「静かな筆致とトリッキーな構成の妙」遠い山なみの光 galarinaさんの映画レビュー(感想・評価)
静かな筆致とトリッキーな構成の妙
何を求めて映画を見るのかという観点で行くと完全に賛否が分かれる。
そういう象徴的な映画だろう。
鑑賞後に描かれていないところを想像していろいろと考えてみるのが本作の醍醐味の一つなので、できれば鑑賞済の方と語り合いたいところだ。
その想像の幅が見る人によって可変することこそ、本作の魅力ではないだろうか。
戦後の長崎の風景、特に夕日に照らされたような背景が古い映画の書き割りのようだ。
それでなんとなくこの映画のトリックにも気づく。
石川監督の相棒であるピオトル・ニエミイスキの撮影が相変わらずすばらしく、作品世界に没入させてくれる。
映画を見たなという満足感に包まれる秀作。
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