ファーストキス 1ST KISSのレビュー・感想・評価
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靴下の片方は無くならない。
2人がどうして冷め切り、離婚に至ったのかが薄くわかりづらかった。
タイムスリップする件は何も言わないけど、
若カケルが現カンナにあの時間だけで惚れてしまう理由もわからない。(え、このおばさんに直ぐ惚れる?)
餃子が焦げたからってあそこまでグチャグチャにしなくてよくない??あのまま捨てたんですか?なんのメッセージ?
坂元脚本ドラマはとても好きなのに、「花束みたいな〜」の時にもあったにつく感じ。響かない。
また、サブキャストも豪華なだけで彼らが演じる意味が出てない。吉岡里帆と結ばれる可能性がどこにあったの??
夫の靴下を履いてしまうこと、ないなぁ。
子供がいて知っちゃがめっちゃならともかく。
夫婦2人くらしなら尚更ないのでは?
最後の手紙は上っ面の言葉だらけでびっくり。涙を流して読むほどかな...
どうせならタイムスリップして、ベビーカーが落ちないようにして、未来を変えてほしかった。そしてやり直すでいいじゃない。観客に「今の生活で参考にしてほしい」という意味なんだろうけどファンタジーに振り切った方がすっきり納得できたと思う。
怪物のような映画が見たい。またはドラマで。
このタイムスリップ恋愛コメディが、教えてくれること…
倦怠期を迎えた夫婦は、少なからず“恋愛時代からやり直せたら”…と思うことがあるのではないだろうか。
いつの間に、相手の嫌なところが目につき始めたのか。互いに目を合わせなくなったのか。
この映画、結構ベタな展開でファンタジーと言えども説得力に欠け、感じ方によってはアホくさくも思えるだろう。でも、小気味よい演出と松たか子の卓越したパフォーマンスが上手にスクリーンに惹きつけてくれる。
そして、やってくる結末に心を強く打たれるのだ。
40代、50代なのに、とてもそうは見えない女優がとかく注目される昨今、松たか子は年齢相応に見え(いや、一般的にはあんな若々しい47歳は珍しいのだが)、それを個性にして活動しているように思う。本作でも、下唇を突き出したりしてオバサン感を出している。
だが、松たか子ってカワイイ女優なんだと、本作で再認識させられた。
夫を事故で亡くした妻が、時空を超えて15年前の二人が出会った場所と時間に移動することは、予告編で先に明かされている。
妻役の松たか子は現在が起点で、夫役の松村北斗は15年前が起点という配役だから、松村北斗は老けメイクで15年の時の経過を表現している。
一方の松たか子はというと、15年前の当時の自分とニアミスを起こすので、ピチピチ20代の姿もほんの少し登場する。さすがにあれはメイクだけではなさそうで、ディエイジング技術を用いているのか、とにかく今の映像技術は凄い。
この若き日の松たか子が可愛いのは当然だが、15歳も年下の若い男にときめく中年の松たか子が可愛いのだ。
恋するオバサンを愛くるしく演じていて素晴らしい。
そして、彼女のコメディエンヌのスキルがいかんなく発揮されていて、坂元裕二の脚本は彼女を当て書きしたもののように感じた。
過去のテレビドラマで坂元裕二と松たか子の親和性は立証済みなのだから。
何度も同じ時間を繰り返す構成は、似たような映画が無かったわけではないが、二度目の恋愛を盛り上げていくために積み上げていくエピソードに小技が効いていて、演出のテンポもよくて面白い。
分っかんないかなぁ〜
この人は教授の娘なんかに興味はないの!
おばさんのことが好きなんだよ!
