劇場公開日 2025年3月28日

レイブンズのレビュー・感想・評価

全57件中、41~57件目を表示

3.5♪ドンドコドンドコ

2025年3月31日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

キュアー気持ちいいねー。主要三人の表情も観てて気持ちいい。
お父さん、実は・・じゃ赦されん猛毒ぶりですが。刀は困窮したら売れという事じゃなかったの?
その刀で斬り付けられたら流石にね・・瀧内さんは口元に特徴がある、美しい・・。
浅野さんは弱ってる方がイイね。
邦画に似せようとした様に感じたが、結局別物に。
ravenとcrowはどう違うのか?調べたら大きい方がレイブン、汚くない方とも言えるらしい。

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トミー

3.0無知ですみません⋯

2025年3月31日
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鑑賞方法:映画館
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hkr21

5.0予想通りの内容でしたが予想を上回る面白さ

2025年3月31日
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鑑賞方法:映画館

知的

昭和チックで古臭そう・・・恐る恐るの観賞・・・果たして─
まさに予想通り!だったのですが、出役二人が非常に素晴らしくて、時にすかした感じやかっこつけのようなところもかなりナチュラルで、そこがまた実に笑えて、見事なまでのレトロな雰囲気をめちゃくちゃ楽しんじゃいました。英国人が書いたとは思えない脚本・台詞回しで、様々な人間模様がとてもしみてきて、笑ってそして涙しました。
そして改めて、深瀬昌久、洋子、山岸章二等々に敬服した次第です。
いきなり登場した黒い影・・・一瞬、どうかな、これヤバいんじゃないかな、と思ったのですが、しっかりと描ききった感じがまたすごかったという印象です。

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SH

3.5憎み切れないエゴイスト

2025年3月30日
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泣ける

興奮

難しい

写真家『深瀬昌久』。
彼の作品を2015年に@DIESEL ART GALLERYで観ている。
写真展のタイトルは〔救いようのないエゴイスト〕。

写真群の表現手法は多様も、
並んでいる殆どに作家本人が映り込んでいたのが特徴的。

対象物とカメラの直線上に
横顔が写り込む構図とし、
自分がその場に間違いなく居たことの証しにしている。
まるでクロニクルのように。

1934年に北海道で生を受け78歳で亡くなるまで、
「エゴイスト」がどのように形作られ、
どのように生きたのかを
本作では詳らかにする。

もっとも彼は、(映画でも描かれた事情により)
死の二十年前を境に写真の発表はされていない。

それでも1971年代に出版された〔遊戯〕は、
同年の『荒木経惟』による〔センチメンタルな旅〕と並び
{私写真}の傑作と思う。

今の時代では、
多くの人がSNSに個人の生活をさらけ出すのに何の躊躇いもないものの、
五十年も前に既に先鞭をつけていた二人に畏敬の念すら抱く。

それにしても、
前者の妻(であり被写体でもある)が『洋子』で、
後者が『陽子』なのは、偶然にしてもでき過ぎだろう。

「育てたように子は育つ」と言う。

父『助造(古舘寛治)』は戦争のトラウマか
酒乱の気はあり、子供が長じても暴力をふるい、
個性を否定しコントロール下に置こうとする。

映画での『深瀬昌久』は、
そのエキセントリックさを色濃く受け継いでいるように見える。

しかし溢れ出す才能は狂気と紙一重。
周囲との軋轢は次第に彼を蝕んでいく。

1986年の写真集〔鴉〕はもう一つの代表作。

固執したように撮った鴉が実体化し、
目の前に現れ対話を繰り返すのは面白い趣向。

その姿は本人にしか見えず、
傍目からは独り言の多い人物と思われている。

彼の特異性を現す要素の一つとして
上手く造り込んでいる。

にもかかわらず『昌久』は、作品以外でも多くの人を魅了する。

編集者で写真評論家の『山岸章二』や、
アシスタントだった『瀬戸正人(池松壮亮)』を始めとし。

暴君でありつつ、何故か憎めない、
そして写真に熱狂する主人公を
『浅野忠信』が熱演する。

『荒木経惟・陽子』夫妻は、
奥様が存命の時に紀伊国屋@新宿で見かけたことがある。

失礼な表現も、連れ添う姿は
妖怪と美女にしか見えなかった。

一方の『深瀬昌久』と『鰐部洋子』は
写真の記録で見るばかり。

二人並んだ佇まいは、どのようなものだったろう。

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ジュン一

5.0レイブンズ?ワタリ鴉の謎が解けた

2025年3月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

深瀬昌久と洋子の実話を知りたくて舞台挨拶上映会を観にいきました。
鴉の面をしたレイブンズVS深瀬昌久(浅野忠信)の対峙
魅力的な女性洋子(瀧内公美)VS深瀬昌久(浅野忠信)の対峙
スクリ-ンから目が離せない2時間であり、レイブンズ?ワタリ鴉は
一体誰だったのか・・・謎が解け楽しかったです。
大河ドラマで活躍する瀧内公美さん 沢山の役を表現できる日本代表する女優
さんだと思いました。

