットテープが見つかった。
レーベル側面に「マリちゃんのベストセレクション」って書いてあった。
いやあ、恥ずかしい。
テヘヘ。
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本作、あの時が蘇ってきて泣けました。
本作を観終わった後、あの時二人で聞いた曲をYoutubeで聞きました。
懐かしかったです。
ー以上ー
はじめまして、みかずきです
仰る様に、ベタな展開だからこそ、自分の恋愛家経験と重ね合わせることができました。当時のことが蘇ってきて、湊、美海、琉晴、香澄に強く感情移入でき、泣けました。
そういう意味では、若い世代より、中高年世代の心に刺さる作品だと思います。
ー以上ー