劇場公開日 2025年9月5日

「長崎駅ホームの背景に見える車両が変です。(欧州の車両のようです。)こういうところでガッカリ」遠い山なみの光 WAIさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0 長崎駅ホームの背景に見える車両が変です。(欧州の車両のようです。)こういうところでガッカリ

2025年9月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

カンヌ映画祭がらみの映画は、難解なものが多くて苦手です。今回もその印象です。わからないままのものが多い、(エピソードが回収されていない。)それは観衆が各自考えろと言うことなのでしょうか? いちいち伏線ガー 回収ガー と言うなよ という映画通はいますね。
皆さん気が付いたでしょうか? 鉄道ファンの私は、長崎駅のプラットホームのシーンで後ろに映る留置線の紺色の客車に違和感を感じました。
窓の配置といいシルエットといいヨーロッパの客車です。(オリエント急行のような)連結器が自動連結器ではなく日本では1925(大正14)年に一斉に取り換えたバッファーが付いた連結器が見えます。
本題には関係ない。いちいち重箱の隅をつつくなと言われそうですが、なにか参考にする画像にしてもちょっとは考証してほしいと思いました。(映画制作側に鉄道に少しだけ詳しい人はいないのか?)
(日本映画にある時々見られるエラーの例 東海道新幹線、ABCの席(本来海側)で真横に富士山が映るというもの。(実際にはありえません) 海側←ABC通路DE→山側(富士山真横)です。)
※なお長崎市内の街路のシーンで走る路面電車も鉄道ファンの目で見れば変なのですが、これは茨城県つくばみらい市にある商用撮影施設「ワープステーション江戸」で撮影したと一目でわかるので(この施設には自走できる路面電車まで用意されている。)不問です。
※高倉健主演「鉄道員(ぽっぽや)」に出てくるディーゼルカーは、その当時の新しい車両を苦心してレトロ化したもので、ファン的にはまだ違和感が残るものの、こだわろうとしたことを高く評価します。(今も前頭部の実物カットが廃線となった幾寅駅(映画の中では幌舞駅)に保存されています。)

WAI
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