ゴーストキラーのレビュー・感想・評価
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高石あかりのアクションは?
高石あかりのアクションが見られると思っていたが、肩透かしを喰らった感じ。霊が乗り移ったという設定だが、アクションの場面はおじさんの殺し屋のスゴさばかりが目立つ。我に返ってキャーキャー騒ぐ高石は可愛いが、最近の忙しさで、アクションの練習をする時間は取れないのだろう。ケガをされては、事務所も困るだろうし。
それにしても、殺し屋がみんないい人過ぎないか。黒羽に期待したが、だんだん丸くなってしまう。野獣死すべしの松田優作は、躊躇することなく好意を持たれていた女性を殺すほど狂気があったのに。ゴルゴ13ならば、間違いなく高石の額を撃ち抜いている。
【”殺し屋に憑りつかれて。そしてシェイク・ハンド!”物凄く痛そうな高速接近肉弾戦炸裂ムービー。阪元裕吾監督(今作は、脚本)は長年、日陰の存在だったアクション俳優に檜舞台を与えたなあ。】
<Caution!内容に余り触れていません!!>
ー アクション俳優は、余り日の目を浴びない。彼らなしにはアクション映画は成り立たないのに。それを悲哀を込めて且つアクション俳優のど根性を描いたのが、元アクション俳優である唐沢寿明さん主演の「イン・ザ・ヒーロー」である。
ムッチャ、ムネアツなアクション映画だったのだが、余りヒットしなかったのだなあ。
そんな風潮に風穴を開けたのが、阪本裕吾監督である。只管に低予算アクション映画を無名アクション俳優達を多数起用して映画を製作して来た。
そして、出来上がったのがご存じ「ベイビーわるきゅーれ」である。社会不適合の若い女性二人が実は凄腕殺し屋だったという、オンとオフのギャップが凄い映画で、最初は確かミニシアターから公開が始まった記憶がある。
で、今作の主役でもある高石あかりさんと、伊澤沙織さんとのコンビが受けて大ヒット。一気に第三作まで公開され第三作目はシネコンでも上映され、感慨に浸ったモノである。
その過程で、最初は高速アクションは伊澤沙織さん担当だったのだが、徐々に高石あかりさんもアクションをするようになっていった。凄いなあ。
私が、アクション映画の製作の大変さ、アクション俳優さん達の大変さを知ったのが、「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」公開から一週間後に公開された「ドキュメンタリーオブベイビーわるきゅーれ」である。
マア、凄かった。伊澤沙織さんと池松壮亮さんとの高速肉弾戦の撮影中に、怪我の嵐で伊澤さんの体調不良で一日撮休になったり、メインキャストの方々が、足を怪我したり、肩を脱臼したり・・。そんな中で、池松壮亮さんは凄かった。満身創痍ながらも演じ切ったもんな。演技派として好きな俳優さんの一人だったが、体調管理や相手を気遣う態度も含めて立派な人だと思ったモノである。
今作でも、失礼ながら余り名が売れていない俳優さん達が、多数登場して高速アクションを披露しているのである。
高石あかりさん独特のコミカル要素を絡ませた演技と、素早い手の動きでの銃捌きなどは、今や超売れっ子女優となられた高石さんの独壇場である。
<今作は数々の接近肉弾戦を含め、内容もコミカル&シリアスでナカナカな作品に仕上がっている。
当たり前だが、アクション映画はアクション俳優さん達なしには作れない。私は、VFX技術が進歩しても、大スクリーンで観る本物のアクションは、真似が出来ないと思っている。
今まで、ダブルスタントでエンドロールでも名前が出なかったり、出ても小さな文字でしか出なかったアクション俳優さん達に檜舞台を与えた、阪本裕吾監督の功績は大きいと私は思うのである。>
髙石あかりちゃん好きには楽しい作品です。
厨二っぽい!!!!!!!
今度の相棒は、殺し屋の幽霊⁉︎
本作は、ベイビーわるきゅーれでアクション監督をしていた園村さんが監督を務めており
ベビわるで監督・脚本だった
阪元さんが脚本にて参加している。
そして高石あかりさんと三元雅芸さんが主演しており、
座組だけ聞くとベビわるのスピンオフの様に感じるが実際のところ受ける印象は、大分違う物になっている。
幽霊に取り憑かれるという荒唐無稽な設定を馬鹿正直に真っ正面から描いていてジャンル映画として凄く好感を持てる!
