劇場公開日 2024年10月11日

最後の乗客のレビュー・感想・評価

全72件中、61~72件目を表示

3.5真摯な作品に人は感動する

2024年10月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

 「侍タイムスリッパー」での好演が記憶に新しい冨家ノリマサさんが出演されているということと、東日本大震災にも触れるお話しでもあるので、宮城県民として観たくなりました。
 やはりあのサイレンの音は、聞くだけで心がえぐられる思いがする。あの日あの時、家族が心配で心配で、仕方がなかった人が大勢いた中で、どのくらいの人たちが無事に再会することができただろうか。そこまで複雑な脚本ではないけれど、シンプルだからこそ伝わるものがあるし、海外で賞を獲ったのはそこが響いたんだと思います。物語を注視していれば節々にサインがたくさんあるので、私は彼女の初めの方の台詞で「あ〜そういうことか」と早々気づいてしまいましたが、一緒に行った母は驚いていました。
 短編で出演者も少なく如何にもミニシアター(自主映画)の雰囲気そのままでしたが、真摯に描かれた作品に良い余韻に浸りました。娘さんの最後の顔が凄くいいですね。そして冨家ノリマサさんの笑顔にも、ますます好きになりました。

コメントする (0件)
共感した! 11件)
ふたり映画

3.5シンプルに感動

2024年10月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

一時間の上映時間で、シンプルに謎ときがされて感動する映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
おきん

4.0東日本大震災。。

2024年10月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

東日本大震災がテーマで、宮城県が撮影地だったんですね。
ほぼ、予備知識無しで見に行ったので、見ていて気付いた。
最初は福島県での話かなと思っていると見た事のある駅が出てきたし。(荒井駅)

実は、この映画の予告を映画館で見ていたのを覚えていた。
一瞬見ようか考えたけど、その時は時間が合わず見る事はなかった。
その映画館とは今年3月末で閉館したチネ・ラヴィータ。
チネ・ラヴィータの単独上映から始まって、世界で様々な映画賞を受賞して日本での凱旋上映。
そして、日本全国での公開、凄い話ですね。
映画を見る前はこんな話もまったく知らなかった。

終盤、見ていた観客を裏切る事実が分かる。
この一つの裏切りで、グッと映画が良くなったと思う。
東日本大震災で亡くなった人々の無念さが見ていて伝わってきた。

震災当時、仙台で働いていた私、当時の事を思い出しましたね。
約一週間電気が止まり、都市ガスだったため一か月近くはお風呂に入れなかった。
毎日レトルト食品を食べながら、会社に行って後片付けをしてました。

しばらくして、神戸市と背中に書かれたツナギを着た人達がやってきてガスが復活した時にはホント嬉しかったのを覚えている。
私の直接の知り合いが死ぬ事は無かったけど、知り合いのご家族が亡くなったり、仕事でお世話になった工場で働いていた方が津波で亡くなったという話は何度か聞いていた。
そんな記憶もあったので、亡くなった方達の無念さを感じ、当時の事を思い出したんですね。

主演の冨家ノリマサは、前日にmovix仙台で見た『侍タイムスリッパー』にも出ていた。
この映画も自主製作との事。
監督、カメラマンも宮城県出身。
主演の女の子も元AKBで宮城県仙台市出身。

宮城県に住む人には是非見てもらいたいですね。
今年は『ぼくが生きている、ふたつの世界』も宮城が舞台だったし、宮城の映画シーンが盛り上がってますね。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
はりー・ばーんず

4.0東北大震災をテーマにしたファンタジー 。記憶を風化させない、そして広く世界に知らせることも映画の役目。

2024年10月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

よくある深夜タクシーの女性客の幽霊話に端を発し、母娘の二人連れまで同乗することになるが、果たして彼女達の正体は?目的地の意味は?タクシーはどこにたどり着くのか。

震災の記憶を風化させないために製作された映画。
短上映時間で世界の人々に広く知ってもらう役割も。
その日、犠牲になった数多くの人たちには、もちろんそれぞれの想いがあったはず。
​エンドロールの写真のように。
しかし、生の声、ドキュメンタリーに限らず、フィクションとしても象徴的に想いを残すことにも意味がある。
また、残された者の想いと、これからの一歩についても静かに語る。

