劇場公開日 2025年1月31日

リアル・ペイン 心の旅のレビュー・感想・評価

全216件中、21~40件目を表示

4.5「行く事は叶わないが見る事は出来る」

2025年3月28日
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知的

今年77本目。

渋谷パルコ8Fホワイトシネクイントで。
ポーランドのユダヤ人収容施設を見に行く。ガス室の青い成分が壁に付いているのが驚き。人が履いていただろう靴の多さ。自分は行く事は叶わないが映画で実際の場所を見る事は出来る。御夫婦が見る前は手を繋いでいたが入る時は一人一人、向き合うのが演出として受け止めました。

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ヨッシー

3.5いいやつなんだろうけど

2025年3月23日
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2025年劇場鑑賞94本目。
エンドロール後映像無し。

予告だともうちょっとドタバタかと思ったのですがそうでもなかったです。
100%いとこのベンジーのせいでジェシー・アイゼンバーグ演じる主人公が振り回される展開に、ベンジーが時々いい事言ってもどうしてもイラつきが来てしまいました。
ハリウッド映画の、マリファナを吸わないのは捕まるからで、捕まらなきゃ法を破るのに躊躇しない、というスタンスが嫌いで、最後までそれが引っかかり続けて、いい話が全然入ってきませんでした。

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ガゾーサ

4.0みんな彼を好きになる

2025年3月21日
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鑑賞方法:映画館

知的

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こころ

3.5今後に思いを馳せて切なく愛おしく物語は閉じていく

2025年3月21日
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泣ける

笑える

楽しい

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ねこたま

4.5沁みるストーリー、キーラン・カルキンの演技は圧巻

2025年3月20日
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泣ける

幸せ

ニューヨークに住むユダヤ人のデヴィッドと従兄弟のベンジー、全く性格の異なる2人が、祖母の遺言により再会し、ポーランド旅行のツアーに参加。

2人のルーツであるポーランドの地を巡るツアーに参加、参加者との関わり、訪ねる土地土地を通じて色々な思いが巡るロードムービー。シンプルなストーリーながら、完成度の高い映画。

監督、主演を務めるジェシー・アイゼンバーグ、そして自由で奔放なベンジーを演じる、ゴールデングローブ賞 映画部門 助演男優賞をキーラン・カルキンの好演が光る。

ポーランド、そこにおけるホロコーストをまったく別の角度から描いた映画作品としても秀逸。ポーランドを訪ねたくなった。

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Toru

4.0不思議な感情

2025年3月17日
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泣ける

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ぎにゅう♀

4.0幾重もの奇跡の果てに

2025年3月16日
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泣ける

幸せ

疎遠になっていた従兄弟同士が、亡き祖母の遺言で参加したポーランドのツアーにてあれやこれや騒ぎを起こすが…といった物語。

性格は真反対。元気で破天荒に見えるベンジーも抱える闇があるらしく時に情緒が…。そんな彼を冷静に抑え込むデイブも彼もまた…。

そんな状況の中、ユダヤに縁のある個性的な人々と一緒に、祖母とも関係のあるホロコーストの歴史に触れていくが…。

いやぁ〜何というか、大変おこがましいですがデイブとワタクシって色々似てるな(イケメン顔以外)と思い、深く感情移入しちゃいました。

常識ハズレで空気も読まずにその時々の気持ちをヅケヅケと言い放っては皆を困惑させるベンジー。そんな彼の奇行を皆に謝る、神経質ながら常識人のデイブ。

…しかし何故でしょう。蓋を開けてみれば皆に心を開かれているのは…。

彼のことが大好きで大嫌い。
そんな彼になりたい。

…う〜ん、この複雑な気持ちよ!!
真面目にやるのが馬鹿馬鹿しく思えてしまう…。

特にジェームズとの別れ…気を遣いっぱなしだったデイブの方が遥かに淡白だったことが印象的だった。

…とはいえ本筋は勿論そこではないですね。

誰にも表面上には見えない心の闇を抱えて生きているわけだし。ここからの物語はどうなるのか。

そして石の置く場所よ…

リアルペイン…それは1人になった寂しさか、或いは闘魂注入のことか、はたまたこれからの不安か…。

あとは序盤のヨーグルト捨てるのは、ゾンビランド1.2の酒ポイッを思い出してちょっと笑っちゃった(笑)