漫画的な設定を実写作品でやるのは、なかなか難しい部分があり
高石さんの演技力と編集の演出次第では、かなり馬鹿馬鹿しく見えていたに違いない。
そこがクリア出来ている時点で私としては、一見の価値ありです。
そしてアクションシーンは、流石は園村監督
どの場面も説得力のある格闘、銃撃戦になっていました。
だが、正直意外性や見たことない様な新鮮味ある場面はなく
むしろ前にもどっかで見たなぁ、という既視感が強く手数が少なく見えてしまった。
その分ドラマパートの熱さや高石さんの演技力
三元さんの身体能力の高さが光っていました。
幾つか気になる点があるとすれば、画面がまぁまぁ暗い場面が多く見えづらい場面があった。
そしてロケ地がベビわると同じシーンが数カ所あり見ていて正直ノイズになった。
主演が同じなのは、100歩譲って仕方ないし
演技力でカバーしていて別人には見える。
だが、同じ顔の人間が同じ場所で似た様なことをしていると嫌でも別の作品が頭をよぎりノイズになってしまう事を少しは、考えて作って欲しかった。
あと主人公の松岡は、良識のある善良な人間の様に描かれているが
実際のところ私情が絡んでる状況下で
暴力を行使する際に工藤の力を都合良く借りている。
しかも、うっかり人が死んでいるのに(松岡が殺した訳ではないが状況的にそのまま放置していい訳ないを放置)
その落とし前や責任と向き合う様な場面は、特にないし
物語上あくまでカタギの松岡は、人を殺さない
殺したくない 普通の大学生だから!みたいなルールを設定しているが
前述した出来事のせいであまりにも偽善に見えるし逆に説得力にかける状態になっている様に思えた。
常識人・松岡ふみか(髙石あかりさん)が戦う理由
『ベイビーわるきゅ-れ』シリーズとは異なり、主人公ふみかは重い理由と覚悟、一種の責任感をもってバトルに挑む。
「女性の心(魂)を殺す」ようなゲス行為が世間を騒がせている昨今、彼女のアクションに溜飲を下げる方々は多いことであろう。
ラストバトルの演出は工藤英雄(三元雅芸さん)が殺し屋としてではなく、ふみかから願われた「ある存在」として挑むという事柄の表現だと解釈できる。
工藤と同化すれば強くなれると知った後でも暴力の行使、ましてや殺人については常識的な価値観を保ち続け、それでも意を決し銃を取るふみかの姿は、「ベビわる」とは別次元の頼もしさを漂わせている。
格好良さの定義を再更新してくれるようなドラマである。
高石あかりのアクション、顔芸、腹話術が楽しめる
女子大生の松岡ふみかは、ある日の明け方道で転倒した際1発の弾丸を拾った。その弾丸を自宅に持ち帰ったふみかは、その弾丸で殺された男の幽霊が見えるようになり、その幽霊は成仏できずにいた殺し屋の工藤だった。その幽霊と握手すると、幽霊がふみかの中に入り、生前の工藤の抜群の身体能力もふみかに乗り移る事がわかった。親友が彼氏に暴力を振るわれてる所に遭遇したふみかは工藤の力を借りその暴力男を退治した。そんなこんなで、工藤の無念を晴らすためにふみかは工藤の復讐に協力することになり・・・さてどうなる、という話。
一言で言えば、女子大生に殺し屋の霊が乗り移り、凄いアクションを見せてくれる、というだけなんだけど、そのアクションが素晴らしかった。
園村健介がアクション監督で阪元裕吾が脚本、そして高石あかりが主演となると、どうしても、ベビわる、と比べてしまう。伊澤彩織が居ないのはちょっと寂しかったが、ふみかと工藤との絡みも悪くなかった。
