「正に、君たちはどう生きるか」ファーストキス 1ST KISS くまくまさんの映画レビュー(感想・評価)
正に、君たちはどう生きるか
すれ違って、嫌いなところばかりが見えて、離婚したけど、憎んだわけじゃないから救えるなら救いたい。そんな思いからタイムリープを繰り返すうちに、若い頃のカケルの良さを認識し直し、若い頃の好きだった気持ちを思い出すカンナ(松たか子)。もう一度恋に落ちたと言った方が良いかもしれないが、彼を救いたくて、ひどい言葉をかけて未来に帰る姿に涙。
そして、死を避けられないとしても、気が合うから好きだから、やっぱり結婚する、そう決めるカケル(松村北斗)の愛情深さ。変わった未来で愛情深く過ごした2人の尊い時間にまた涙。遺影がきっと変わってるんだろうな、と思っていたけど良い笑顔になっていて、正に、どう相手に接するか、どう生きるかで、こんなにも変わるのだなと実感。
恋愛はお互いの良いところを見つけて行き、結婚はお互いの嫌なマイナス面をぐりぐりつついていくものって、ちょっとわかる気もして笑っちゃったけど、そんな悲しく恐ろしいことを言わずに、思いやりと愛情を持って日々過ごしたいと思わせる映画です。
主演のお二人の演技力が素晴らしかったです。
それにしても、年取った松村北斗がふくよかになってるのは、綿詰めたりでできるんでしょうが、若い時の松たか子は?!どうなってるの? 若い時の姿が若干の加工で、44歳が老けメイク?? そこも知りたいですw
くまくまさま
共感とコメント、ありがとうございました。大切なことを伝えそびれていました😌
試写で駈44才の声を聞いた松村北斗さんが、塚原監督に音声の編集について質問したら、声の加工は一切していないので松村北斗さんの演技です、という答えでした😆
一言に込めた気持ちを、相手の顔を見て伝える大切さを、教えてくれる映画でした。ほっくん、来年も続けて映画賞取りそうですね😉
>正に、どう相手に接するか、どう生きるかで、こんなにも変わるのだなと実感。
仰る通りだと思います。人生って、結果でなく、どう生きたかというプロセスが大切だと本作を観て感じました。
日々の夫婦関係を含めた人間関係の在り方をどうするのかで人生は変わると思います。
くまくまさま、初めまして😊
松たか子さん47才、松村北斗さん29才。15年前のカンナと15年後のカケルは、CG+VFXの映像です。
リアル松たか子さん生身のまま撮影して、キムタクと共演したドラマの映像をデジタル編集するメイキングを見て驚きました。
『ゴジラ-1.0』のプロデューサーなので、電車事故やロープウェイなどのシーンも納得でした。
※同じ疑問のコメントが時々あって、見かけると同じコメントをしてるので、皆さんに伝える良い方法はないでしょうか…😅