「フィクションでもありノンフィクションでもあり。安易に田舎暮らしを考える人への警鐘。」嗤う蟲 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
フィクションでもありノンフィクションでもあり。安易に田舎暮らしを考える人への警鐘。
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「~ら」「~だら」の方言は自分の田舎と一緒だし(富士山の周辺ですね)、色々身につまされる作品でした。
行事とか寄り合いとか村の付き合いが第一で、さもないと村八分にされるというのはまんざらノンフィクションです。
子どもの誕生を皆で祝うのも、現実に私のところでも初節句や七五三を集まって祝うという習慣がありますが、あれは今作で描かれているような「村の跡取り」を歓迎して祝う習わしと同じだったのかなと考えてしまいました。
大麻のくだりはフィクションだとしても、都会の人には理解できないであろう「変なところ」は実際にあります。
作品として面白かったです。
さすがは城定監督、印象に残る作品でした。
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