「作品が出来上がるまでの過程に込められた想い」ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ　AZUさんの映画レビュー（感想・評価）

私は何かが出来上がるまでの過程を見ることが好きだ。
料理だったり、化粧だったり、音楽だったり…
そんな過程を見ることが好きな私みたいな人には堪らないドキュメンタリー映画だった。

特にそれが大好きな作品の過程となれば、見応えしかない。
見る前は、あのハードなアクションシーンを撮影するのは大変だっただろうなとは思ってはいたけれど、予想を遥かに超えるハードさだった。まるでアスリートだ。

池松くんの映画や作品に対する向き合い方や、俳優が課されているものに応えようとする姿勢はとても素敵だったし、ちさととまひろというキャラクターを作り上げて、成長させてきた高石あかりちゃんと伊藤伊織ちゃんのふたりのインタビューも感動した。

ひとつの作品を作り上げるまでに、たとえ怪我や体調不良で計画通りいかなくても、良いものを作ろうと皆で知恵を絞って考えていく姿を見て、このひとりひとりがいてくださったから、私はあの作品と出会えたんだなーと思うと、感謝しかない。

素敵な作品をありがとうございます。
映画を作ってくださる皆さんに敬意と感謝が溢れてくるドキュメンタリー作品でした！