エルダリー　覚醒のレビュー・感想・評価

一部、グロ注意！(ポスターになっている部分)

宇宙からの何かを老人たちだけが受信して、徐々に準備を進めていく→祖母(主人公の母)だけは「聞きたくない」と拒否して自死を選んだ様子

気温が上がっていたのは気候変動？それとも宇宙からの来訪者が近づいていた影響？
人間を使って人間の数を減らす→来訪者が住みやすくする→老人を使ったのは、寿命が短いからそのうち先に息絶えるから？弱い存在だから来訪者達にとって脅威ではないため？
(もしかしたらこの辺り劇中で説明されていたかもですが、片手間で観てしまったため分かっていない)

年老いた親との介護や同居の問題を描いているんだろうとも思いました。
新しい妻の激しさが凄かった。スペインの女性は強い(?)ですね…

ラストはオラァ！どうだ！って感じの終わり方で、真剣に観てた人は怒りそうだけれど、個人的には笑ってしまいました。

眠れない夜のお供に…前からなんとなく気になっていたのでB級感ぷんぷんしていたが見てみた。
うわあ…理不尽すぎるし、前提の話がなにもないので唐突感半端ないやん。なんでこうなんねん😣息子呑気すぎるしな。妻妊娠中で精神不安定なお父さん(義理)同居ってそりゃあ悪いけど嫌やろ…挙げ句の果てに仲良くご飯食べてたらいきなり明日殺す！とまさかの宣言。私が妻の立場なら追い出すより自分が出ていくなあなんて思いながら見ていた。
題材はいいのに、なーんか全てが説明不足で勿体無い。

序盤中盤は冗長、だが不穏はフリなのでそれはいいとしてオチも普通に読める範疇。オチが読める読めない以前の問題のような気もするが、なんせ思わせぶりなだけで核心には何も迫らずに文字通り「世界の終わり」とは……これは一本取られましたわ！

原題は"年寄り"。出演者の平均年齢が異様に高い作品。最初から一貫して、暑苦しさと気持ち悪さが蔓延している。そして、気温はどんどん高くなる(今年もヨーロッパは暑いらしいが映画では50度を越す)。途中までは不気味なホラー、途中からは訳が分からないSFタッチの映画に変わる。マリオがとにかくポンコツ。彼の態度には同じ男としてイライラした。

ラスト15分までを膨らませ間違えた、
のか、カーペンターの『光る眼』老人版や
『Xエックス』みたいなモノを撮りたかったのか。
ほら2人の監督の前作は『ヒドゥン』みたいだったし。
撮影（照明）は正直すきである。

粗相をした老人男性に妊婦が服を脱がせ水のシャワーを浴びさせる。
冷たいと男性は言うのに文句で返し温度の調節をしない。
このシーンは怖い。
こうやって介護現場は事故を招く。
（日本も介護現場での事故が多いですから。）
介護ができない人は無理をしてしないほうがいい。
ほら、こうなってしまうから。
（特に男性老人は腕力あるから、気をつけてください。）

舞台はスペインのマドリード､記録的な猛暑に老人たちが暴れ出すというホラー。

観る前は､猛暑と老人でホラー？と思ったけど､けっこう良かった。

面白かったのは､日付がテロップで表示されるように気温が表示されること(笑)

話が進んでいくことに､どんどん上がってくのね(笑)

最後は…そうきましたか(笑)

カルト映画っぽいです。

熱心なホラーファンは､こうゆうの好きでしょ(笑)

アニャ・テイラー＝ジョイ似のパウラ・ガジェゴが気になりました(笑)

記録的な猛暑に襲われたスペインで老人たちが奇行を繰り返す様になる話。

ある日突然アパートのバルコニーから婆ちゃんが飛び降りて亡くなって、残された爺ちゃんに一緒に暮らそうと投げかけて始まって行くけれど…ダンナはちょっとアッフォだし嫁さんなかなかですね。
そして娘は最初こそなかなかパンチがきいた印象だったけれど実は老人に優い!?そしてデカいw

爺ちゃんをはじめ老人たちの言動は確かに変だけれど、最初の婆ちゃんのインパクトからしたらさざ波がずっと続く感じでタラタラタラタラ…爺ちゃんもそんなこと言ってるなら帰れば良いのに。

終盤は、結構早い段階でもしかして…？と頭を過ったヤツに向かって一直線だけれど、なんでどうしてどうやってのオンパレードだし、なにそのお目溢し。
そもそも。わかっているならちゃんと事前に説明すれば良いのに。

それ系のオチは苦手なヤツだし個人的に全然ハマらなかった。

気候変動が招く気温の上昇に伴い、熱中症による水分不足が招く幻覚や幻聴が聞こえるとやがて暑さに耐えられず自制心を失った高齢の方々による
暴走がはじまるストーリーかなと思い、ラストはどう締めるかが気になったがいやまさかの展開。

ありえなくもないΣ(・∀・；)

そうくるかという印象。

家族の抱える葛藤だったり、出産を控える後妻のレナが義父のマヌエルに良い印象持たないのも理解はできるんだけどね。

息子であるマリオと孫娘のナイアは肉親でもあるマヌエルを庇いたい。気持ちはわかる。ナシアがボーイフレンドのホタに協力を依頼してマヌエルを老人ホームに預けようとしたいレナの狙いを阻止して家から抜け出してあげるも、自身の身体にラジオの機器をめり込んでいたら病気の症状と云うには無理が有る。

やはり、手の施しようがない何かが起きている。怪奇現象で締めくくるのかなと思いきや伏線は勿論回収してエンドだが、老人が暴徒化した事の顛末やら異常気象の原因がUFOとは…。

聞こえていた幻聴や幻覚は宇宙人？

ロサの身投げも、幻覚を引き起こす要因が環境問題ではなく、宇宙人のせいだというなら、現実問題とはかけ離れたような気がしてそこは予算の都合上組めなかったのか、雷があちこちで火災を起こしていち世界は滅ぶエンドのほうが個人的にはよかった気がするんだよなあ。

なんかこう、すごく勿体無い気がする。明言はされてないし、仄めかすにしてもぼんやり過ぎる。嫌な感じの積み上げ方とかは嫌でいい。でも終盤はもっと振り切ってくれてもよかったのに。ちょいちょいたじろぐシーンはあるけど。

エエッ、そんな終わり？！

孫役のパウラ・ガジェゴさんはちょっとよかった。

そこまでがちょっと辛い
別に怖いわけでもない不穏なシーンがひたすらに続くだけ

まぁあらすじ的に物語の核心部分が明示されはしないとは思ってたけど

それならラスト20分くらいの盛り上がりを序盤に持ってきて不条理ホラーとして突き抜けて欲しかったな

ザ・チャイルド的な不条理ホラーを期待してただけにちょっと残念

ラストに一応明かされる核心的部分も賛否別れそう

光る目的な…