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こまどり夫婦

4.5どこまでがフィクションか分からないけど

2025年3月30日
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2025年劇場鑑賞101本目。
エンドロール後映像無し。

実在の写真家の人生を描いた映画。実話を元にしたということで、関係者に話をある程度聞いて作ったのでしょうが結構めちゃくちゃやってます。
写真にはありのままを写すタイプと、何か表現したくて演出するタイプがありますが、彼は後者のタイプの写真を撮り、実際彼が撮った写真はあるわけで、その写真を撮るに至った過程が描かれていて、そこが映画の作りとして非常に面白いと思いました。

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ガゾーサ

4.0酒と烏と男と女

2025年3月30日
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鑑賞方法:映画館

深瀬昌久という実在の写真家の半生記でした。深瀬を浅野忠信が、彼の妻・洋子を瀧内公実が演じたこと、そしてイギリス人のマーク・ギルが監督を務め、さらには制作がフランス、日本、ベルギー、スペインの合作という、極めて国際色強い作品であることに注目して観に行きました。
ただ舞台装置がインターナショナルなのに対して、お話の舞台は純日本。言語も基本日本語。ただ何故か深瀬の分身である烏(英語でレイブンズ)だけが英語で喋るのが面白いところでした。この烏の設定は、ちょっとした謎でした。
実在の人物の半生記ということで、物語の骨子は事実に基づいたものだったと思うのですが、喋る烏が登場することからも、テイスト的にはファンタジーと言えるものだったと感じました。

一応、子供の時から”独り言”が多かったという深瀬の話し相手が、彼の代表作の被写体でもあった”烏”だったということになっていて、最終的に離婚されてしまった元妻・洋子から、「あれはあなたの自画像」と言われていたように、結局は深瀬の心の内奥をずっと見せ続けるという私小説的映画だったと言えるかなと思います。

内容的には、良くあるぶっ飛んだ芸術家の話で、周りを振り回しまくった挙句、酒に溺れてゴールデン街の飲み屋の階段から落ちて脳に深刻な障害を負ってしまうという結末。でも、街の写真館を経営する彼の父や弟のような”写真師”ではなく、”芸術家”として生きる道を選択した深瀬の心の動きが良く表現されていて、映画としてなかなか面白かったと感じました。

また、浅野忠信と瀧内公美が期待通りの活躍を見せてくれたのをはじめ、父親役の古舘寛治の演技は中々良く、見どころは俳優陣の演技でした。最近注目している池松壮亮が、深瀬のアシスタントを務める写真家として登場していましたが、本作の役柄としては無駄に腕が太くて笑ってしまいました。彼にはやっぱり殺し屋が似合う?

そんな訳で、本作の評価は★4.0とします。

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鶏

4.0エンディング曲とエンドロールの映像が良かった

2025年3月30日
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写真家の深瀬昌久の実話とフィクションを織り交ぜた映画。
浅野忠信が演じる深瀬昌久の事は今回初めて知りました。

予告で見ていたショートカットの瀧内公美を見たくて行ってみる事に。。
彼女、最近出てますね。
先日見た『敵』も良かったし、予告で見た『奇麗な、悪』では主演みたいだし。。
河合優実を追いかけててサブスクで見た『由宇子の天秤』で初めてシッカリ認識した。
その前にも存在自体は認識していましたが。。

カラス男が出てきて、虚構と現実が混ざって進行する。
アーティストらしい酒と女と薬にまみれた生活。

カラス男と浅野忠信が演じる深瀬昌久のやり取りが思いのほか良くてポイントになっていた。

正直序盤は眠くなったんだけど、だんだんと映画に引き込まれていきました。
浅野忠信はやっぱり良いですね。
主張しすぎない演技というか、雰囲気が良かった。

昔若い頃に彼の評価が高い事を映画雑誌か何かで知ったが、当時の私には良さが分からなかった。
淡々とした演技だし、喜怒哀楽の表現が得意な人では無い。
ただ、この雰囲気を出す役者という意味では右に出るものはいないだろう。
最近、カメレオン俳優ばかりが良い役者ではないと思うようになった。
唯一無二の何かをもっていれば良いと思う。
最近それで感じたのは、例えば、佐藤浩市の息子の寛一郎。
彼の情けない感じの演技は一品だと思った。
松田龍平の低いテンションの演技なんかも彼しかできないものだと思う。

いろんな演技を見せてくれる菅田将暉、磯村勇斗、松山ケンイチも好きですけどね。

エンディング曲が良い感じでした。
字幕で映し出される歌詞が、映画を語っていたと思う。
調べてみると、イギリスを代表するバンド ザ・キュアーの名曲「Pictures of You」だったらしい。
このバンドの事はまったく知りませんでしたが、良い感じの曲でした。

そして、このエンドロールでは、実際の深瀬昌久と奥さんの洋子の写真が映し出される。
これが映画の中で出てくる写真と同じ構図、同じ服装。
久しぶりに最後まで立てないエンドロールでした。