…あそこであの人物に言わせるか、というアッパレな脚本。
この物語が見事なのは、未来を知っている人間が逆転する仕掛けによって、メッセージを発していることだ。
倦怠期に至ると、こちらが努力したって相手の態度がああなんだから無駄…という意識に陥ってしまうが、それこそが元凶なのだとこの映画で思い知らされる。
かつて恋人だった相手が配偶者になって変わってしまったのではない。自分が変えてしまったのだと、省みなければならない。
こちらが愛情を注ぎ続ければ、相手を冷めさせないでいられる…そんなメッセージがこの映画にはある。
恋愛状態を維持されているご夫婦はご一緒に、倦怠期をむかえられたご夫婦は別々に観賞されることをお勧めする。
奇跡の松たか子
想像してたより10倍は面白かったですね👍
疑似体験
ベテラン夫婦に見て欲しい
古女房に誘われて二人で見に行ったのですが、映画終わって、妻を抱きしめたい衝動に駆られる、そんなベテラン夫婦がキュンキュン来るような映画でした。
松たか子さんは、現在47歳だそうですね。写真ではそれなりの年齢を重ね、普通に飾らないおばさんの役もできる。元々の本人も飾らない性格なのだろう。その松たか子の相手役が、現在29歳、アイドルグループSixTONESの松村北斗。この松村北斗が18歳年上の松たか子に惚れてしまうのだが、画面を通して「これは惚れるよなぁ」と思えるほど47歳の松たか子はとてもかわいい。 やはり恋愛映画の「要」は、見ている人も「惚れてしまう」ほどの共感が得られなければ失敗するな。
最近では「海の沈黙」では、本木の役が小泉今日子さんへの長年の愛を絵に込める話だけれど、その「長年の愛」の部分が共感するところまで行かなかった。映画の小泉今日子さんが、そこまで魅力的に見えなかったのが、残念な映画でした。
脱線しましたが、この映画、松たか子がタイムリープして、まだ旦那が生きている若い頃に戻って旦那を助けようとする話で、こういう設定は、目にタコができるくらい陳腐な設定だと思っていたのですが、この映画はひと味もふた味も違う。もっとも重要な事は、そうした事を通して冷め切った夫婦の関係をもう一度取り戻して行く様子が、すでに、すっかりオッサン化とオバハン化している我々にでも、キュンキュンした気持ちに戻してくれるのでした。
それにしても、CG技術はすごいわ。20代の松たか子は、昔の松たか子そのまんま!逆に松村北斗の40代は、落ち着きもあるし中年男のめんどくさい雰囲気も出ていて、時代の違いをちゃんと感じられる技術も素晴らしいものでした。
いや、期待してなかったけど、めっちゃ面白かったです。 たぶん、また見る。
今の幸せを改めて確認して大事にしていきたいと思えた作品
あの頃は良かったな…とか戻りたいな…なんて思うことは誰しもあると思うけど、ただ懐古して終わるんじゃなくて今の自分や周りにも認識できていない幸せがあるんじゃないか、と思わせてくれる作品です。
出会えて本当に良かったです!
松さん流石ですね おもしろかったです
歳の差、ラブストーリー、個人的には・・・
カケルさんは、15年後のカンナさんと1stキスをして充実した15年を生きた(活きた)んじゃないかな。
人はエンディングが決まっていれば每日悔いなく生きられるから、カンナさんを気づかって15年生きたと思います。
カンナさんはそんな経緯も知らず、夫に愛情を感じながら素敵なセカンドラブを過ごせた。これも15年後のもうひとりのカンナさんのお陰ですね。
最近、皆、80歳、90歳生きると勘違いしてる節がありますが、人はいつどうなるかわからないのだから、夫婦だけじゃなく、友人、自分の周りにある縁を大切にしないといけないなと感じました。
それにしても、カンナさん、15年前の自分に事情を説明できれば、カケルさん死なずに済んだのに、そうできないところが、これまたむずいわな。まあ、映画だから 笑
ただ、やっぱり、松さんと松村くんの歳の差(実際は18歳)を画面からは感じざるを得ない。
魔法にかかりました
終映後、映画館の外は眩しい太陽と見慣れている横浜みなとみらいの景色なのに、
いつもより色鮮やかに見えた。
風はあるが感動で暖まった身体には寒くはない。
僕は愛する者が待つ帰途を急ぐ。
すっかり、映画「ファーストキス 1ST KISS」の魔法にかかった観客の一人である。
(まあ僕を感動させるのは案外チョロい、が。)
脚本・坂元裕二さん、主演・松村北斗さんの新作なので、
どうしても観たかった。
退屈する隙のない脚本。
(今作は女性観客、満足するのではないだろうか、と思えるほどの終盤ですね。)
松村北斗さんの声や演技(仕草)はどの作品も素敵ですが
本作も納得しかないほど素敵でした。
素直に、この映画に酔っていたい。
(淋しさの正体)を語る手紙も類型的ではあるが、いい。
その気持でいっぱいである。
あんなグウタラな女
(トースト食べるのに皿1枚用意しないデキない、男物の靴下を平気で履ける、離婚届にコーヒーの染みを付ける等)に、
どうして男が(いくら自分を助けるべく何回もタイムリープしたとはいえ)
従順に折れるんだ?と
苛立つ気持も横に置きましょう。
感動しました!
やり直したい人だらけなのか?
ビックリするくらいつまらなかった。
この監督は映画を撮らない方がよいのでは。「コーヒーが冷めないうちに」「私のしあわせな結婚」「ラストマイル」と、脚本のいい加減さをほったらかしにして罪作りだ。テレビの連続ドラマの宿痾か、見る側の生理に合わせてその場凌ぎに感情を揺さぶる事には長けているが、約二時間の映画ではそれは破綻する。トータルを俯瞰で見れば、辻褄の合わない事への責任は放棄している。確かにテレビの「海に眠るダイヤモンド」はドラマの特性を生かして面白く魅惑的だった。しかし、映画になると、途端にあらが目立つ。脚本家の坂元氏も「花束みたいな恋をした」でも顕著だったが、その場限りの興味は引き付けるが、見終わった後は何も残らない。映像と編集の緩急を脚本が奪うのか、それともテレビ演出の手癖なのか、一本調子だ。ご都合主義の演出・脚本のアラは目をつぶるとしても、映画的なダイナミズムに欠ける寂しさを感じる。松たか子が熱演していただけに残念。
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