劇場公開日 2024年10月11日

最後の乗客のレビュー・感想・評価

全83件中、61~80件目を表示

5.0それぞれの想い

2024年10月19日
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鑑賞方法:映画館

ヒューマンミステリーということで、震災に都市伝説をミックスしたのかな?とか、チラシや予告編は感動作っぽいしなぁなど、なんとなく予想はしていたので、やっぱりねと思っていたら、それを超える結末に驚いた。
そういやヒントが少しずつ出てたんだなぁ。

どんな状況であれ家族や友人を亡くしたら、もっと出来ることがあったかもとか、伝えたかったこと、謝りたかったことなど、何かしらの後悔がある。
55分と短い映画だけど、過不足なくまとめられていたと思うし、物理的な辻褄は置いといて、伝えきれない想いに切なくなった。

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コビトカバ

4.0この映画、誰かが演劇にすれば良い

2024年10月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

だいたいこういう映画だろうことは扱っている題材から解っていたが、どう落としどころを持っていくのかは最後の最後まで期待を持って鑑賞した。
(期待を持つというのも違うけれど…)
ほとんどワンシチュエーションの映画。
誰か演劇にしないかな?

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キブン

2.5最期の忘却

2024年10月16日
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uz

4.0そしてあの日から13年。

2024年10月16日
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鑑賞方法:映画館

上映時間55分の自主制作作品。あの日から10年。東北の海沿いの街を舞台にした一夜の物語。忘れてはならない、風化させてはならないという強い思いの反面、その言葉にがんじがらめにされる残された者の苦しみを描く。

今まで幾度となく使われてきた手法で新しさはないけど、あの日日本にいなかった東北出身の監督の複雑でやるせない想いが伝わってきて観て良かったです。自分の名前が刻まれた慰霊碑。受け取る相手がいない手紙。あの日最後の乗客。

2011年3月11日。きっと東北の至るところであのような光景が実際にあっただろう。知らない人の車に乗せてもらった人。知らない人を自分の車に乗せた人。毎年やってくるあの日をそれぞれの想いで受け取り、生きている人の時間は進んでゆく。そしてこれはこの日本に住む限りいつかきっと自分が当事者になる話でもあると改めて思い知らされた。

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はるたろう

4.0救われる人がひとりでもいるのなら…

2024年10月15日
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鑑賞方法:映画館

自然災害に限らず、理不尽な事件や事故に巻き込まれ、大きな喪失感を抱き続ける人は世界中にいる。その事実の受け止め方やその後の立ち直り方は人によって違うし、あるいは立ち直るという意味さえ考えることもなく打ちひしがれたままの人だってたくさんいる。
それでも他の被災当事者や関係者などの生き様を知ることで救われる人だってきっといるし、映画や小説などの物語から救われる人だってきっといる。
だからこういう映画が作られる。作った本人だって、それを見てくれる人がいることで大いに救われている。

こんな形でのオマージュなら、シャマラン監督もきっと喜ぶと思います。

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グレシャムの法則

5.0「2回目です」

2024年10月15日
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泣ける

今年242本目。

1回目 10月14日。
2回目 10月15日。
当たり前は奇跡の連続。凄い言葉。

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ヨッシー

4.0多くの想いのひとつとして

2024年10月15日
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毎日の積み重ねた日々に
突然訪れたことに対して

時間の経過に追いついていない
想いをひとつを垣間見ることができました
たくさんの想いがそこにあるのでしょう

その時から
ほんの少しだけでも自分の中に
取り込めたカタチをを映画で
見れて良かったです

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mmnioh

4.0あの日あの時あの場所で

2024年10月15日
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鑑賞方法:映画館

ある夜にタクシー運転手が乗せた乗客は…

話が進むにつれて諸々察しがつくと途端にうぅっと胸が締め付けられます。

起きてしまった出来事は計り知れない痛みではありますが、本作は一人ひとりが誰かを気にして思いやっていたことが温かく、心に残りました。

鑑賞後に映画の公式サイトを見てみると、卵おにぎりのレシピが載っていました。味が気になっていたので作ってみようと思います🍙✨

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Yum

4.0手紙を書こう

2024年10月15日
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悲しい

幸せ

タクシードライバーの男性が、夜中に不思議な若い女性と親子を乗せるが車が動かなくなり…そこで話すうちに思いもよらぬ真実が明かされ…といった物語。

題材は何かわかっていたし、そこからの夜中に現れるという若い女性…とくれば、結末は粗想像がつくし、あとはそれが誰なのか。ドライバー?娘?親子?或いはタケちゃん?…の考察になっていくと思ったが。