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はりー・ばーんず

3.5狂人天才芸術家

2025年3月29日
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怖い

難しい

幸せ

深瀬昌久という人物が狂人て天才で芸術家ということは分かった。
浅野忠信も素晴らしい俳優ということもわかった。

ただ、映画はあまり面白くなかった。
脚本か演出か。
からす出てきた時は吹き出してしまったが、狂人っぷりを表す演出としてはとても素晴らしいのかも。

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だるまん

5.0洋子

2025年3月29日
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いや~瀧内公美さんの強い女の人、今までもいろいろ演じてますが今回は魂入りましたね。敢てなのだと思うのですが、好きではなく尊敬しているとか、愛しているから強く要求するとか、奥の奥が覗けた気がします。此れも浅野さんの稀有の役者オーラが引き出したかと思うと本当に嫉妬します。
観てて気がついたですが、いつもニコニコしていらっしゃるのでふんわりした女性だと勝手に思っていたのですが、実は富山特有の肝っ玉姉御なのかな?
舞台挨拶良かったですが日比谷にはパンフ無かったです。残念。カメラの紹介見たかった。

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michi

3.5天才の狂気

2025年3月29日
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難しい

舞台挨拶があり鑑賞
生浅野、生瀧内とても良かった
瀧内さんの色気がスゴイ
洋子が深瀬の才能を開花させたのだろう
深瀬はかなりのエゴイストだったよう
カメラを通してしか対象を見ることができない
カエルの子はカエル、やっぱり父親似なのか
ちょっとタバコ吸いすぎ酒飲みすぎ薬も
浅野忠信と瀧内公美の圧倒的な存在感の映画ですね

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かちかち

4.0レイブンズ見に行きました 写真家・深瀬昌久の波瀾万丈な人生(僕も素...

2025年3月29日
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レイブンズ見に行きました
写真家・深瀬昌久の波瀾万丈な人生(僕も素人 動物•野鳥写真家ですが話が面白いなぁと思い見に行きました)

深瀬昌久の主演は浅野忠信はやっぱり面白い
滝内公美の美人だし、パワフルで肝玉

深瀬昌久の写真集欲しいなぁと思ったら結構な値段
だけど、これはお勧めです

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akki

5.0浅野忠信と瀧内公美なら...

2025年3月29日
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そりゃ、

2025年上半期トップ5に入る

センセーショナルな作品になるに決まってる。

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たかはしすすむ

2.0マサちゃんwake up

2025年3月28日
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悲しい

難しい

幸せ

写真家の深瀬昌久と、妻であり被写体であった洋子の実話とフィクションを織り交ぜた話。

実家での親父との衝突に始まって、死と生という題材とか、モデルとして出会った洋子と意気投合とかから、頭の中の鴉を散りばめながら展開していくけれど、ゲージュツかの思想は難しいっすね(*_*)

一応2人の関係性の変化をみる作品だけれど、実質は的には奇人写真家をみせる作品という感じだったのに、最後は急に締めに向かった上に、急に恋愛色増々な感じで、どうも締まらなかった。

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Bacchus

4.0我が良き友よ

2025年3月28日
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深瀬にとって写真とは「自分の(狂った)脳みそによる世界の見え方」の表現であり、その視線を共有するには恐らく別の狂気が必要で、それを洋子だけが持ち得たのだろうなあ。
主役二人がやたらと力んではいないのにやり取りが真剣勝負みたいで実に見応えがあった。

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ひろちゃんのカレシ

3.0心の闇。

2025年3月28日
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SAKURAI

5.0ダメ人間ほど愛される

2024年10月30日
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幸せ

天才と狂気の狭間で揺れた写真家・深瀬昌久の生涯。闇を抱えるあまり、鴉のドッペルゲンガーに囚われていく展開は、どうしても『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』とダブる。両方とも鳥がモチーフになっているから余計そう思えてしまう。
監督のマーク・ギルは、前作『イングランド・イズ・マイン モリッシー、はじまりの物語』では、ザ・スミス結成前のモリッシーをとにかく甘ったれで優柔不断な男として描いていた。本作の深瀬も、ドッペルゲンガーに急き立てられるように自分が撮りたい写真の為に驀進する。傍目から見れば2人ともダメ人間。でもモリッシーは女性にモテて(しかも美人)ちやほやされ、深瀬もまた妻の洋子や後輩の正田に呆れられつつもサポートされる。2人とも母親に愛されていた点もそっくりだ。
しかし、そんな深瀬もついに洋子に愛想をつかされる時が来る。深瀬が手で作ったファインダーに彼女が嫌悪感を示していく様は、『ラストタンゴ・イン・パリ』のマリア・シュナイダーとジャン=ピエール・レオのオマージュか。実際の深瀬はその後に別の女性と再婚しているが、そのあたりはオミットされている。
鴉に導かれるように、自らも鴉となった深瀬。表現する事を生業とする者はとにかく面倒くさい人間ばかり。だからこそ市井の人は惹かれる。
浅野忠信や瀧内公美といった主要キャストはもちろん、脇役に徹した池松壮亮も良かった。浅野と高岡早紀は『バタアシ金魚』以来の共演というから驚き。

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regency