終始聞かれる美しいピアノの旋律とともに、解決などではなく、抱えて生きていくしかない、最後の希望とも不安ともとれなくない眼差しに、そんなことを思わされた作品だった。

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MAR

3.5絶妙な横顔

2025年3月15日
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ヨーク

4.0ロードムービー

2025年3月9日
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ツアーのお話だけどルワンダやユダヤの悲劇もスッと入れてる
他人の気持ちは分からなし、抱えてるものもわからない
デヴィッドも頑張って生きてる
ベンジーもだけど最後までベンジーの心の枷はわからず
最後のハグは泣きそうになる

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ぱぴこ

3.5亡くなった祖母のルーツを旅する 親戚同士の男二人のロードムービー。...

2025年3月9日
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亡くなった祖母のルーツを旅する
親戚同士の男二人のロードムービー。
片方の男はまじめで面白みがないが、人に迷惑をかけないように生きている。もう一人は、言動が不安定で、人に迷惑をかけるこも気にしないタイプだが、人に愛される性格だったりする。自分にないものを羨ましく思うのはよくあるが、それはそれでなろうとなれるものではないし、今の自分を受け入れることも大事だと思う。二人の友情が続きますように。

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あとぅーし

3.5十人十色

2025年3月8日
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笑える

アメリカ人の従兄弟同士が自分達のルーツであるポーランドを旅する話。頭が良く、いい職に就いて結婚もしているデビッドと、無職で独身のベンジー。世間的に評価されるのはデビッドだが、自由奔放で自分に正直な言動をするベンジーは、人を惹きつける魅力がある。全く性格が違う2人の掛け合いが面白く、笑える。
どちらも問題は抱えていて、生真面目でお堅いデビッドは理屈っぽく人付き合いが苦手。周りや常識を全く気にしないベンジーは感受性が高いゆえに、人一倍傷つきやすくストレスを感じやすい。
ツアーと他の参加者との交流を通じて、お互いの違いと友情を再認識していく過程で人間味のある生き方が何なのかと考えさせられる。温かみがあり、ほっこりさせてくれる映画。
主役のアイゼンバーグの体験にインスパイアされたストーリーらしく、ポーランドのツアーの内容が細かい。
デビッド役はどこかで観たことあると思ったら、ホームアローンのマコーレカルキンの弟なんですね。

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猫男爵

3.5演技上手い!!

2025年3月7日
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知的

難しい

映画館上映最終日に滑り込み鑑賞しました!世界史、音楽、道徳を足して3で割ったような映画でした。色々な形の痛みを上手い役者達が教えてくれました。最後終わり方少しモヤったけど役者の演技力がカバーして許せた。

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律猫

4.0本当の痛みはなかなか・・・

2025年3月6日
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泣ける

悲しい

難しい

喜びとか悲しさとか、あるいは強い愛などは、それがどんな形であれ、見ていて結構気持ちがいいものだけれど、痛みというのは、どんなに強い表現や巧みな演出であっても、なかなか受け取ることが難しいなぁと─。それは、見ているこちらがすんなりと受け入れることができないからなのかもしれませんが・・・
みんな素晴らしい演技、素晴らしいスクリプトや演出で非常に感動できるのですが、痛い気持ちだけはどうも・・・もしそれをちゃんと受け止めたならば、多分見ていられないような気がするけど、この映画はずーっと心地良く観賞できたからなー。かといって、痛みが伝わってくるような作品なんて─と思うわけだし、なかなか難しいテーマを扱っている作品です、かなり面白くてよきかなとは思うのですけど─。