想像以上に胸が締め付けられる作品。
ロケーションも良いですね。ちょっと先に大きな通りがあるのに、世界の何処かに取り残されたかのような寂しさ、侘しさを感じられる場所。この雰囲気すごく好きです。

成程、東京にいた以上、完全な当事者でないワタクシなどからすれば「あの日を…」となんとなしに言ってしまいがちだが、忘れたくない人、忘れたい人、あの時自分も…と思う人もいるのだな。

改めて、当事者の本当の気持ちに寄り添うことが大切なのかなと思わされた。

そして、最後タケちゃんにお願いしたことってなんだったんだろう。鈍感な私には気付けなかっただけ?

兎に角、淋しげな雰囲気が織りなす、哀しくも温かい掘り出し物作品だった。

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MAR

4.5無理じゃない。だって、お前はまだ生きているじゃないか。

2024年10月15日
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泣ける

悲しい

怖い

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野川新栄

3.5おとーさんはつらいよ

2024年10月14日
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こんな事書くと怒られるかも知れないが、娘を気遣ってよかれと思った言動と娘本人の思いとが食い違うなどとは全く想定していないお父さんが、それに気付いたときには既に手遅れだった、という悲哀が震災の記憶より印象的だった。

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ひろちゃんのカレシ

3.5真摯な作品に人は感動する

2024年10月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

 「侍タイムスリッパー」での好演が記憶に新しい冨家ノリマサさんが出演されているということと、東日本大震災にも触れるお話しでもあるので、宮城県民として観たくなりました。
 やはりあのサイレンの音は、聞くだけで心がえぐられる思いがする。あの日あの時、家族が心配で心配で、仕方がなかった人が大勢いた中で、どのくらいの人たちが無事に再会することができただろうか。そこまで複雑な脚本ではないけれど、シンプルだからこそ伝わるものがあるし、海外で賞を獲ったのはそこが響いたんだと思います。物語を注視していれば節々にサインがたくさんあるので、私は彼女の初めの方の台詞で「あ〜そういうことか」と早々気づいてしまいましたが、一緒に行った母は驚いていました。
 短編で出演者も少なく如何にもミニシアター(自主映画)の雰囲気そのままでしたが、真摯に描かれた作品に良い余韻に浸りました。娘さんの最後の顔が凄くいいですね。そして冨家ノリマサさんの笑顔にも、ますます好きになりました。

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ふたり映画

3.5シンプルに感動

2024年10月14日
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泣ける

一時間の上映時間で、シンプルに謎ときがされて感動する映画でした。

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おきん

4.0東日本大震災。。

2024年10月14日
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鑑賞方法:映画館

東日本大震災がテーマで、宮城県が撮影地だったんですね。
ほぼ、予備知識無しで見に行ったので、見ていて気付いた。
最初は福島県での話かなと思っていると見た事のある駅が出てきたし。(荒井駅)

実は、この映画の予告を映画館で見ていたのを覚えていた。
一瞬見ようか考えたけど、その時は時間が合わず見る事はなかった。
その映画館とは今年3月末で閉館したチネ・ラヴィータ。
チネ・ラヴィータの単独上映から始まって、世界で様々な映画賞を受賞して日本での凱旋上映。
そして、日本全国での公開、凄い話ですね。
映画を見る前はこんな話もまったく知らなかった。

終盤、見ていた観客を裏切る事実が分かる。
この一つの裏切りで、グッと映画が良くなったと思う。
東日本大震災で亡くなった人々の無念さが見ていて伝わってきた。

震災当時、仙台で働いていた私、当時の事を思い出しましたね。
約一週間電気が止まり、都市ガスだったため一か月近くはお風呂に入れなかった。
毎日レトルト食品を食べながら、会社に行って後片付けをしてました。

