「理解できない派でした」遠い山なみの光 じょーさんの映画レビュー(感想・評価)
理解できない派でした
110分までは良かったけど、最後の最後で妄想って⋯なんでもあり過ぎでは。嘘と言うには設定が分厚すぎるし余白が多すぎる。
猫ではなくケイコを殺してしまっていたようにも解釈できるし、ニキも最初からいなかったかもしれない。そもそもイギリスにも行ってない創作かもしれない。いや、創作なのですけどね。。。
ニキが実在すると仮定して、お父さんの手紙がなぜ実在するのかが分かりませんでした。
→全て実在していて、佐知子は米国、悦子は英国に行ったという解釈もできるのですかね。うーん、この設定がない方が私は楽しめた気が⋯
ストーリーはさておき、キャストの演技は素晴らしく、稲佐山での2人の掛け合いの美しさに特に感動した。
ジャンプスケア的なシーンが多かった点は好きになれなかった。
uzさん
共感&コメントありがとうございます😊
なるほど、確かに佐知子が悦子を導く雰囲気はありましたしね!
逆に猫を殺す自分を諌める過去の自分、は反省とか葛藤なのですかね。やはり難しいですね。
二郎と離縁した後に景子とバラック暮らし、という時系列を同時並行的にミックスして語った…
というのが一番ムリがないかな、と思いました。
ただ、何故そんな嘘を吐いたのかが分からないし、「だから何?」というのが正直なところ。
ここまで全てをあやふやにしてまで必要なことだとは感じませんでした。
ゆり。さん
共感&コメントありがとうございます✨️
はい、手紙は緒方悦子宛でした。
なるほど!悦子もバラック暮らしをしていた発想はありませんでした。
もう自分が何を書いてるのかもよく分からなくなってきましたが(笑)、私は夫との暮らしと義父の存在自体を想像の産物なのだと解釈してしまいました。
時間軸をいじることで、すべてが自らの置き換えになっているということですね。
スッキリしたかったのですがなかなか難しそうです(笑)
共感ありがとうございました。謎が多い作品でしたね。悦子は意識的か無意識か曖昧な記憶の上に夢まで混じって脚色して話していて、ニキがそんな母の心情を理解するという形ですから、正確なところは分かりようがなく、観客は想像するしかないですよね。
お父さんの手紙というのは、あの木箱の中の手紙ですか。一瞬だったので私はよく見えなかったんですが、宛名は「緒方悦子様」だった気がします。差出人が緒方のお父さんだとしたら、夫と別れて娘(万里子=景子)とバラック暮らしをしていた悦子を気遣って手紙をくれたのかなと想像しました。でも苗字が緒方だから、夫と別れる前かもしれないし、深く考える必要は無いかもです。
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