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SH

2.0華やかさが無く地味な印象

2025年3月6日
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従兄弟の2人が祖母の遺言によって、ポーランドのツアー旅行に参加するロードムービー。淡々と進む展開で華やかさが無く地味な印象で、残念ながらこの作品の良さを感じることが出来なかった。

2025-34

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隣組

4.0劣等感を乗り越える親愛の情

2025年3月5日
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同級生で人たらしのやつがいる。俺が俺がという前に出るような性格ではないのに、いつの間にか場の中心にいる。一部の人間からは嫌われもするが、好かれる人間とは強い絆を結んだりする。そんな友人に影響を受けたり、憧れたり、ちょっと憎らしかったり。でも、離れることもなく今でも関係が続いている。彼に魅了された人間の一人だから、もう仕方がないと受け入れているが、本作のような映画を観ると、あの劣等感に近い感情を思い出す。本作に登場するベンジーはまさにそんな感じ(私の友人に似ているわけではないけど)。
亡くなった祖母が昔住んでいた家を訪ねようと、ポーランドのユダヤ人のルーツをめぐるツアーに参加した2人。強制収容所を訪問するシーンがツアーのクライマックス。民族関係なく、あれだけ迫害を受けた人たちに思いを馳せるとやはり涙がにじんでしまう。
でも本作のクライマックスはそこではない(はず!)。ツアーの参加者に、ベンジーへの思いを吐露するデビッドの独白だ。自分のあの友人を思い浮かべてしまった。憎しみみたいな感情はないが、デビッドのあのセリフたちに一々共感してしまった。じゃ、ベンジーにはどうだったのか?と考えると共感できないし理解もできない自分がいた。ベンジーの思いについて明かさない作りになっていたのは意図的だったのだろう。主人公デビッドの目線で考えたらそうなんだと思う。だから、ラストシーンのベンジーが何を考えているのか全くわからないのも仕方ない。
一人の人間が生まれるということ自体奇跡みたいなもので、ホロコーストを生き残った人間の子孫となるとさらに奇跡的な運命を感じることになる。だから、その子孫である人間は自分の命を大切に精一杯生きるべきと言う(思う)人は多いはずだ。間違っていない。その通りだと思う。でも、デビッドが語るこうした言葉に生きづらさを感じてしまった。ほんの少しだけど。もしかしたらジェシー・アイゼンバーグ自身がそんな思いを抱えていて、そんなことも意図して本作を作っていたりして。もしそうならジェシー・アイゼンバーグすごいな!

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kenshuchu

5.0大切な人を大切にしたくなる

2025年3月5日
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悲しい

知的

幸せ

ベンジー役のキーランカルキンがそもそも魅力的でかっこいいので、役とあまり乖離しない雰囲気のこの演技がオスカー?と少し思いました。自分的にはデヴィッド役の演技が素晴らしかった。
この作品がアカデミー賞で評価される世界はまだ救いがあるのかもしれませんね。
おしつけがましくない優しさに溢れた作品で、今ベンジーは元気なのかな…なんて思ったりもします。アグリーベティで見た俳優さんが2人出てて嬉しかった。まとまらないですが自分にとってはとても大切な作品。出会えて良かったです。

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RED

5.0ユダヤ人関連の映画をまとめて

2025年3月2日
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時期を同じく4作品のユダヤ人関連の映画が重なって上映されています。
この映画も、他の映画も発端は、ヒットラーのナチスドイツのユダヤ人迫害から派生した映画でしょう。
多くのユダヤ人がアメリカナチス渡ったことから発生したこの映画とブルータリスト。
イスラエル建国に絡むいざこざから起こった問題に向き合ったのが、ノーアザーカントリーとセプテンバー5。
ユダヤ人は、被害者か?加害者か?と考えてしまう映画でした。

