「重厚な味わいの作品」遠い山なみの光 プレ夫さんの映画レビュー(感想・評価)
重厚な味わいの作品
全体を通して暗いトーンでしたが、どのシーンも美しかったです。
実の娘に対してでさえ、空想を交えなければ話すことができないほど、主人公の心の傷は深かったのですね。
見終えたあとも、しばらく余韻が消えず、心にずっしり残る様な感覚でした。これは「どういう事だったのか?」を頭の中で整理すべきだったことと、作品を包む空気感、緊張感が強烈に印象に残ったからだと思います。
「解釈は観た人(読んだ人)に託す」というのが原作者の描き方という旨の記事を、少し経ってから知りました。なので、この作品の真意は、人それぞれにあるものなのでしょう。
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