ふみか役の髙石あかりは顔芸も有り、腹話術風の独り言も期待通りの面白さだったし、アクションも素晴らしかった。
殺し屋の幽霊・工藤役の三元雅芸も良かったし,特にラストのアクションは素晴らしかった。
影原役の黒羽麻璃央もクールで良かった。
やはり、高石あかりにハズレ無し、で面白かった。
バロム1
高石あかりによる高石あかりの為の、高石あかりを観る映画
当然ベビわる流れで観るわな、必見だわな。
おまけに高石あかりに魅了されてる身なので、義務感もあるわな。
予告編チラ見で題名から何を勘違いしたか、
悪霊払いを例のアクションで見せる映画だと、勝手に思い込んでたわな。
で、観たら殺し屋さんの霊と取り憑かれた大学生のバディ物で、復讐劇だったわな。
で、あっそうなのって感じで楽しませていただきました。
流石の園村監督のアクションで、柱とかでブラインドになる度に、ふみかと工藤が入れ替わる見せ方も面白い。気合い入ってるよなぁって。
ただアクション演出はぶん回してるけど、
平時の演出って園村監督、もしかして演者にお任せしてない?高石あかり様の技量に頼り切りって気がするんだけど。
ふみかのキャラがちょっと肝が据わりすぎかなぁ〜もうちょい巻き込れて文句言って欲しかった気もします。
部屋ムチャクチャにされてキレるとこもっと観たかった。いちいち冷蔵庫がぁ〜とか洋服がぁ〜とか壁に穴開けんじゃねぇ〜とか布団がぁ〜とからの弁償しろ〜が観たかった。
これは、脚本と演出の範疇の話で、高石あかり様自身の問題では無いですね。
高石あかり様は相変わらずとんでもない反射神経と表情筋で演じ分け、セリフの間でビタっとキャラ変する熱演しとります。アクションの間でも演じ分けを試みてます。ただもっと引き出しがありそうなので、演出家によってもっと化ける潜在能力がありそうです。
朝ドラ観る習慣がないので、ヒロイン抜擢は喜ばしいですが観れないと思うので、陰ながら大ブレイクを祈ります。
えっとあと何か、ハリウッドリメイクの話があるそうで、本作の制作にも関わってる
Well Go USA Entertainmentって言うアメリカの配給会社のプロデューサーがのたまってるらしいのだが、
高石あかり主演じゃ無いと認めんよ。
日本人留学生とマフィアの殺し屋の霊でやってくれ❗️英語と日本語混ぜた1人芝居のキレキレ演技がみたいわ。
高石あかりの芸達者ぶりに魅力されるが、
演技力に鳥肌
ベビわるからずっと好きなので、期待通り楽しめた。
やはり髙石あかりの演技が凄い
幽霊が乗り移った…いわゆる二重人格の演じ分けはよくあるが、同時通訳的な…
ふみかの声色・表情と工藤状態のふみかで、
切り替えカットなしで会話してるのは
筆舌に尽くしがたい
もう観てくださいと言うしかないです。
ストーリーと演出で言えば
ラストのアクションで、もう少し工藤とふみかの
切り替わり、またはシンクロ的な絵が欲しかった
話としては、悪いことはしたくないという、
ふみかの善意、道徳的な部分なんかを
出して欲しかったかな。
殺さないと約束はしたけど工藤が身を守るために、殺しそうになるのを、ふみかの意識で止める…とか
そういった感じの描写はあってもよかったかな
せっかく序盤で一人の体に二つの人格だったのに
後半は完全に委ねて、片方が眠っているのは
勿体ないと感じた。
しかし、さすがのスタッフ、キャストなので
殺し屋という非日常な世界なのに、
破綻なく、笑えるし爽快感もあるし
楽しめた作品です。
ファンじゃない方が
観た評価が気になる感はあるなぁ(笑)
アパート代弁償しろ!クソがっ!!
