「2人+おばあちゃんの旅」リアル・ペイン 心の旅 タケミカンパニーさんの映画レビュー(感想・評価)
2人+おばあちゃんの旅
ストーリー性というよりは体験型?
重々しくもなく、なんだか心のヒダをペロリンと軽くかき鳴らされたような、爽やかな後味の作品でした
「お前はサイテーだけど羨ましい」
みんなベンジーみたいになれたら楽しいけど、大人の理性がそうさせないんだよね。本当に楽しいことはその壁の先にあるのに
童心のままのベンジーはきっと心の中のおばあちゃんとも旅をしていて、だから電車の中や史跡でも「現地の日常に触れたい」と叫んだり、収容所見学の後一人だけ大泣きしていたんだなと思います
重々しい歴史背景はサラッと、美しい街並みや風景がショパンのピアノと共に爽やかに作品を駆け抜けて、苦難の時代を乗り超えた前向きな国の姿を見たような気がしました。
ストーリーは置いといても、ちょっと旅したい気分になりたい方は見る価値ありです
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トミーさんのコメント
2025年2月2日
共感ありがとうございます。
ツアーであちこち回る感覚も解りますし、同室の人間が居た時のバスルームの共有、寝る前、一緒の食事、今迄のロードムービーにも出て来たんでしょうが、なんか感じ掴んでますよね。
タケミカンパニーさんのコメント
2025年2月2日
ありがとうございます
空港に始まり空港に終わる・・まさに旅感でしたね
映画制作に観光誘致はつきものでしょうけど、本作は嫌味なくそれが入ってて爽やかに罠にかかった気分です