劇場公開日 2025年3月28日

「浅野忠信の破天荒で退廃的な芸術家。瀧内公美の奔放さが実に魅力的。イギリス人の監督・脚本によって描かれる1960年代の日本。」レイブンズ ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5浅野忠信の破天荒で退廃的な芸術家。瀧内公美の奔放さが実に魅力的。イギリス人の監督・脚本によって描かれる1960年代の日本。

2025年4月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

世界的に評価される写真家・深瀬昌久の人生を、妻・洋子との関係を軸に描く。
浅野忠信の佇まいが、まさに破天荒で退廃的な芸術家。
そしてなにより、その奔放な妻を演じる瀧内公美が実に魅力的。
イギリス人の監督・脚本によって描かれる1960年から1970年の日本の空気感、ダークなクリーチャー”ツクヨミ”の存在が独特で面白い。

ITOYA