「偽り?真実は?!」遠い山なみの光 SAKURAIさんの映画レビュー(感想・評価)
偽り?真実は?!
1980年代イギリス、母・悦子が住む実家へ帰る次女・ニキ、執筆活動してるニキは1950年代の長崎、原爆を経験してる悦子へ取材をしながら、長崎時代の過去と“亡き長女・景子”の真実を知る話。
原爆後、子が殺されるという物騒な事件が起きてる長崎、住む団地から見える橋の向こうの家に住む佐知子と娘・万里子、原爆被害で今の土地へ越してきた2人と知り合う妊娠中の悦子だが…。
原作小説未読、本作を観終わって正直面白いとか微妙とかではなく???
女性にとっては余り自由が無く肩身の狭い時代に出会った自分を持ち前向きな佐知子と妊娠中で色々と我慢してる様にも見える悦子。
…ポジティブさはいいけれど自分の子供より私優先な母・佐知子、万里子が大事に育てる猫を取り上げて…こんな母だから?と、悦子とニキの会話の小出しで徐々に語り見せてく“亡き景子”、ストーリーは進みもしかして!?と察すものの、あんな母親だったからこういう形を取ったんだと解釈。
終盤ラストで見せる映像、佐知子の立ち位置に悦子?!佐知子は架空人物?!と混乱させられ解釈崩壊(笑)
長崎時代の夫は?とか色々?が多かったけれど若き頃の悦子演じた広瀬すずさんの画力で観れたって感じ。原作を知る方が観ても話が略されすぎてるのでは?と思った。
コメントありがとうございます。
何が刺さったのかまったく分かりませんが、お褒めいただいて光栄至極。笑
余白のある作品は嫌いじゃないけど、どうやら考察の足掛かりがないのは苦手らしいと気付きました。
本作は最後に足場をほとんど崩されたので、考察ではなく妄想しかできない…
こんにちは!
ド雨の中、いつものように”俺は映画に行って来る!”と言って水たまりの中を車を飛ばして観て来たっす。
解釈は、私と同じですね。面白かったですね。解釈を委ねて来る映画って”委ねられてやろうじゃねえの!”って感じで好きなんですよ。ではでは。
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