「あれから10年後」最後の乗客 Rickaさんの映画レビュー(感想・評価)
あれから10年後
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主演の人、すごいどこかで見た顔だぞ??
と思って気になってたんだけど、侍タイムスリッパーの敵役(と言うか)の方だったのか。
レビュー書くために配役見てスッキリしました。
東日本大震災での出来事と、その時の心の傷を抱えたまま生きている人たちの話。
タクシー運転手の中年男性。
妻を亡くしており娘とはギクシャクしている様子。
同僚からタクシーの怪談ド定番、不審な乗客の話を聞いたその日にズバリその条件に当てはまる客が。一体この乗客とは?
という体で始まるけど実際は主人公自身が…などんでん返し。
車はあるし同僚もいるし本人が死んでるパターンでは無かろう、と思ってたんだけど、冒頭で同僚のタケちゃんがドアを開けた様子もなくいきなり車内に現れたかのようにコーヒーを渡す様に違和感を感じていたのを思い出した。仕掛けられていた。
生者と死者の思いが交わり合い通じ合い、というファンタジー作品と見せかけて、要するに「全ては娘が思い出の浜で見た夢だった」って事でいいのかな?
子を持つ親としては子供にあんな思いをさせないようにしたい、とは思いました。
そう言えば
「タケちゃんにお願いしたいことがあるんだけど」
と主人公が言っていたけどあれはなんだったのだろう?見逃したのかなんなのかちっともわからないまま話が終わってしまった。
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