「昭和も令和も素敵なロマンス」大きな玉ねぎの下で ゆうきさんの映画レビュー(感想・評価)
昭和も令和も素敵なロマンス
昔聞いていた「大きな玉ねぎの下で」がこんな風にドラマ化される日が来るとは思いもよらなかったです。良く出来たお話で、昭和の文通相手、令和の交換日記?相手をリンクさせながら、みじんも違和感なくラブストーリーが繰り広げられていきます。昭和のすれ違い、令和のすれ違い。どちらもリアルで面白かったです。「生まれちゃったら生きるしかない」というセリフが妙に突き刺さりました。人生は、色々と迷ってしまうし、とくに今は迷える時代でもありますけど、とにもかくにも前に進むしかないんですよね。時間は平等に流れていくんだから。
しかし窪塚洋介さんの息子さんが、昔のお父さんにそっくり過ぎて、時代が錯綜しているのか?と思ってしまうほど(笑)昭和の服装、ヘアスタイル、体格や振る舞いが、色々と思い出させてくれるアングルでした。令和時代の彼らの恋愛も、強がってしまったり、素直になれないのが若さあるあるだな、と納得。asamiさんが歌う大きな玉ねぎの下で、が現代版で綺麗な曲として心を和ませてくれました。
個人的には、桜田ひよりさんは「祈りの幕が下りる時」から実力派演技者として応援をしていますが、「バジーノイズ」といい、年齢的に恋愛演出起用が多いものの、あまり恋愛系に向いていないような気が今のところしています。すみません、個人的な好みで(^^;
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