「だから、生きてこれた」遠い山なみの光 hickieさんの映画レビュー(感想・評価)
だから、生きてこれた
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??…。
………。うーん…?
観賞後3時間、やっと少し言語化出来てきた。
受け止めきれない、持ちきれない。そんな辛いことを忘れられない、捨てられない、ならどうしよう?!
そこで彼女は、記憶を操作しつなぎ合わせ、共に歩めるストーリーを、1つだけのウソをついて、作り上げたのかな。 希望とともに。
戦時中教育の後悔、大切な人との別れ、被曝差別、男女差別。
戦争中じゃなく、終わった後にも襲ってきたどうしょうもない辛さ。
あの当時こんな思いをすべての日本人が、多かれ少なかれしていたと思うと…言葉がうかばない。
そう、あの時、すべての日本人が変わることを求められたのだろう。
生き続けるために日本から逃げざるおえなかった母と、日本に残りたかった娘。
どちらも罪など無いし、お互い努力したように思えるが、距離は埋まらなかったのか、悲しい結末に。
先日長崎の映画を観たばかりだし、朝ドラで、戦時教育の問題も見てきたので、身近なテーマに思えた。
この映画のさまざまな捉え方は、すべて否定せず尊重する上で、私が受け取ったモノも書いておきました。
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