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冬珊瑚

3.5ホロコーストの痛み

2025年3月2日
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鑑賞方法:映画館

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悲しい

知的

ニューヨークに住むユダヤ人のデヴィッドと従兄弟のベンジーは、亡くなった祖母の遺言により数年ぶりに再会し、一緒にポーランドのホロコーストツアーに参加することになった。デヴィッドとベンジーは時に騒動を起こしながらも、同じツアーに参加した人たちと交流しながら、家族のルーツであるポーランドの地を巡る、という話。

ホロコーストを生き延びたユダヤ人の祖母が住んでいたポーランドを巡る旅の中で、ガス室の青い壁が印象に残った。
ベンジー役のキーラン・カルキンが面白かった。
ユダヤ人にとってホロコーストとは何だったのか、いろんな作品で観てきたけど、本作でもまた考えさせられてしまった。
3代目の話は笑った。

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りあの

3.5石を置こう。僕らが訪ねた印に。

2025年3月1日
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現実社会では、人と人は本音と建前で交流し生きている。それが「大人」としての作法。正直に生きることは、窮屈で痛みを伴うものだ。正直に生きてきたベンジーが、これまでの人生でどれほど苦しんで生きてきたのか、彼の行動の端々ににじみ出ていて、胸が苦しくなった。救いは、ポーランドだけにショパンのメロディーが全編に流れ、そんな苦痛を癒してくれた。
アウシュビッツを訪れた人は、皆一様にあの重い空気を纏うのだろう。だけど、それは過去の歴史としてだ。ベンジーは、その縁者として、実際に迫害を受けた彼らに寄り添う。だから、一等車に乗ることに我慢ができない。正直自分も、ツアー同行者たちと同じような気分だった。これは昔の話じゃないか、今と比べてどうする?と。だけど、ベンジーはピュアなのだな。そのピュアな心を知った人は彼の行動や言葉の理解者となる。それでいて、それは全員ではないところ(別れ際ひとりだけ抱擁も握手もしない)に、「いい話」としてこじつけようとしないこの映画の誠実さが見えた。そして、そんな窮屈な世界を生きているベンジーを案じるデビッドの痛みさえも共感できた。
映画のはじめと終わりは空港のロビー。観始めた時の、ただの雑踏の風景でしかなかったその場所が、ラストには、そこにいるひとりひとりに人生の物語があるのだという視点でいる自分に気づいた。そしてベンジーは、同じように周りを観察している。彼は、なにも変わってはいない。変わったのは、こちらの見え方(言い換えれば偏見)だった。

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栗太郎

3.0本当の痛みは、当事者にしかわからない・・ということかしらん? そう...

2025年2月27日
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本当の痛みは、当事者にしかわからない・・ということかしらん?
そういう意図があるのであれば・・ユダヤ人の受けた痛みは・・想像はできるけど・日本人の私にはわからないのかもしれない・・。

ユダヤ人の従兄弟同士、デビット(ダビデ)とベンジー(ベンジャミン)が・・ナチ支配下の時代には、ホロコーストの主要な舞台だったポーランドへ旅するお話・・。
ホロコーストといえば「アウシュビッツ」「ダッハウ」が頭に浮かぶが・・その他にも、破壊から免れ、生々しく残った施設もあるのですね・・・。

キーラン・カルキン(マコーレ・カルキンの弟)演じるベンジーの情緒の不安定さに、ハラハラしながら、保護者のようにフォローする優しく真面目なデビット・・・。
ベンジーの抱える痛みが、ユダヤ人由来のものなのか・・人種には関係ないものなのか・・はわからない・・。
旅によって癒されたのかも・・わからない・・。
彼、ベンジーの「リアル ペイン」はデビットにもわからなかったのかも・・・。

※キーラン・カルキンは、この映画で オスカー助演男優賞を受賞。

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J417