「生きていることの奇跡」リアル・ペイン 心の旅 アベちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
生きていることの奇跡
私の残りの人生でポーランドに行くことはないだろうが、映画を観てデヴィッドとベンジーと共にこのツアーに参加している気分になれた。
私も多分ベンジーには最初、なんだコイツ!と思うだろうが、ワルシャワ蜂起記念碑の前ではおどけてベンジーと一緒に写真に収まってたりする気がするし、列車内でファーストクラス車両に乗った事の是非やツアーガイドの説明の仕方に噛みつくところなんかもベンジーが真剣にナチスに酷い目にあったユダヤ人の祖先に寄り添おうとしてることを理解すると思う。
ホロコーストで殺害されたユダヤ人の数は600万人。その半数の300万人がこのポーランドで亡くなられた。その時代を奇跡的に生き抜いた祖母がいたからデヴィッドもベンジーもこの世にいる。
先祖の存在を知ること、親への感謝を示すことを思い起こさせてもらった。
今年は始まったばかりだが、今のところ洋画No.1の映画です。
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アベちゃんさんのコメント
2025年2月20日
メッセージありがとうございます。私の両親は既に他界してますが感謝の気持ちは手を合わせて伝えられます。
両親が健在の頃は帰る家があった感覚でしたが、故郷が遠くなりました。今年は母の3回忌に帰ります、。