「アイデンティティーの大切さ」リアル・ペイン 心の旅 クロレッツさんの映画レビュー(感想・評価)
アイデンティティーの大切さ
「リアル・ペイン 心の旅」と小泉堯史監督作品の「雪の花 ともに在りて」とを比較するのは間違いだと思いながらも比較してしまう作品でした。
両作品とも淡々と物語が進んで行きます。
特に大きな見所はないままに終盤を向かえます。
しかし「リアル・ペイン 心の旅」違いました。
主人公のディビット演じるジェシー・アイゼンバーグとベンジー演じるキーラン・カルキンの演技が説得力がありました。
両作品とも観る前に予備知識は全然学んでいません。
観賞しようとした動機は「リアル・ペイン 心の旅」はポスターに惹かれて、「雪の花 ともに在りて」は出演している俳優陣に惹かれての観賞です。
両作品ともテーマははっきりしていますが「雪の花 ともに在りて」は個々を都合よく繋げただけで薄っぺらく感じました。
「リアル・ペイン 心の旅」はテーマを深掘りしながら訴えていく作品でした。
ラストの空港シーンにはいろいろと考えさせられました。
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