「侍タイ」に続き、今年は冨家ノリマサの当たり年ですね。

コメントする (0件)
共感した! 11件)
ITOYA

4.5ハシゴのついでに観るつもりがこっちがお目当て作品だったりして(笑)

2024年10月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

幸せ

最近は意味なくムダに長くて寝落ちする作品も増えてきた中で、半分の1時間でドキドキと、ウルウルと、ほっこりといろんな感情が楽しめるメチャクチャいい作品です😭

主役(だったのね)の女の子もいい感じの演技だし、冨家ノリマサさんは侍タイムスリッパーに続いてのメチャクチャいい作品に出演と今年が当たり年なのかもしれませんね😅

ギバちゃんと磯村君のハシゴついでに観たんですが、2作品のレビューを見る限りはこっちが本来の目的になるかもしれません(笑)

コメントする (0件)
共感した! 12件)
おたか

2.5with伝説の男

2024年10月13日
Androidアプリから投稿

悲しい

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 20件)
Bacchus

5.0いい映画だけど、kino cinema でかけるのがそもそもの間違い。

2024年10月13日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 4件)
共感した! 9件)
病人28号

4.0誠実で前を向いた映画

2024年10月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

これほどしっかりと「アレ」についての映画だとは知らなかった… 正直、そこについてはある程度知った上で観たかったです。
そのうえで、「アレ」にまつわる人々の想いのようなものをキチンと回収する映画のようには感じた。
ただ少々説明過多だし、もう少し言葉にしなくても伝わるようなやり方があったんじゃないかとは思う。
すべてを台詞で説明することで、なんというか「揮発する想い」みたいなものがあるんじゃないかという…
個人的には、舞台の方が映える物語のような印象を受けたが、誠実で前を向いた映画だった。

コメントする 2件)
共感した! 12件)
ぱんちょ

3.0わずか55分の小さな自主映画

2024年10月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

深夜のタクシーで偶然重なりあう乗客たちの人生と目的地で彼らを待ち受ける予想外の出来事を描いたヒューマン・ミステリー。

との事なんですが、どんな話か開始数分で分かると思います。

この映画と似たような話を聞いた事があります。

ネタバレになるので詳しく書きませんが、個人的には特に響かなかった。

映画館のポスターで知って、世界の映画賞席捲と書いてあるし楽しみにしてたんだけどな…

もっと違う、もっと凄い、のを期待してた。

60点ぐらい。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
RAIN DOG

4.0優しい気持ち(11月1日追記ネタバレあり)

2024年10月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 9件)
しろくま

3.5あの日を忘れないために

2024年10月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

もちろん泣いた。
何となく感じてた違和感の伏線が話が進むにつれキレイに収まっていくのが凄い。

毎日家族がただいまと帰ってくることが本当に奇跡なのはわかっているので、とてもしつこく毎朝気をつけてねと声をかけてしまう私には、とても沁みるお話でした。

そしておにぎり。
食べ物くれるって愛だよなあ。

アフタートークで、この作品は宮城に関係のある方が沢山関わって作られたとのお話をお聞きしました。

監督は震災から5年も経つと、住んでいたNYでは風化されつつあったことを思って、この作品を作ろうと思われたとのこと。
主演のみずき役の岩田華怜さんは、震災当時12歳だったそうで、世界の終わりを感じるほどの体験だったそう。
とても地元の方に助けられて作られた作品とのことで、なんか温かさみたいなものは映画を観てる中ずっと続きました。

岩田華怜さん、全部の質問にとても丁寧に的確に答えていて、あーこの子賢いなと思って観てました。

ストーリーの展開がとても面白かったので、ミステリー仕立て?なのもあり、泣けるけど最後まで楽しめました。

コメントする (0件)
共感した! 19件)
icco

3.5風化させてはならない

2024年9月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

2024年9月30日
映画 #最後の乗客 (2023年)鑑賞

東日本大震災から10年で企画され、宮城県を舞台に、深夜タクシーで走っていた運転手の不思議な体験

風化させない為にはこういった企画がとても大事で、その思いをしっかりと受け止めたいですね

@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました

コメントする (0件)
共感した! 4件)
とし