「ネタばれありですが。。。」遠い山なみの光 yankumiさんの映画レビュー(感想・評価)
ネタばれありですが。。。
この映画、公開されたすぐ後の9/6に見ました。最後のほうの場面でショッキングな写真ががあらわれたあと、なるほど主人公ともう一人の女性(悦子と佐知子)とは実は同一人物で、佐知子の存在は幻想だったのだと確信したんですが、それにしても2人の娘たち万里子と景子が同一人物であるとは解せない!万里子が6-7歳のころ悦子は妊娠していて悦子の長女景子はまだ悦子のお腹の中にいたはずではないか、と。原作ではどうなっているんだろうと、カズオ・イシグロの原作(早川文庫、小野寺健訳)を読んでみました。たしかに佐知子は謎めいた人物ですが悦子の幻想上の「分身」とは読めない、2人は別人です。もちろん、万里子と景子もまったくの別人。映画と原作とは別ものと理解してこの映画を鑑賞したほうがよい。それにしてもカズオ・イシグロの原作もそうですが、この映画は何を描こうとしているのか、わたしにはさっぱりわかりません。
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