阪元裕吾×園村健介×髙石あかり とあっては観ないわけにはいかない。
薬莢を拾うふみか(髙石あかり)に見惚れる導入。
このショットの髙石あかりが最も美しいと思う。
↑
これがきっかけで、殺し屋の幽霊工藤(三元雅芸)にふみかが取り憑かれ、
握手をすることで工藤がふみかにのりうつるという設定が面白い。
※このあたりの説明シーンは若干絵づくりがホラーっぽいのも良かった
そこから、同体となってからの髙石あかりの二人分の演技をするところが秀逸。
ひとりで会話をするのがまず面白いし、ふみかと工藤inふみか時の表情の変化も面白く、
特に眉間のシワがえぐい。
この設定で髙石あかりを配役できた時点で勝っている映画だと思った。
髙石あかりのアクションも見どころではあるが、
やはり、ラストの三元雅芸と川本直弘の長回しバトルが最も園村健介が見せたい
シーンであろうと思った。
そういう意味では、男同士のバトルなので華がない。
その点、『ベイビーわるきゅーれ』が素晴らしいのは、伊澤彩織のカッコよくバトれる女性の存在だ。
もちろん髙石あかりとの共闘もあり、そこが見どころでもあるのだが、
本作はその点、ふみかが女子大生で殺し屋ではないため、限界があるのだろう。
他、
アパートを壊されて修理代にこだわるふみかには笑わせてもらった。
髙石あかりがもっとアクションしていたら満点だったが、
とは言えすごく頑張っていると思う。
続編もつくれそうな終わり方だ。
パンフレットを購入。俳優のインタビューや対談が掲載されているので、これから読むのが楽しみ。
正直、期待しすぎた
髙石あかりの魅力が満喫できる反面、アクションシーンでの物足りなさも残る
「ベイビーわるきゅーれ」ばりのアクションはたっぷりと楽しめるし、「巻き込まれ」型のヒロインを熱演する髙石あかりの魅力も存分に堪能できる。特に、殺し屋に乗り移られた時に見せるワイルドな表情や、口調の違いで一人二役を演じ分けるコミカルな演技からは、彼女の様々な側面が感じられて嬉しくなった。
その一方で、殺し屋の幽霊が女子大生に取り憑いた理由が、弾丸の薬莢を手にしたからというのは、どうにも説得力に欠ける気がするし、いくら正義感が強いからといっても、進んで危険に身を投じる女子大生の行動は、やはり無謀としか思えない。
ここのところは、例えば、女子大生の過去に、殺し屋との因縁があったり、反社を憎むようになったエピソードがあったりといった設定にしても良かったのではないかと思う。
それから、格闘戦の場面では、髙石あかりが「ベイビーわるきゅーれ」以上の頑張りを見せているのは「痛い」ほど分かるし、それが、大きな見どころにもなっているのだが、クライマックスの決闘シーンで、彼女の姿がほとんど見られないことには、どうしても物足りなさを感じざるを得ない。
男同士の本物の「技」のぶつかり合いを存分に味わえるという点については、何の不満もないのだが、それでも、髙石あかりのアクションを、もう少し楽しみたかったと望んでしまうのは、欲張り過ぎというものだろうか?
ふたりで最強、ひとりで絶叫。
とある昼間、道に落ちてる弾丸(薬莢)を弾丸と気づかず持ち帰り、何者かに殺され成仏出来ない殺し屋・工藤に取り憑かれた松岡フミカの話。
殺った相手を殺らないと成仏出来ないとフミカに取り憑く工藤、手を触れるとフミカの体に憑依をしフミカの体を借りることが出来るが、…“死んだはずの工藤”絡みから反社に狙われ住むアパートまでボロボロにされキレるフミカだが…。
フミカ演じた高石あかりさん、彼女がこの手の作品に出るなら伊澤さんも一緒に見たいなと思うものの、フミカと取り憑いた工藤を一人二役こなす姿は大変そうと思いながらも何か笑えて。
場数を踏み、場馴れしてフミカ自身が強くなってく姿も良かったし、1人の女子が殺し屋憑依で切り替わる姿、切り替わる目とカッコ良かった!
本作観ながらずっと頭にあったのは続編希望!高石あかりワールドずっと観てたい!
女子大生×ゴーストの奇想天外なバディムービー
女子大生にゴーストが憑依しコンビを組むという奇想天外なアクション・バディムービー。
「ベイビーわるきゅーれ」シリーズでお馴染みの園村監督×脚本・坂本×主演・髙石あかりとなれば見逃せない作品であり期待通りの出来映えです。
個性的な女優に成長した髙石あかりの最近の活躍ぶりは本当に頼もしく今後の更なる活躍が楽しみです。
2025-58
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