しばらくして、神戸市と背中に書かれたツナギを着た人達がやってきてガスが復活した時にはホント嬉しかったのを覚えている。
私の直接の知り合いが死ぬ事は無かったけど、知り合いのご家族が亡くなったり、仕事でお世話になった工場で働いていた方が津波で亡くなったという話は何度か聞いていた。
そんな記憶もあったので、亡くなった方達の無念さを感じ、当時の事を思い出したんですね。

主演の冨家ノリマサは、前日にmovix仙台で見た『侍タイムスリッパー』にも出ていた。
この映画も自主製作との事。
監督、カメラマンも宮城県出身。
主演の女の子も元AKBで宮城県仙台市出身。

宮城県に住む人には是非見てもらいたいですね。
今年は『ぼくが生きている、ふたつの世界』も宮城が舞台だったし、宮城の映画シーンが盛り上がってますね。

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はりー・ばーんず

4.0東北大震災をテーマにしたファンタジー 。記憶を風化させない、そして広く世界に知らせることも映画の役目。

2024年10月13日
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泣ける

よくある深夜タクシーの女性客の幽霊話に端を発し、母娘の二人連れまで同乗することになるが、果たして彼女達の正体は?目的地の意味は?タクシーはどこにたどり着くのか。

震災の記憶を風化させないために製作された映画。
短上映時間で世界の人々に広く知ってもらう役割も。
その日、犠牲になった数多くの人たちには、もちろんそれぞれの想いがあったはず。
​エンドロールの写真のように。
しかし、生の声、ドキュメンタリーに限らず、フィクションとしても象徴的に想いを残すことにも意味がある。
また、残された者の想いと、これからの一歩についても静かに語る。

「侍タイ」に続き、今年は冨家ノリマサの当たり年ですね。

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ITOYA

4.5ハシゴのついでに観るつもりがこっちがお目当て作品だったりして(笑)

2024年10月13日
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泣ける

単純

幸せ

最近は意味なくムダに長くて寝落ちする作品も増えてきた中で、半分の1時間でドキドキと、ウルウルと、ほっこりといろんな感情が楽しめるメチャクチャいい作品です😭

主役(だったのね)の女の子もいい感じの演技だし、冨家ノリマサさんは侍タイムスリッパーに続いてのメチャクチャいい作品に出演と今年が当たり年なのかもしれませんね😅

ギバちゃんと磯村君のハシゴついでに観たんですが、2作品のレビューを見る限りはこっちが本来の目的になるかもしれません(笑)

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おたか

2.5with伝説の男

2024年10月13日
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悲しい

幸せ

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Bacchus

5.0いい映画だけど、kino cinema でかけるのがそもそもの間違い。

2024年10月13日
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病人28号

4.0誠実で前を向いた映画

2024年10月13日
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これほどしっかりと「アレ」についての映画だとは知らなかった… 正直、そこについてはある程度知った上で観たかったです。
そのうえで、「アレ」にまつわる人々の想いのようなものをキチンと回収する映画のようには感じた。
ただ少々説明過多だし、もう少し言葉にしなくても伝わるようなやり方があったんじゃないかとは思う。
すべてを台詞で説明することで、なんというか「揮発する想い」みたいなものがあるんじゃないかという…
個人的には、舞台の方が映える物語のような印象を受けたが、誠実で前を向いた映画だった。

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ぱんちょ

3.0わずか55分の小さな自主映画

2024年10月11日
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深夜のタクシーで偶然重なりあう乗客たちの人生と目的地で彼らを待ち受ける予想外の出来事を描いたヒューマン・ミステリー。

との事なんですが、どんな話か開始数分で分かると思います。

この映画と似たような話を聞いた事があります。

ネタバレになるので詳しく書きませんが、個人的には特に響かなかった。

映画館のポスターで知って、世界の映画賞席捲と書いてあるし楽しみにしてたんだけどな…

もっと違う、もっと凄い、のを期待してた。

60点ぐらい。

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RAIN DOG