「自分を通すことの、代償と報酬。」遠い山なみの光 にっくさんの映画レビュー(感想・評価)
自分を通すことの、代償と報酬。
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日本を30歳前に出て、今は英国で暮らす悦子さんの半生が、「良識ある」(広瀬すず)と「自由奔放」な(二階堂ふみ)に分裂して描かれている。娘(万里子=景子)がかわいそうな気もするが、もう済んでしまったことは変わらない。
戦前の教育(洗脳?)を受けた三浦友和と松下洸平は戦後の世界になじめず、戦後の新しい教育(洗脳?)を受けた渡辺大知と対立する。
ラストシーンで長崎の稲佐山から見た美しい景色を、広瀬すずと二階堂ふみが並んで楽しそうに見ていたのが印象的だった。二人とも(実際は悦子一人だけど)、未来を見ていたのだろう。
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にっくさんのコメント
2025年10月1日
琥珀糖さま
コメント有難うございます。私は「今日の空...」を観て、さっちゃんの演技に感動してこのページの存在を知って、以来感想を書いています。
私も琥珀糖さんのレビューを見させていただきましたが、確かに傾向が似ていて嬉しく感じました。
これからもよろしくお願いします。
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