「印象深く、心に突き刺さる”モノクロ”映画」レイブンズ よしてさんの映画レビュー(感想・評価)
印象深く、心に突き刺さる”モノクロ”映画
見終わったばかりですが、これほど静かに、それでいて極めて強く印象を受けた映画は初めてかもです。
「日常」に馴染まない才人とその同居人や友人たちという構図は映画で珍しいものではないです。しかし、ここまで一つ一つ印象深い表現で語られる作品は初めてです。
浅野忠信さんがエネルギッシュな時期から枯れた時期まで狂気と共に見事に演じられてますし、それに寄り添った洋子役の瀧内公美さんの七変化の魅力も堪らないものがあります。
劇中やエンドロールでの実物の写真の破壊力はすごく、モノクロで表現されたそれらの影響か、作品すべてがモノクロであるかのように心に焼き付いて、カラーだったはずの本編映像の色彩が思い出せません。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。