「上質な映画でストーリーも俳優陣もミステリー性もすべて良かった。」遠い山なみの光 MJoeさんの映画レビュー(感想・評価)
上質な映画でストーリーも俳優陣もミステリー性もすべて良かった。
長崎の原爆がこの物語の始まりであり、1950年代長崎と1980年代イギリスを行き来する。
ちょうどこの日に、広島・序破急の蔵本純子さんの「シネマでトーク」でも紹介され、「広瀬すずの演技がとても良かった。後半???というところもあったが、今年の日本映画ベスト10に入る。ただ、結末はこの映画は見る人に委ねられている」とあり、まさにその通り。
吉田羊は前編英語での出演、二階堂ふみも一部英語。この二人の英語はとても素晴らしいのに驚いた。広瀬すずの演技だけでなく、二階堂ふみの立ち振舞や素敵な洋服、凛とした言動。こちらはとてもインパクトがあった。
原作を読んでみたいと思った。
フライヤーでは、「ノーベル文学賞受賞作家カズオ・イシグロの傑作と、広瀬すず、二階堂ふみ、吉田洋、豪華共演で映画化」と紹介されている。監督・脚本は石川慶。そして「その嘘に、願いを込めた」と意味深な言葉も添えられている。秘められた記憶に涙あふれる感動のヒューマンミステリー、とあるが、回答を求める内容でもない。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。