「世情」遠い山なみの光 クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
世情
1952年の長崎から始まる。
つまり終戦後7年。未だ被爆の記憶も新しい。
この時代も、2011年3月以降も、
放射能被爆への差別は変わらない。
情報が氾濫している現代の方が、
その差別は昔より度を超えているかもしれない。
それでも当時も、
長崎で被爆した人を「バイキン」の様に扱い、
駐在するアメリカ人を「宇宙人」の様に蔑む。
当時の世情はよく分かった気がする。
でも何が言いたい話なのか分からない😳
どんでん返し、というか、
何でひっくり返ったのかが分からない。
全て夢の話なの?
映像化には不向きな作品かもしれない。
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かばこさんのコメント
2025年9月17日
共感ありがとうございます。
「川向う」は、1952年になってもまだ解除されない、原爆の汚染地域なんでしょう。綱を張られた立ち入り禁止の結界は、福島のあれを思わせました。
ノーキッキングさんのコメント
2025年9月17日
共感ありがとうございました。
解釈の自由度が高い作品ですね。情緒不安定で原爆症かもしれない娘が不慣れな環境で縊死した。それを救えなかった悦子の悔恨が、すべての妄想を産んでいる……
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